この手の議論は、軍事方面の話題に強い方なら、もうしつくされた議論なのかもしれないけど、僕の知り合いにはそういう分野に強い人がいないので話題に挙げようと思う。 先日、防衛省の平成22年度予算の概算要求に22DDHという「ヘリ空母」が含まれている、という話を書いた(リンクはこちら)。これはすでに海上自衛隊が持っているヘリ空母16DDH「ひゅうが」よりもさらに大きいサイズのものだ。 しかし、その後、もうちょっと調べると、22DDHのことをヘリコプターを運用する「ヘリ空母」と表現するのは間違いのようで、どうやら固定翼の戦闘機そのものを運用できる「軽空母」「多目的空母」と呼ぶ方が実態に近いようだ。 防衛省は構想を持っている 軍事ジャーナリスト・清谷信一氏のブログ「清谷防衛経済研究所」の記事によると「昨年の横浜航空宇宙展で海自の海上自衛隊幕僚監部防衛部の装備体系課長、内嶋修1等海佐(当時)は講演で将来