折り紙に着想を得た、自己組み立てできるロボットを、マサチューセッツ工科大学とハーバード大学が開発しています。 両校が披露したロボットのプロトタイプは、平らな板のようなパーツにマイクロコントローラーとモーター、バッテリーがついているというもの。4つ足の立体的な形に変形して動きます。 板のようなパーツは、柔軟性のある回路基板を紙と形状記憶ポリマーではさんでおり、ある特定の角度に曲がるようプログラムされたヒンジがついています。電気を流して熱が加わるとヒンジが曲がってあらかじめ決められた形になる仕組みです。ポリマーが冷えて固くなると、マイクロコントローラーがロボットに歩くよう指示を出すようになっています。現時点ではバッテリーを取り付けてから10秒後に動作するようになっていますが、気温や気圧など、センサーの測定データに従って動くようにもできるとのこと。 このロボットを作るのにかかるコストは1台100