大脇幸志郎氏はもともと国家が健康に介入していくことに批判的であり、そのためこの3年間に一部界隈で有名になった医師である。 そういうわけで今更ながら著作を手に取ったのだ。 煽り気味のタイトルではあるが、内容はおおむね妥当かつ穏当と思われた。 なお本書のほとんどはコロナ騒動以前に書かれていることに留意されたい。 医療に限らず、「Aは良くないから避けるべし」という論調は世の中にあふれかえっている。例えばYoutubeを開くと、「英語が話せるようになりたい人が今すぐやめるべき勉強法」だとか、「【APEX LEGENDS】初心者がやりがちな戦い方」とか、、、 まあApexはしょせん趣味だからいいし、英語のお勉強も趣味みたいなものだしいいけど、、、健康もまあ趣味みたいなものか。 本書では血中のコレステロールや尿酸などを例にとって、それらの根拠がいかにいい加減かを説明しているわけである。そして著者はそん
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