ChatGPTをはじめとする生成AI(人工知能)に関するニュースが連日のように報じられ、世の中は「ChatGPT祭り」の様相を呈している。 アンダーグラウンドも例外ではない。盗んだ個人情報や違法なツールなどを売買しているダークウェブの闇市場(アンダーグラウンドマーケット)では、ChatGPT関連商品が人気だという。 セキュリティー企業のイスラエルCheck Point Software Technologies(チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ)は2023年4月中旬、その模様を報告した。同社のリポートを基に、攻撃者たちのChatGPT祭りをのぞいてみよう。 ChatGPT Plusアカウントの出品が増加中 登場以来、ChatGPTはマルウエアの作成や詐欺メールの文面づくりといったサイバー攻撃への悪用が懸念されている。 ChatGPTには、悪質なプロンプト(命令)には応じない