■PCMとDSD、情報量が多いのは? 「ハイレゾとは?」の技術的な説明として基本的なものは、 ●記録できる周波数帯域(音の高さの上限)を決めるサンプリング周波数 ●記録できるダイナミクス(音の大小の幅や解像度)を決める量子化ビット数 ●そのサンプリング周波数と量子化ビット数がCDのそれを上回るのがハイレゾ …というものだ。しかしこの説明は「PCM」方式でアナログ音声信号をデジタルデータに変換、またはその逆に再生する際の話。今回の主役「DSD」では話が違う。 DSDでは「bit」の方は1bit固定。スペックの違いとしては「Hz」のバリエーションとなるが、そちらは2.8MHz/5.6MHz/11.2MHzといったところがよく見かけられる。単位を揃えると ●PCM 96kHz=96000Hz ●DSD 2.8MHz=2800000Hz という感じだ。ここだけ見れば、PCM 96kHzよりもDSD
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