1年前の5月5日、この国のすべての原発が停止した。 その翌日、原発ゼロを祝う「祝賀パレード」が開催されたことはこの連載の228回で書かせて頂いた通りだ。 しかし、その後原発は再稼働され、自民党が政権を握り、「アベノミクス」という言葉にうっかり期待する人が続出する中、日本はトルコへの原発輸出に乗り出そうとしている。 一方、ジュネーブで開かれたNPTの準備委員会で、核兵器の非人道性についての声明に日本は署名せず、そしてここ最近は、96条の改正を巡って「憲法」論議が今までにないほどの、ある種の「盛り上がり」を見せている。 こんな動きを見ていて思うのは、1年前とはこの国の空気が随分変わっているということだ。 「アベノミクスに水を差すな」というような空気とでも言おうか。その空気は「経済のためならやっぱり原発は必要だよね」という雰囲気も作り出している気がして仕方ない。 なんとなく、「景気への期待感」の
「日本が戦前思想から解放されて戦前思想勢力を政治の世界から退場させて名実ともに人権思想にもとづいた民主社会として生まれ変わるには」←やっぱ天皇制廃止と靖国神社解体しかないでしょ!いや真面目に、そこを踏み絵にすれば安倍っちもビビっておいそれと動けなくなるw 安部晋三のような戦前思想勢力は、二昔前位までは少数でした。 自民党の中にも彼が心酔いしている母方の祖父でA級戦犯だった岸信介のような戦前思想勢力もいましたが、あくまでも自民党岸派といった一つの派閥、中には石橋湛山、三木武夫、河野洋平といった保守系ながらすぐれた自由主義者もいたのですが、自由主義者、リベラルといった人がいなくなり、総岸派化、総極右化してしまいました。 国会の政治勢力も、かっては自民党の一部にしかいなかった戦前思想勢力が、現在では、総極右化した自民、それとほとんど同一の維新、みんな、民主の一部というように戦前思想勢力が大半にな
都市ガスで発電し、お湯も得られるエネファーム。この考え方を最大限に拡張すると、排気ガスから発電するオートバイや自動車用の発電機になる。排気ガス中にわずかに残っている燃料を取り込み、燃料電池で発電する。さらに排気ガスと燃料電池の熱自体から電力を得るという発想だ。 自動車やオートバイでは燃費向上が強く求められている。ガソリン車ではエンジンの改良や車体の軽量化などが燃費向上技術の主流だ。 静岡県の自動車部品メーカーであるアツミテックの手法は異なる。エンジンの排ガスから電気エネルギーを取り出し、補助電源として利用するというものだ。自動車やオートバイではエンジンに専用の発電機(オルタネーター)を接続し、鉛蓄電池に充電、ライトなど車内のさまざまな機器が利用している。つまり、ガソリンが発電のために「無駄」になっており、その分だけ燃費が落ちている。排ガス発電はこのオルタネーターの代わりに役立つ。 同社が試
WEBシステム開発の「悟空」 HOME 会社案内 企業理念 事業内容 お問い合わせ ECシステム開発 アパレルECショップ運営 Copyright 株式会社「悟空」 all rights reserved.
