坂本龍一のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』がNHK Eテレで放送決定。11月10日(土)深夜24時より放送されます。 【Update】 再放送決定。NHK Eテレで2019年1月5日(土) 午後2時00分〜放送 ●『Ryuichi Sakamoto: CODA』 NHK Eテレ 2018年11月11日(日)午前0時00分〜 午前1時42分 *11月10日(土)深夜24時 再放送:NHK Eテレ 2019年1月5日(土) 午後2時00分〜 世界的音楽家、坂本龍一の半生を記録したドキュメンタリー映画。YMOから最新作に至る音楽的な変遷、闘病、北極圏やアフリカへの旅。5年間に渡る密着取材で追った。 日本での劇場公開は2017年11月。以来、アジア、アメリカ、ヨーロッパと世界各地で劇場公開を続ける。アメリカ/日本(2017年) アメリカ人監督・スティーブン・ノム
ポスト・クラシカルというジャンルが持つ可能性のひとつとして、電子音響~エレクトロニカ以降の耳/ボキャブラリーでクラシックや現代音楽を捉え直すということが挙げられる。ポスト・クラシカルを代表するレーベル〈Erased Tapes〉に所属する音楽家たちが、クラシック音楽のボキャブラリーを用いてアコースティックなサウンドを構築する一方、そこにデジタルな要素を加味しようとするのは、こういった文脈があってのことだ。空気の微細な震えをキャッチし、それを加工することで作曲に取り入れ、音楽の新しい地平に挑もうという試みがここにはある。 今回、リマスタリングを経てリリースされる『BTTB -20th Anniversary Edition-』で、ピアノ・サウンドにフォーカスを当てた『BTTB』を改めて聴くと、ポスト・クラシカルがシーンとして確立されるはるか以前に、坂本龍一はポスト・クラシカル的な音楽表現の在
坂本龍一がお気に入りのレストランのためにプレイリストを制作。ニューヨーク・タイムズ紙によれば、このレストランで流れる音楽があまりにも酷いため、坂本龍一がレストラン側に選曲を引き受けると提案して実現したそうです。 このレストランは、坂本龍一の自宅近くにあるというニューヨークのマレーヒルにある「Kajitsu」。坂本龍一はニューヨーク・タイムズ紙のインタビューの中で、シェフに「あなたの料理は大好きだし、あなたを尊敬しているし、このレストランも大好きだけど、音楽は嫌いだ」と提案したといい、「彼らのBGMがあまりにも酷い、酷い...ブラジルのひどいポップミュージックと古いアメリカン・フォーク・ミュージック、マイルス・デイヴィスのようないくつかジャズが混在している」と語っています。 坂本龍一は、同レストランのシェフ、Hiroki OdoにEメールで「誰がこれを選んでいるの?このひどい寄せ集めのミック
世界の坂本龍一でも解雇されるなんてことあるんですね……! 第17回トライベッカ映画祭(17th TFF)で上映された話題のドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』について、坂本龍一とスティーブン・ノムラ・シブル監督が、4月26日(現地時間)、ニューヨークのシネポリス・チェルシーで行われた上映後Q&Aで語った。 【動画】『Ryuichi Sakamoto: CODA』予告編 2011年の東日本大震災後、被災地への訪問を繰り返していた坂本は、被災したピアノに出会い、その後首相官邸前の原発再稼働反対デモに参加するなど精力的に活動するが、2014年に中咽頭がんであることが明らかになる。本作はそんな近年の彼の活動と、YMO時代の音楽や、『戦場のメリークリスマス』から『レヴェナント:蘇えりし者』までの映画音楽、さらにさまざまな土地を訪れての新たな音色を探す旅など、日本を代表
otocoto(オトコト)は、こだわりのある"大人のための映画エンタメ"メディアです。制作陣や出演者のインタビューをはじめ、作品の深掘りコラムや海外情報、最新の予告編動画、最新映画ランキング、ニュース記事などをはじめとした、映画やドラマなどの最新情報をお届けします。 人類がもともと持っている人間性が変わらないと根本的には良くならないな、と ──「92年頃から環境問題に関心を抱くようになった」とおっしゃっていました。それには何か具体的なきっかけはあったのでしょうか? 92年にリオ・サミットというのがありまして、リオ・デ・ジャネイロで環境問題に関する世界会議があったんです。開催された時点では知らなかったんですが、それに合わせて日本でTV番組が作られたんですね。それをたまたま目にして、それが印象に残っていて…。そこからですね。 ──これまで環境問題を意識されてきた中、今一番の難しさや問題点は何だ
