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ブックマーク / newsweekjapan.jp (15)

  • フェースブックに潜む危険な罠

    毎日数千万人がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェースブックにアクセスし、仮想の農場を経営する「ファームビル」のようなくだらないゲームに時間を費やしている。しかし気を付けてほしい。最近こうしたゲームを楽しむ人々が、意図せず商品やサービスを購入させられ、法外な料金を請求されるケースが急増している。 被害者はこうした詐欺に「偶然」引っ掛かるのではない。フェースブック用のゲーム開発業者は広告から巨額の収入を得ているが、その一部が詐欺師に利用されているのだ。 シリコンバレーの人気ブログ「テッククランチ」の筆者マイケル・アリントンは最近、フェースブックが詐欺師から儲けの分け前をもらい、その詐欺を黙認していると主張して騒ぎを起こした。「最終的に悪いのはフェースブックだ」と、アリントンは言う。 フェースブックはアリントンの指摘を否定している。広報担当のデービッド・スウェーンは、同社は詐

  • 斬新でおバカなiPadグッズに注目!

    厚切りベーコンから生理用品、ジップロックまで、さまざまな着想から生まれた奇妙な関連グッズが続々と登場している 話題のIT商品が登場するたびに、奇妙な関連グッズが続々と現れるのはお約束。こうした商品にはダテめがね的な「かっこよさ」がある。でもやっぱり、とても奇妙で少し笑えるものばかりだ。 最近こうしたグッズの標的になっているのが、ほかならぬアップルのタブレット型携帯端末iPadだ。もちろん、ちゃんと役に立つ素晴らしいグッズもある。こことここでは、そうした商品のリストが見られる。 iPadの話題性を考えれば、おかしな関連グッズが登場しても不思議ではない(なにしろアップルは時価総額で世界トップのIT企業になったのだから)。しかし、ベーコンや女性用生理用品を思わせる商品はやりすぎだろう。そんな商品があるなんて信じられない? ではここで、奇妙なiPad関連グッズの中でもずば抜けた6つの商品を紹介しよ

    zakshin
    zakshin 2010/06/14
  • グーグル「中国撤退」の不可解な論理

    グーグル中国でのサイバー攻撃などを理由に撤退をちらつかせているが、これは誤った理由に基づく誤った行動ではないか テクノロジー系ブログ世論の大勢と違って、私はインターネット検索最大手のグーグル中国政府に突きつけた「最後通牒」にあまり感心していない(グーグルは1月12日、検閲なしでの検索サービスが認められなければ中国から完全撤退する意向を示した)。 もちろん、どんな企業だって過ちを犯す。グーグルの経営陣は、検閲を受け入れて中国に進出するという自分たちの決断が大失策だったことに気づいたのかもしれない。過去の過ちを正す権利は彼らにもある。 だが、理由として「中国の人権活動家のGメール(グーグルの電子メールサービス)のアカウントに対するサイバー攻撃」というメロドラマ的な言い訳を掲げるのはいかがなものか。 自分たちは中国政府を信頼していたとでも言いたいのだろうが、そんな話は説得力に欠ける。実際に被

  • アップルのいつか来た道

    私が新米のテクノロジー担当記者だった頃、業界の最先端を走っていたのはミニコンピューターに取って代わろうとしていたデスクトップパソコンだった。今日、注目はスマートフォンと呼ばれる携帯情報端末に集まっている。その新しい市場の動きを見ていると、往年の名作を若手俳優でリメークした映画を見ているようだ。 デスクトップの黎明期と同じように、端末はどんどん小型化している。基盤となる技術が急速に進化している点も同じだ。ハードウエアメーカーはどのインターフェースが利用者に支持されるか模索を続け、ソフトウエアメーカーは端末の新しい使い方を次々と提案している。そして最先端の技術革新が市場をリードする企業を脅かすことで、業界地図が塗り替えられようとしている。 特に私が既視感を覚えるのは、アップルの対応だ。1984年、アップルは初代マッキントッシュを発売。視覚的に操作できる「グラフィックインターフェース」を採用した

  • 貧困層が引っ張るインド経済

    「後進国」の強み 経済の柱の1つの農業は今年も堅調で、農村の消費需要も拡大しそう Ajay Verma-Reuters 世界経済の09年の見通しがほぼ真っ暗ななか、数少ない希望の光がインドだ。インド経済の今年の成長率は5~6%で、90年代の年平均成長率を上回りそうだ。 確かに株価は暴落して失業者は急増、住宅価格も一部ではアメリカのマイアミビーチ並みに下落している。1月7日には、IT大手サティヤム・コンピュータ・サービスが利益の水増しを行っていたことまで明らかになった。 それでも、国全体が脱線するほどではない。インドが誇る意外な牽引役、貧困層のおかげだ。近年の所得増加の結果、生活必需品や基的サービスに対する巨大な需要を生み出している。 彼らは、最低生活水準よりは上の暮らしをしているが、現代の消費社会の仲間入りをするほど豊かではない中流予備軍。その台頭自体は新しい話ではないが、今回の危機では

