ブックマーク / gurigura.hatenadiary.com (44)

  • ポジティブ・シンキング過剰社会を嘆く - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    前の前の記事からの続きのつもり。 なんでも(笑)と付ければいいという風潮を嘆く ネガティブな思考というのはネガティブな現実を引き寄せる。そのため、ライフハック系の記事の多くが、物事をポジティブに捉える生き方を推奨している。ライフハック記事のチェックに余念のないわたしも、当然のことながらつとめてポジティブ・シンキングを取り入れるように心がけていた。するとどうだろう、実際に驚くほど前向きな気分になることが多く、ライフハック記事をひとつ残らずチェックし続けてきた自分の生き方はやはり間違っていなかったと自信を深めたものだった。 ところが、しばらくポジティブ・シンキングを続けていると、ある時期から、これは物事をポジティブに捉える人間になれたというよりも、単なるおめでたい大馬鹿野郎になっているだけなのではないかという疑念が生じてきたのだ。 例えば、おろしたてのでお出かけしようと家を出た直後、玄関先で

    ポジティブ・シンキング過剰社会を嘆く - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/05/24
    やべえ。はてなハイクでしりとりやりたくなっちまった。
  • 武豊騎手3500勝達成問題に寄せて - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    さて競馬の武豊騎手が3500勝を達成された。このブログも競馬評論専門ブログと銘打っている以上、忙しさにかまけてこの偉業について一言も触れないというのは、現在の日の繁栄の礎となった名もなき多くの先人に対して失礼であるばかりか、これから産まれてくる新しい世代の人々に対しても無責任であろう。そういう思いから私も一言述べようと思う。 さて、私が最も懸念しているのは、競馬に馴染みのない人にとってこの3500勝達成という事実がどれくらい凄いことなのか充分に理解されていないのではないかという点である。一般に、充分な予備知識がなく充分な理解が難しく感じられた場合には、自分に馴染みのある分野に引き寄せて考えてみると良い。そこで老婆心ながら武騎手の偉業を競馬以外の分野で例えてみようと思う。 まず例えば野球ファンの方であれば、ダルビッシュ投手を思い出せば良いだろう。ダルビッシュ投手は確かに凄い。豪速球と多彩な

    武豊騎手3500勝達成問題に寄せて - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/05/21
    先日、元騎手の女性とお話する機会があり、その方は自らを馬女(まじょ)と名乗っていたというネタをここに提供しておきます。
  • なんでも(笑)と付ければいいという風潮を嘆く - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    もういい大人なのだから、たとえつらい現実があったとしてもそれを笑いに昇華するぐらいのことができなければという思い込みのせいだろうか。なにごともポジティブに捉える方がまわりの人から好まれるのではないかという打算もあったかもしれない。こんな場合に手っ取り早い手段が、文末にひたすら「(笑)」をつけるというやり方だ。一瞬ですべてを笑いに変える魔法のように思えた。 しかし、最近になって、どうやらそれにも限界があるのではないかと思うようになった。あまりにも無理やりに笑いに変えようとすると、ユーモアがあるというよりも、ただ単に頭がおかしくなったのではないかと勘ぐられてしまうのだ。 具体例を挙げてみよう。 先日、15年来家族同然の暮らしをしていた愛犬が車にはねられて死んでしまった。即死だった(笑) 笑う必要などないからただただ悲嘆にくれてほしいと思う例だ。 また、切ない短歌などもニュアンスががらりと変わっ

