風疹の流行が止まらないなか、東京で、新たに1人の赤ちゃんが、母親が妊娠中に風疹に感染したことで目や心臓などに障害が出る「先天性風疹症候群」と診断されました。去年からの流行で、風疹によって障害が出た赤ちゃんは、東京では3人目で、全国では合わせて12人となりました。 風疹は妊娠中の女性が感染すると、赤ちゃんに障害が出る「先天性風疹症候群」になるおそれがあり、日本では去年の春以降、流行が広がり続けています。 東京都によりますと、先週、新たに1人の赤ちゃんが「先天性風疹症候群」と診断されたと、都内の医療機関から報告があったということです。 去年から続く流行で、「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんは、都内では3人目、全国では12人目です。 風疹の流行は首都圏や関西を中心に全国に広がっていて、ことしに入ってからの患者の数は今月16日の時点で1万822人となっています。 風疹について多くの妊婦の相談