  • 大失業時代でも「週4時間で稼げる」か

    バブルで皆が働き過ぎだった時代に「週4時間労働の勧め」を説いてウケた著者に聞く、今どき絶対ありえなそうな短時間労働の実現法 失業率が2桁で高止まりし、およそ1500万人のアメリカ人が職を失うなか、雇用の安定は最も関心を集めている問題の一つ。この経済状況下で、労働者にはこれまでになく起業能力と働き方の工夫が求められている。 07年の著作『なぜ、週4時間働くだけでお金持ちになれるのか?』(邦訳・青志社)を拡大、アップデートした09年版を出版した起業家で作家のティモシー・フェリスは、そう話す。著作の中で、フェリスは読者にこう勧める。電子メールのチェックは週1回に。会議は避け、電話はやめ、できるかぎり自宅で仕事をすること。この断固とした時間管理術によって、旅行趣味を楽しむ時間がつくれる。 07年に出版された彼の著作はベストセラーになった。会社の歯車にならず、より良いワークライフバランスを考えよう

  • ブラ「チラ見せ」啓発運動の効果は?

    1月7日の夜、私は自分の着けているブラの色をインターネットで公表した。いつもならそんなことはしないが、一応、表向きは正当な理由があったので。 7日午後4時ごろ、私はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェースブックで、友人がステータスに奇妙な書き込みをしたのを見つけた。ジャーナリストから弁護士に転身した友人で、普段は聡明でわかりやすくしっかりした文章を書く人だ。その友人の投稿は「ローズとラベンダーのペイズリー」。 はあ? その後7時間というもの、私のページのステータス更新情報はさまざまな色で埋まっていった。ピンクにベージュ、そして黒......。 私は気付いた。これはブラの色だ。それから友人の書き込みを見てちょっと笑ってしまった。「着けてない」とか「ピンク」(この友人は男性)とか「収穫の黄金色」(これも男性)とか。 そして、私がしなかったことといえば? 乳癌について考えること

    ブラ「チラ見せ」啓発運動の効果は?
  • イギリス人処刑を強行した中国の論理

    法と秩序 シャイフの死刑は犯罪に対する中国の強い姿勢を示すものだ(写真は、盗みで捕まり通りで手錠をかけられた男。08年、四川省青川県) Nir Elias-Reuters 多くの人が忘れてしまっているが、中国政府の独裁的なリーダーたちは、国の統治を国民から任されている。中国の安全と力と繁栄を保っていれば、国民も反発を控え、政府による抑圧にも耐えるだろう。しかしそうできなければ、今のイランのような混乱に陥る。 そう考えれば、09年12月29日に中国で執行されたイギリス人の死刑は、報道で指摘されるような外交上の失態ではなく、国内政治における英断だったことがわかる。死刑になったのは、パキスタン系イギリス人のアクマル・シャイフ。07年に3.6キロ以上のヘロインを中国へ持ち込んだ罪に問われ、死刑判決を受けた。 中国の司法当局がとりわけ脆弱に見える事件が頻発していただけに、この一件は彼らが多少なりとも

  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    Picture Powerニューズウィーク日版オフィシャルサイトはNewsweekの米国版と国際版からの翻訳記事と日オリジナル記事編集されるニューズウィーク日誌の内容とサイトオリジナルのコンテンツを毎週お届けしています。

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  • 東京のガーデニング文化を世界に誇れ

    今週のコラムニスト:ジャレド・ブレイタマン 08年に仕事で初めて東京を訪れたとき、驚くと同時に感心させられたのは、この都市が実に人間的で、人と植物が共生する通りが活気に満ちあふれているということだ。 多くの外国人と同じく私が東京に抱いていたイメージは、冷たく立ち並ぶ高層ビルと、渋谷のスクランブル交差点の雑踏、輝く広告のネオンだった。つまり、自然から完全に隔離された都市を想像していたわけだ。 私自身これまでずっとガーデニングには深い愛情を注いできたが、東京の住民たちの植物を育てる情熱と創意工夫には今も驚かされる。そして、人間と建物がひしめき合う大都会で人と人を結び付けるコミュニティーが存在するという点にも。 ある日、初心者向けの陶芸教室を訪れた後、狭い歩道のアスファルトの割れ目から美しいパンジーが生えているのを見つけた。 東京ではほんの小さなスペースにも住民が気を配り、「緑の息吹」が宿ってい