    なんでも(笑)と付ければいいという風潮を嘆く - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/05/21
    いまどきウチの会社は(有)がついていますが(笑)
  • 「新島ジョジョの奇妙な冒険がまったく始まりそうにないたった777個の理由」『八重の桜』第十九回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    タイトル意味不明。 1867(慶応3)年、慶喜(小泉孝太郎)は徳川家の存亡を賭け、大政奉還を決意する。徳川体制維持のため必死に戦ってきた会津藩士は納得いかないが、会津藩主松平容保は慶喜に従うというから仕方がねえ。 会津では八重が少年たちに鉄砲の指導をしているが、邪魔だからという理由で少年の前髪を切ってしまい、風吹ジュンに猛烈に怒られる。 1987年10月。慶喜は大政奉還を奏上する。岩倉は大久保利通にサイコロを振らせて「神武創業のはじめに戻す話。略して王政復古ぉぉぉ」などと奇声を発しノリノリであるがライオンのCMに遮られる。 大政奉還の知らせはCメールで会津の八重(綾瀬はるか)たちにも伝わるが、大政奉還と言われても今ひとつピンとこない八重。父から「幕府が政権を朝廷にお返ししたのだ」と説明されるが「では、今まではお借りしてたんだべか」と問い返す八重。朝廷と幕府の二元体制に対する風刺であろうか。

    「新島ジョジョの奇妙な冒険がまったく始まりそうにないたった777個の理由」『八重の桜』第十九回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/05/21
    タイガージェットシンで思い出すのは新宿伊勢丹前アントニオ猪木襲撃事件ですよね!
  • 「近代国家とは何か?」『八重の桜』第十八回レビュー改訂版 - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    前回のレビューの解釈の妥当性をめぐっていささか疑問が出てきた部分もあるので、全面的に改訂することにした。今回レビューする第十八回というのは五月五日放送分の「尚之助との旅」であります。 慶喜が将軍職に就いたことで国のあり方をめぐって佐幕派と倒幕派の対立が鮮明になる。ちなみに八重の桜では「なじょなる?」という言葉が頻発するが、あれを会津弁だと勘違いしてはいけない。あれは「national?」と言っているのだ。つまり、幕末から維新期を駆け抜けた人々が「近代国家とはなにか?」というアポリアを自らに問いかけているわけだ。ここが八重の桜の肝となっている。 さて、いきなり話が質的な部分に行ってしまって申し訳ない。とにかく、佐幕派と倒幕派の対立が鮮明になるなか、ど佐幕派の会津に危機が及ぶ可能性を察知した尚之助は自らの眼で会津の守りを確かめるべく藩周辺の視察に出る。1867年秋のことである。背炙山などを回

    「近代国家とは何か?」『八重の桜』第十八回レビュー改訂版 - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/05/15
    二本松少年隊はガチなんですね。ヒガシとかニッキとか(あーあと1人?)でてくるかとおもったら。
  • 「誰の子だ慶喜!」『八重の桜』第十八回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    さて第十八回まできました。ちなみに昨夜放送分は第十九回です。 今週も色々あったのですが、一気に最終シーンへ飛びます。 薩長を中心とする倒幕派が勢いづく中、慶喜と容保が今後の対応について話し合います。そして慶喜が「サンテ!」(なぜフラ語?なぜひとりで飲む?)と言いながらワインをぐびぐび飲み、カステラをムシャムシャべて、「政権を握っているから狙われるのだから政権を手放せばいいじゃない」という名言を放った直後でした。 ウぐえ、ゲゲゲゲゲゲーーげげーげえ 突然嘔吐する慶喜。徳川突発性嘔吐慶喜。 突然の出来事に動揺する容保が叫ぶ。 ま、まさか! 慶喜殿、妊娠中の飲酒はご法度であるぞ! 第十八回はここまで。次回どうなる。ソンジャーネ。

    「誰の子だ慶喜!」『八重の桜』第十八回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/05/13
    ソンジャーネをこのタイミングで投入するとは。
  • 「竹の子族よ永遠なれ」『八重の桜』第十三回レビュー  - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    前回の放送で会津・薩摩軍が長州軍を打ち破り、長州は京から敗走した。怒りがおさまらない幕府は長州征伐に向けて準備を進める。 一方、会津では、京都から会津に戻った秋月悌次郎が、覚馬からの伝言を持ち帰った。なんと、尚之助に会津にとどまる必要はないという。ちょっと前に結婚をすすめてきたくせにどういうことか。これは、いつになっても会津藩への仕官がかなわない状況で、尚之助を会津に留めておくことで彼の才能を無駄にするわけにはいかないという覚馬の配慮であった。まったくややこしいこと言いやがる。八重も尚之助もこっちへ来いと言われたりあっちへ行けと言われたりで、どうしたらええんやとアタフタしちゃいます。 しかし、数日後、尚之助は新しい銃を完成させた勢いで八重に求婚する。なんと、俺にはこの銃を作る腕があるから、日全国どこででも充分にっていける。だから結婚してくれろと言うのだ。正規雇用がダダ減りして充分なお給