4月30日、全国の自治体に先がけて世田谷区の新年度の待機児数「884人」を発表した。同時に、来春までに1500人規模の定員増を行うという緊急対策も発表したが、保育待機児問題で議論が高まっている。連休をはさんで書いたコラムの前半を転載する。「全国の保育所の待機児童をゼロにする」 「待機児ゼロへ 定員増だけでは・・・・」 安倍晋三首相は19日、保育所の定員を2017年度までに40万人増やす「待機児童解消加速化プラン」を打ち出しました。認可外保育所への多様な支援や保育士の処遇改善などについては評価したいと思います。 昨年12月下旬、私はある数字を見て、大変なことになったと感じました。 <認可保育所申込者 4986人> 4429人だった前年に比べて、一気に550人も増加していたのです。 世田谷区では昨年、待機児童が786人と、過去最多を記録しました。深刻な状況を受けて、160人分の定員増をはかり、
1982年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ノンフィクション作家。一部上場企業勤務を経て、ラ・フェミテ事務所にて本格的な作家活動を始め、2012年からラ・フェミニテ代表を務める。主な雑誌は「女性誌研究と現代社会」(第一号~第三号まで)国際性ある文学や芸術性を評価し、女性性を意識した文化活動をしている。著書に『六本木発グローバル恋愛』(洋泉社)『ハーフはなぜ才能を発揮するのか―多文化多人種ニッポンの未来』(PHP研究所) 等。2010年にアメリカの出版社と契約。グローバルな作家活動を展開。主な英語書籍は『Tokyo: Departing for Global Love』と『New Rising Sun: The Future of Multicultural Japan』。AppleのeBook storeでiPhone, iPad, iPad touchやKindleよりダウンロード
「朴(瑾恵)は、1961年に軍事クーデターで権力を握り1979年まで韓国を支配した朴正煕の娘だ」 米議会調査局(CRS)が4月26日に発表した「米韓関係」と題する39ページの報告書の一節(2ページ)だ。行政府のそれとは異なって、韓国に対する米国の懸念を率直に書いている。筆者はアジアや核不拡散、通商の専門家5人(注1)。 (注1)「米韓関係」報告書はこちら。 この報告書ではっきりと、あるいはさりげなく表明された韓国に対する米国の懸念は、大きく分けて以下の3つだ。 韓国も核兵器を持ちたいのか 【1】北の核より南北を優先? 朴瑾恵大統領は一種の対北融和策である「朝鮮半島信頼醸成プロセス」を公約に掲げ当選した。しかし、就任直前の2013年2月に北朝鮮が核実験を実施。成功した可能性が高いというのに、朴瑾恵政権はそれを降ろしていない。米国の疑念はそこから生まれている。報告書は「米国の一番の関心事である
リフレーションを否定するデマが手を変え品を変え登場しますが、この2、3日よく見聞きするのが「インタゲはトリクルダウンだ」というものです。 反リフレのBLOGOS、反安倍晋三のブログ、社民党などからこのデマが発せられています。 トリクルダウンなどという特殊な用語がほいほい出てくるのを見ていると、やはり誰かが意図的にこのデマを吹き込み、撒き散らし、と活動しているようです。 この言葉はよほど経済に関心がなければ知らないはずで、普段はイデオロギー的なことにしか興味を持たない人が知っているということが不自然極まりないと思います。 きまぐれな日々 このブログは反安倍晋三・反橋下徹で知られているブログで、この筆者がどんなイデオロギーの持ち主かなどはどうでも良いことなので、これまでどんなおかしな非難を安倍氏に浴びせていたとしても、それは個人の感じ方の自由なのでスルーしてきたわけですが、「坊主憎けりゃ袈裟ま
十分に推敲できていませんが、これはちょっと一言言わせてもらいたい。 本5月8日付けの朝日新聞オピニオン欄に神戸女学院大学の内田樹名誉教授が「(寄稿 政治を話そう)壊れゆく日本という国」と題する寄稿をしている。内田氏の文章は嫌いではないが、この寄稿についてだけは、一言言いたい。 グローバリゼーションへの評価が一方的すぎる 貿易や投資の障壁を多角的に削減する自由貿易の取り組みが世界経済を成長させてきたことは事実である。その障壁の除去、冷戦の終結に伴う国際貿易投資参加国の拡大、製造業、輸送、通信、金融面の技術革新などがグローバリゼーションの現象を生んだ。そのおかげで、世界中の途上国で何億人もが貧困や病気、無就学といった悲惨から解放されている「正の側面」はいっさい評価されないのだろうか? 或いは、内田氏はグローバリゼーションというより、その根底にある自由貿易や市場経済原理を信じられないのかもしれな
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く