    東京のガーデニング文化を世界に誇れ
  • 乗客を丸裸にする全身スキャナー

    まるでストリップ 隠した拳銃がなければ局部丸見え?のデモ映像 Joe Skipper-Reuters クリスマスに起きた米機爆破テロ未遂事件はなぜ防げなかったのか。金属探知機やX線手荷物検査など従来の検査装置の不備が露呈するなか、注目を集めているのが新型の全身スキャナーだ。 乗客がブースに入ると衣服の下まで透視できるこの装置は、爆発物や麻薬、セラミック製の武器を検出でき、今回下着の中に隠して持ち込まれた高性能爆薬も発見できただろうとされている。アメリカでは07年に試験的に取り入れて以来、現在は19空港が導入。やベルトを脱ぐ手間が省け、数秒で検査が終わるという利点もある。 一方で、検査で得られる3D画像は性器の形や豊胸手術の有無まで映し出すため、プライバシー侵害との批判もある。米議会下院は昨年、全身スキャナーを乗客検査の主要な手段として用いることを禁じ、乗客が従来型の検査を選ぶ権利を認める

  • おバカ巨乳女子大生の偏見にうんざり

    Hollywood, Stop Hazing Sorority Girls ピンクの服にブロンド、小麦色の肌、勉強は二の次……。映画に登場する「ソロリティー・ガール」など実在しない 9月11日に全米公開されたホラー映画『ソロリティー・ロウ』は、胸の谷間もあらわな若手女優がずらり。でも、ブルース・ウィリスとデミ・ムーアの娘ルーマー・ウィリスや、『ヒルズ』のオードリーナ・パトリッジ以外は誰が誰だかほとんど分からない。 しかし誰でも知っている重要な脇役がいる。豊胸パッドだ。「私はAカップだから、パッドを入れてBカップのブラを着ける。これでDカップみたいになる」と、出演者の1人ブリアナ・エビガンは語る。「R指定(17歳未満は保護者同伴)の映画だから、映画会社も肌の露出を欲しがる」と、スチュワート・ヘンドラー監督は語っている。「『女の子の胸を出せ』という圧力がかかった」 別に驚きはしない。彼女たちは

    おバカ巨乳女子大生の偏見にうんざり
  • 小沢スキャンダルが民主党を救う?

    闇将軍の命運 6月の参院選に向けて小沢は欠かせない存在だが、鳩山政権の支持率を低下させる可能性も高い Toru Hanai-Reuters 誰がなんと言おうと、民主党の小沢一郎幹事長はしぶとさが取り柄だ。民主党が参議院第1党になって以来、2度も党代表を辞任すると表明(うち1回は党内の慰留を受け続投)。09年には選挙戦を取り仕切る代表代行として復活し、政権交代を果たした後は党幹事長に就任した。違法献金疑惑をめぐって自民党やメディアから非難を浴びる今も、小沢は幹事長の座に留まり、「血まみれ」かもしれないが動じる様子はない。 長きにわたる彼の政治生命はついに尽きるのか。鳩山政権がノーコメントの姿勢を崩さないことからも、事の重大性がうかがえる。民主党の指導者たちが小沢と同調して検察当局の動機に疑問を呈した昨年とは違って、今の鳩山政権は成り行きを見守っている状態だ。小沢は1月12日、自身の資金管理団

  • ハイチを救う陰の主役ブラジル

    世界中の国々がハイチにいる自国民を必死になって探しているが、今回の大地震でとりわけ痛みを感じているのはブラジルだ。ブラジルは地震が起きるずっと前からハイチに深くかかわってきた。国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)に最も多くの兵士を派遣し、その軍事部門を主導している。 だが地震によって少なくとも14人のブラジル兵が死亡、4人が行方不明になっている。ブラジルのマザー・テレサとも呼ばれる著名な医師ジルダ・アルンス・ニウマンも死亡した。 それでもブラジルはハイチ救援の最前線に立っている。状況を把握して復興戦略を練るためにジョビン国防相が現地入りしていることからも、同国がいかにこの災害を重視しているかが分かる。 ルラ大統領はオバマ米大統領らと連絡を取り合って救援活動の調整を進めている。ブラジル政府は軍用輸送機で支援物資を運んでおり、1500万ドルの援助も表明した。アモリン外相はMINUST

  • 政権交代でも思考停止の日本メディア | TOKYO EYE | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    今週のコラムニスト:レジス・アルノー トイレを修理してもらうために呼んだ業者にこんなことを言われたら、どうだろう。「うーん。ちょっと待ってください。セカンドオピニオンを聞かないと」。さらに悪いことに、医者にこう言われたら?「おかしな病気ですね。医者を呼んできます!」 8月30日の総選挙で民主党部に詰めていたとき、私の頭に浮かんだのはこんなバカげた光景だった。日のジャーナリスト5人に、次々と同じ質問をされたのだ。「政権交代をどう思いますか」 そういう疑問に答えるのが、ジャーナリストの役目ではないのか。そもそもそのために給料をもらっているのでは。その場に居合わせたイギリス人ジャーナリストが私に言った。「よくあんな質問に答えましたね。あんなものはジャーナリズムじゃない。日の記者はただ騒いでいるだけ。今夜、この国が根から変わったことを理解していない」 総選挙を境に日は根底から変わった──

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