    「竹の子族よ永遠なれ」『八重の桜』第十三回レビュー  - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/04/12
    水球だけに水面下なんですね。細かいなあ。
  • 「八重役を角野卓造にすべきたったひとつの理由」『八重の桜』第十二回レビュー  - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    第十二回は、京都にいる覚馬から会津の実家に手紙が届くところからスタートしました。八重とうら(覚馬の)は、「ひょっとして覚馬の身になにかあったか?」と色めき立ちます。しかし、蓋を開けてみると、手紙の内容は八重の縁談についてのものでした。もったいぶる意味が自分でもよく分かりませんが、これについては後述します。 一方、京都ではいよいよ長州勢が御所に押し寄せていわゆる蛤御門の変が起こります。押し寄せる長州勢をなんとか押しとどめようと会津勢は必死に応戦しますが、突入してくる長州藩士は口々に「利休饅頭ぶち美味い、豆子郎もぶち美味、利休饅頭ぶち美味い、豆子郎もぶち美味」と連呼しながらキョンシーのように突進してくるため、気圧された会津勢は徐々に押し込まれていき、ついには覚馬も絶体絶命の状況に追い込まれます。どうなる覚馬。 この覚馬の窮地に、吉川晃司の代表曲「モニカ」を熱唱しながら颯爽と登場した人物がいま

    「八重役を角野卓造にすべきたったひとつの理由」『八重の桜』第十二回レビュー  - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
    zanbottosan
    zanbottosan 2013/03/30
    我が家では、西郷ドンの登場シーンはビーマイベイベーだなと意見が出ておりました。
  • 『八重の桜』レビュー第九回「パンチョ伊東の乱心」 - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    昨日第十回の放送が終わったのに第九回のレビューです。こどもがビフォーアフターを譲ろうとしないので仕方ありません。ちなみに昨日のビフォーアフターは、リビングよりも廊下が広かったり、運転歴40年のタクシードライバーがバックを苦手にしていたりと相変わらずアクロバチックな展開でした。関係ないけどこの↓ビフォーアフターTシャツオモロイですね。 ビフォーアフター02 ラグランTシャツ(ホワイト×ターコイズ) Mposted with AZlink at 2013.3.11 Amazon.co.jp で詳細を見る さて大河の方は、前回までに会津と長州の対立が露わになっていましたが、第九回ではこの対立が決定的となります。このあたりの話、八重は直接的にはほとんど関係ないですから、ドラマとしては難しいですね。視聴者の多くは、八重が西洋銃を撃ちまくって長州藩を殲滅させて、その勢いでモンゴルにわたってチンギスハン

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    zanbottosan
    zanbottosan 2013/03/12
    清原が日本シリーズの舞台でファーストを守りながら涙するまでがあのドラフトだと思うんです。
  • 川島なお美の立ち会いの過小評価を嘆く - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    数日前に山田まりやさんが出産されたというニュースが話題になっていた。 「山田まりや 息子の名前は「崇徳」と公表」(Yahooニュース) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130225-00000035-dal-ent 話題になったというのは、お子さんの名前が議論を呼んでいたようなのだが、それについてはここでは深入りしない。さて、わたしがこの記事を興味深いと思ったのは次のような記述があったからだ。 山田は助産院で出産し、女優の川島なお美ら13人ほどが立ち会ったことでも話題を集めた。 この一文だけで今年いっぱい議論ができそうな勢いがなきにしもあらずであるが、私は「川島なお美」という5文字に釘付けになった。川島なお美さんを知らないかたはいらっしゃらないとは思うが、念のために説明しておくと、「お笑いマンガ道場」出身のタレントさんである。「お笑いマンガ道場」につ

