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書評に関するzasshokuのブックマーク (7)

  • 【書評】マリオ・バルガス=リョサ『若い小説家に宛てた手紙』 五代ゆう【Book Japan】

    先日、バルガス=リョサがノーベル文学賞を受賞したと発表された。 だから何だ、というわけでもないが、ものかきとしての自分に平手打ち、あるいは往復ビンタをかましたくなったときに読み返す、というのが私にはあって、そのうちの一冊がこの『若い小説家に宛てた手紙』である。 ノーベル賞という看板はえらいもので、それまではアマゾンで、まあ数万位くらいの底を這うような売れ行きだった『緑の家』(岩波文庫)が、受賞後いきなり三ケタ台の順位に上がってきたところを見ると、「ノーベル賞を取った小説家ならいちおう読んでおくか」という層がこの世にある程度いるのは間違いないらしい。 しかし、正直いってリョサの小説は軽い気持ちで読み通せるほど素直なものではない。けれども何か読んでみたい、という人に、とりあえず、このはお薦めである。 まず、読みやすい。リョサが、小説家志望(であろうと思われる)の若者が送ってきた手紙に書いた

    zasshoku
    zasshoku 2010/10/19
    この書評はいい。読みたくなった。
  • 『バンド臨終図巻』│mm(ミリメートル)

    zasshoku
    zasshoku 2010/07/08
    “殿さまキングスのファンが本書を読むとは考えにくいし、本書を読む人の大部分にとって、殿さまキングスがどう解散したかなんてどうでもいいことである。”ってそんなことはないだろ? と思うがな。
  • 礒部剛喜 ジョー・ウォルトン『英雄たちの朝』が暴き出す、第二次大戦下の隠された英国史(1/2)[2010年7月]|海外ミステリ出張室|Webミステリーズ!

    イギリスを全体主義社会に改造しようとする〈ファージング・セット〉というパワーエリートのグループには、実在のモデルがあった。 礒部剛喜 tsuyoki ISOBE (UFO現象学者) ●茂木健/ジョー・ウォルトン『英雄たちの朝 ファージングI』訳者あとがき[2010年6月]を読む【ここをクリック】 ●『暗殺のハムレット ファージングII』(2010年7月新刊)の紹介ページ【ここをクリック】 『英雄たちの朝 ファージングI』を拝読しました。一読して驚かされたのは、この作品が改変された歴史を舞台にしたミステリであることにとどまらず、ジョージ・オーウェルの『一九八四年』の末裔に位置するディストピア小説であると同時に、イギリス人の歴史的タブーに切り込んだ小説であることでした。 ジョー・ウォルトンが描きだした第二次世界大戦で英独が和睦した後の世界は、レン・デイトンの『SS‐GB』、P・K・ディックの『

    zasshoku
    zasshoku 2010/07/05
    『英雄たちの朝 ファージングⅠ』を読むために。
  • 金井美恵子大先生 - 萩の塵拾い

    引き続き文藝の書評を読んでいる。2005年まできた。これをネタにいくらでも書けるのだが、とりあえず一つ。仲間ぼめばかりである。 たまに非常にレベルの高い書評があると、小谷真理だったり、『文藝』調じゃないと思うと豊崎由美や大森望だったりする。 ここからデビューした小説家が書評を書いていることも多い。角田光代などはさすがに芸を見せるが(つまりエッセーとしては良いが書評としてはいまいち)、柴崎友香は到底それに追いつけず(当たり前か)、濱田順子は書評には向かないのでかかない方が良かったという感じである。星野智幸のごとく、すぐれた小説家で頭も良い人が、どつまらない書評を書いてページを無駄にしているのを見るのも情けない。 『文藝』の書評欄では金井美恵子へのひいき(使っているページが多い)があからさまである。そして金井は今もちゃんと人気作家であるらしい。それはすごいとしか言いようがないが、ここで使われて

    金井美恵子大先生 - 萩の塵拾い
    zasshoku
    zasshoku 2010/07/04
    とりあえず文藝は別冊があればそれでいいんじゃないかと。
  • 再び、尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所

    『ONE PIECE』について書いたらSBMやコメントがどっときた。こ、これが炎上というやつですか。お前ら、ホント『ONE PIECE』好きなのなw このブログのコメントもSBMのコメントも、あとツイッターでのコメントもいろいろ見させてもらった。まあ、もうあんまし何度もエントリを重ねるつもりはないけど、もう1回だけ考えたことを書いておこうか。 「バトルマンガ」である以上、バトルをなぜスポーツとして描ききらないかという疑問 もともとぼくが海賊冒険のマンガ『ONE PIECE』に違和感をもったのは、このマンガの主要な側面を「戦闘(バトル)マンガ」だととらえたからだ。バトルとは勝敗という形での優劣の決定だから、質的にスポーツであり、スポーツである以上、勝つための努力があり、そうであれば科学的な努力というものが見せられて然るべきだという気持ちがぼくにはあったのだ。 言うまでもなくスポーツマンガと

    再び、尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所
    zasshoku
    zasshoku 2010/07/02
    遅くともウソップがルフィに負けた時点でこれは「ファンタジー」なんだと気づくべき。と言ってもそこまで読んではいないのか。
  • 今週の本棚:若島正・評 『烏有此譚』=円城塔・著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (講談社・1575円) ◇文と注釈が進める灰と穴の物語 『烏有此譚』という。このタイトルはどう読むのだろう。どういう意味なのだろう。書を手にした読者が思い浮かべるのは、まずその疑問に違いない。 この小説は上下二段に分かれていて、下の部分は文に対する注釈になっている。その注釈の中で、「注者」と称する第二の語り手が、題名の読み方についてこう言う。「全く不明であるが、注者としては『うゆうしたん』以外の読みを思いつけない」。さらにその意味については、こう説明してくれる。「どうしてこんな話があるだろうか、いや、ない、程度の意であり、こう書くとなんだか厳(いか)めしいが、単に『馬鹿(ばか)話』ほどの意味である。真面目(まじめ)に評されても困る」 すでにおわかりのとおり、全篇(ぜんぺん)にただよっているのはこうした独特のユーモアなのだが、野暮(やぼ)を承知であえて真面目に評すれば、このタイトルは「

    zasshoku
    zasshoku 2010/03/08
    さすがとしか言いようのない書評
  • 404 Blog Not Found:始末に困る一冊なり - 書評 - 人を殺すとはどういうことか

    2009年01月18日09:30 カテゴリ書評/画評/品評 始末に困る一冊なり - 書評 - 人を殺すとはどういうことか 新潮社横手様より献御礼。 人を殺すとはどういうことか 美達大和 あまりのスゴ、いやスゴ著者につき、現在在庫切れのAmazonへのリンクのみならず、ジュンク堂へのリンクも以下に。 ジュンク堂書店 人を殺すとはどういうことか これ、当にノンフィクション? ペンネームである著者名も含め、人物名はすべて伏せてあることも、疑念の火に油を注ぐ。それくらい、「マジ!?」な一冊。 書「人を殺すとはどういうことなのか」は、二名を殺人し、現在無期懲役で服役中の著者による獄中記。しかしこの著者、並の殺人犯ではない。 目次 - 美達大和『人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白―』|新潮社 より はじめに 第一章 二つの殺人事件を起こすまで 在日韓国人の父、純和風の母

    404 Blog Not Found:始末に困る一冊なり - 書評 - 人を殺すとはどういうことか
    zasshoku
    zasshoku 2009/01/19
    読む。
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