女性研究者を増やそう 1月12日 14時45分 大学や研究機関などで働く日本の女性研究者の割合は、先進国の中で最低水準となっています。 女性の研究者を増やすにはどうしたらいいか、解決に向けた新たな動きを生活情報チームの伊達裕子記者が解説します。 天野さんも懸念 「日本の大学を見てみると、あまりにも女性の研究者が少なすぎる。改善できるように働きかけていきたい」。 ノーベル賞の授賞式直前の会見でこう語ったのは物理学賞を受賞した天野浩さんです。 自然科学などの分野で「研究者」として働く女性は13万人余りで、年々、増え続けています。 しかし、研究者全体に占める割合は14.6%で、国際的に見ると、先進国で最低の水準です。 その理由について、日本分子生物学会が調査したところ、7割以上の女性研究者が、「家庭と仕事の両立が困難だから」と答えています。 さらに、研究者は任期が決まっていることも多いた
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