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    zanbottosan 2013/03/01
    団吉じゃなくてあえて一朗なのかあ。
  • 大河ドラマ『八重の桜』第七回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    さて、早くも第七回を迎えた八重の桜ですが、そろそろドラマの雰囲気もつかめてきた感がありますので、ここまでの流れを振り返ってみたいと思います。 まず、昨年度の大河『大きな小雪と小さなマツケンのてんとう虫サンバ』は、リアル志向のミュージカル大河という新境地を開拓したものの、営業的にはレ・ミゼラブルという結果に終わったという現実からスタートしています。そのリアル志向のミュージカル大河というパラドキシカルな表現に対して、坂東玉三郎などからは絶賛の声が伝えられたものの、では板東英二がどう思っていたのか、あるいは元大関の栃東は何を感じたのかまではこちらに伝わってきておらず日のマスメディアの偏向ぶりを村上龍が再認識するきっかけとなったとかならないとかそういうことはさておき、そもそも板東英二のコメントが取れなかったのは別の事情があったからではないかという誠に世界ふしぎ発見!な意見が表明されたとかされなか

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    zanbottosan
    zanbottosan 2013/02/27
    「いい意味でテレビ東京的下衆の極み」。
  • 百人一首の過小評価を嘆く - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    百人一首の存在は皆さんもちろんご存知でありましょう。しかし、百人一首に備わる力が世界中の人々に十分評価されているかというとどうにも心許ないという気がしてなりません。教育の現場でも百人一首についてその凄さをしっかりと伝える努力がなされてきたのか甚だ疑問なわけです。そこで今回は、百人一首がいかに凄いかということを私なりのアプローチで示してみようと思ったわけです。 方法は非常にシンプルであります。百人一首の三番歌は「あしびきの山鳥の尾のしだり尾の ながながし夜をひとりかも寝む」であります。柿人麻呂の名歌なわけですが、私はこの歌の下の句「ながながし夜をひとりかも寝む」が特に素晴らしいと常々感じておりました。そこで今回は百人一首のすべての歌の下の句を「ながながし夜をひとりかも寝む」に変えてしまおうと思いたったわけです。 早速行ってみましょう。まずは天智天皇の一番歌からチェケラ。 秋の田のかりほの庵

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    zanbottosan
    zanbottosan 2013/02/20
    五首くらいで終わるだろうなあと思って読みはじめた。ああこれはひとりかもネム。
  • 大河ドラマ『八重の桜』第六回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    <前回までのあらすじ> 八重は肌が綺麗な超人ハルクだが、新島襄はまだブタしか描いていない。実質的に八重の兄である覚馬の一人勝ちで話が進んでいる。 スカイネット 立体パズル 4D VISION 動物解剖 No.01 豚解剖モデルposted with AZlink at 2013.2.17 青島文化教材社 売り上げランキング: 3492 Amazon.co.jp で詳細を見る 今週は全日なぎなた連盟のロビー活動が実ったのかどうかは不明だが、完全ななぎなた押しで物語は進行する。サマランチJr.が近代五種の後ろ盾となったように、なぎなたを押す勢力からのNHKへの圧力があったのかなかったのか第三者委員会による徹底的な検証が必要だろう。 時は1861年初夏。会津にいる八重はなぎなたの稽古に励んでいる。次男が清水エスパルスに入団したことで勇名を馳せた六平直政(武蔵野美術大学彫刻科出身)演じる黒河内伝

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    zanbottosan
    zanbottosan 2013/02/17
    どんだけwikipedia読んでいるんだろう・・・
  • 大河ドラマ『八重の桜』第五回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    この記事の所要時間:読むスピード次第です 時は安政六年。唯幻論の岸田秀に徹底的に嫌われるという名誉なのか不名誉なのかよく分からないポジションにいることでも有名なあの吉田寅次郎(松陰)は獄中から同志を鼓舞する手紙を書き続けている。大老の井伊直弼を中心とする幕府主流派は攘夷派をなんとか抑えこもうとするが、攘夷派の浪士は横浜で外国人を切りつけるなど緊張は続いていた。 その一方、会津でも衝撃の事実が発覚する。八重の兄覚馬と結婚したうら(ハセキョー)が、大根や大豆と会話ができるというスタンド使いであることが判明したのだ。八重とはほとんど会話をしないが、野菜とは楽しげに会話するハセキョーの様子が鮮明な映像で映し出される。地上デジタル放送とは一体何だったのかを考えさせられる映像であった。その様子を見つめる八重の笑顔は引きつるがハセキョーは意に介さない。しかもその直後、八重はうらが懐妊したことを知る。ひょ

    大河ドラマ『八重の桜』第五回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
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    zanbottosan 2013/02/10
    ラブホテルの会員証www。次放送がはじまるギリギリ前に読めました。
  • 大河ドラマ『八重の桜』第四回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    交際中の萩市出身の男性に会津弁を強要した問題の責任をとるかたちで八重役の綾瀬はるかさんが降板し、代わりに女子柔道の監督役で役作りのために丸刈りにして国民的人気を博していた峯岸みなみさんが八重役に抜擢されるという劇的な変化があったにもかかわらず、第四回の放送も何事もなかったかのように進行しました。まさに大河の悠久の流れというところでしょうか。たまにはうまい事言わせてください。 どこがうまかったんですか。 さて、八重の兄の覚馬(超人ハルク)は会津藩幹部に意見をしたことで睨まれることとなり、お前は生意気だということで謹慎処分を喰らうというところで前回は終わりました。第四回放送では、覚馬の将来、会津の将来を心配する西郷頼母(池中玄太80kg)が、会津のお殿様に直訴し、その結果、お殿様の意向で覚馬の謹慎は解かれ復職します。しかもかなり出世したみたい。脱いだ甲斐があった。こうして会津藩の改革が進んでい

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    zanbottosan 2013/02/03
    やべえ。自治会の会議参加中にこれよんでしまい、池中玄太の文字列に嗚咽をもらしてしまった。
  • 大河ドラマ『八重の桜』第三回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    さて八重の桜もいよいよ盛り上がってきました。今まで盛り上がってなかったみたいな書き方をしてすみません。さて、第三回「蹴散らして前へ」を要約すると「お前が脱いでどうする西島」でした。 八重の兄の山覚馬(マッチョ西島)は江戸の佐久間象山の塾で学んだ後、会津に戻ります。江戸で西洋の科学技術を学び、黒船を目の当たりにした覚馬は、旧態依然たる会津藩の状況に危惧の念を抱き蘭学所の整備や軍政の改革を急ごうとします。しかし、従来のコテコテ武士道を信奉する守旧派は反発します。 そしてついに、守旧派藩士と覚馬との間にいざこざが起きます。ここは重要な場面ですので少し詳しく再現しておきましょう。 守旧派藩士:「おいおい出たぜ、あれが噂の意識の高い系会津藩士の山覚馬だぜウェイウェイ!」 覚馬:「おいコラ待て!脱ぐぞコラ!」 守旧派「江戸留学経験ありとか象山塾出身とかプロフィール盛り過ぎなんだよ!ウェイウェイ!」

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    zanbottosan 2013/01/27
    悔しいけれど、だいたい合ってる。
  • 大河ドラマ『八重の桜』第一回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    さて、新しい年がスタートした。NHKの大河ドラマも昨年の『平家落人伝説 マツケン一人旅』から『八重の桜』にかわり、いよいよ今月6日から放映が始まった。大河ドラマ評論専門ブログを名のっているこのブログでも『八重の桜』への期待と初回放送分に対する雑感を述べておこうと思う。 まず、大河評論の世界では視聴環境を晒すのが慣習となっている。Macを使う人がなぜか自分のMacの設定や使用ソフトなどの環境を晒すという酔狂なことをするのと同じようなものだと考えていただければよいかと思う。意識の低い視聴者の中には、日曜日午後8時の放送をオンタイムで視聴するのが王道のように考えている方もおられるようだが、これは完全な誤りだ。私のような意識の高い視聴者の多くは「土曜日の再放送時に録画して日曜日の朝に視聴する」という手順を踏んでいる。この理由は次回以降に述べることとしてここではこれが業界標準だと考えていただければと

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    zanbottosan 2013/01/21
    これは観てないな〜
  • 大河ドラマ『八重の桜』第二回レビュー - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    昨日は第三回でしたが、例によって土曜日に放送された第二話「やむにやまれぬ心」を録画して日曜日の朝に観たので第二話のレビューです。 第二話を要約すると、「鉄砲を教えそうで教えない少し教えるラー油」の話でした。八重の少女時代から娘時代へと話が展開していきます。 新島襄が初登場しました。まだ幼年時代の七五三太として出てきただけですが、豚の絵が超うまいです。西郷どんも褒めていたので間違いないです。制作サイドが雪舟と間違えてないか心配になりました。 吉川晃司の西郷隆盛も初登場でした。どんな感じか楽しみにしていましたが、それが西郷ドンなのかという問題を抜きにして考えるとなかなか良かったです。 小栗旬の吉田松陰は早くも投獄されていました。密航がバレて捉えられた吉田松陰というよりも、浮気がバレてお仕置き部屋に閉じ込められた小栗旬にしか見えないという問題を除くとなかなか良かったです。 奥田瑛二の佐久間象山は

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    zanbottosan 2013/01/21
    うん。これは観てるな。その調子だ(上から目線 (上から目蒲線))
  • ペニオク落札してない問題に寄せて - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    ペニオク問題という問題が発生している。大問題だ。どういう問題なのかご存じない方のために簡潔に問題の全体像を整理してみるというのが親切というものだということは分かるが、なにせ私自身どういう問題なのかよく理解できていない。もちろん、直感的には理解できるのが、理路整然と説明してみろと言われると手が動かなくなる、とそんな具合だ。まさに人生の縮図といったところだ。 ちなみに、私の直感的な理解を僭越ながら披露してみると、キャンドルジュンさんに敗れ去った永井大さんが腹立ちまぎれにブログで嘘をかましてしまい、そのことを広末涼子さんに謝罪をしたりしなかったり、というようなある種ロマンチックな事件なのではないかと想像している。 この想像があっているかどうかは別にして、現在の我が国を取り巻く状況は、今までついていた嘘に関して徳政令のようなものが出ている状況だと考えるのが最も素直な解釈だと言えそうである。 さて、

    ペニオク落札してない問題に寄せて - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
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    zanbottosan 2012/12/20
    もうこの調子で、新年の抱負まで引っ張るつもりですね。
  • 『アベンジャーズ』ブルーレイ吹替版問題に寄せて - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!

    こんな記事が話題になっていた ↓ 【大炎上】『アベンジャーズ』ブルーレイ吹替版にファン激怒「購買者をバカにしてる」「予約キャンセルした」「消費者をなめるなよ」 映画アベンジャーズの吹替え版で、職の声優ではなく、竹中直人さん、米倉涼子さん、宮迫博之さんなどを起用したことにファンが怒っているという内容だった。 この記事は最後に以下のような提案をしている ブルーレイの発売まで時間がないし、すでに生産も終わっていると思われる。ウォルト・ディズニー・ジャパンがファンを納得させるには、プロの声優を起用した『アベンジャーズ』をブルーレイとして再発売するしかあるまい。 わたしは吹替版を見ていないのでどれくらいひどいのか分からないのだが、こういう場合、誰に吹替をやってほしいのか具体的な提案をした方が良い。 私なりに寝る間も惜しんで考えてみたのだが、コストの問題など現実的な制約を考えていくと、栗田貫一ひとり

    『アベンジャーズ』ブルーレイ吹替版問題に寄せて - 走れヴィンセント!敗戦処理だ!
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    zanbottosan 2012/12/10
    ブルーレイがない家庭(主に我家)を忘れないで。