比類なき感性で「サムライ」のごとく、常に時代を斬り開く革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称えるSAMURAI賞。記念すべき第30回の今年は『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞作曲賞、『ラストエンペラー』でアカデミー賞作曲賞を受賞するなど、映画音楽家としても世界に名を馳せる坂本龍一氏に贈らせていただくことが決定いたしました。(第1回目の受賞者:北野武監督、ティム・バートン監督、第2回目の受賞者:山田洋次監督、ジョン・ウー監督、第3回目の受賞者:マーティン・スコセッシ監督、黒沢清監督) 受賞を記念し、「映画の未来の開拓」をビジョンの大きな柱の一つとしている東京国際映画祭では会期中、坂本龍一氏の特別クラスを開催することが決定しました。米アカデミー賞を始めとする数々の国際的な賞に輝き、常に時代をリードする音楽家の坂本龍一氏のこれまでの軌跡をたどるとともに自身の映画音楽論をお
脱原発を訴え続ける坂本龍一が受けた政治圧力と誹謗中傷!「『中立を』という言い方で体制批判が封じ込められる」 新潟県の柏崎刈羽原子力発電所の6・7号機の再稼働をめぐって、原子力規制委員会は13日、東京電力が原発を運転する適格性を条件付きで認めた。福島であれほどの過大事故を起こし、人びとの暮らしを根こそぎ奪った東電に、原発を再び運転させようというのだ。 安倍首相は今年3月11日におこなわれた東日本大震災の追悼式で、ついに式辞から「原発事故」という言葉を消し去ったように、安倍政権による原発再稼働に向けた動きは加速する一方だ。 そんななか、“脱原発のシンボル”的存在として活動してきたあの人が、再稼働の動きを強く批判した。音楽家の坂本龍一だ。 坂本は、東日本大震災から6年半となった今月9月11日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)のインタビューに応じ、あらためて原発について、こう語った。 「壊れ
GEOGRAPHY (2LP+DL CODE) TOM MISCH BEYOND THE GROOVE / UK / LP(レコード) / BTG020LP / 1007539651 / 2024/01/19 ロングセラー!! 世界的アーティストへと駆け上がった決定的テン年代の名盤「GEOGRAPHY」ジェイムス・ブレイク、ジェイミーxx に続いて現れた天才が若干20歳で発表したデビュー・アルバム『G... ロングセラー!! 世界的アーティストへと駆け上がった決定的テン年代の名盤「GEOGRAPHY」ジェイムス・ブレイク、ジェイミーxx に続いて現れた天才が若干20歳で発表したデビュー・アルバム『G...
アメリカのアカデミー賞の前哨戦とされるゴールデングローブ賞の作曲賞にイタリアのエンニオ・モリコーネさんが選ばれ、ノミネートされていた作曲家、坂本龍一さんの3度目の受賞はなりませんでした。 ロサンゼルス近郊のビバリーヒルズで、10日に授賞式が開かれ、作曲賞に、映画「ヘイトフル・エイト」の音楽を作曲したイタリアのエンニオ・モリコーネさんが選ばれました。作曲賞には、映画「レヴェナント:蘇えりし者」の音楽を手がけた坂本龍一さんもノミネートされ、「ラストエンペラー」や「シェルタリング・スカイ」に続く3度目の受賞となるか注目されていました。 坂本さんは、がんの治療のため、去年夏まで1年余りにわたって活動を休止していましたが、授賞式では元気な様子を見せ、レッドカーペットでメディアの取材に応じていました。坂本さんは「自分の人生の時間が無限に続くわけではないと強く意識しました。一つ一つこれが最後になってもよ
YEARS before and after R.S. 先月なかば、私はとうとうタコになった。 というのも、音楽学者で横浜国立大の教授でもあった大里俊晴の七回忌に併せた追悼ライヴに参加したのである。首謀者は山崎春美。詳述はしないが、70年代末から80年代初頭のアンダーグラウンドとサブカルチャーを往還したこの人物はまた、ガセネタやタコといったバンドで大里とは同じカマのメシを喰った盟友であった。パンク~ニューウェイヴ以前にパンクでありニューウェイヴだったひとびと。その時代を体験していないも者は伝聞、風聞のたぐいはほとんど伝説であり、私は僭越ながらこのたび参加で、あの時代の空気をすこしだけ追体験した。もちろん過去の空気を吸うなどできない相談であって、私はそれを掠めたのみだが、音楽は、とくにポピュラー音楽は時代の産物であるのにもかかわらず、なにかのはずみでそれをのりこえる。タコがそうだったかは客観
中咽頭がんを患い、しばらくは、静養を取って今月初旬になって仕事に復帰したばかりの日本初のアカデミー賞作曲家の坂本龍一氏。 まだ、病み上がりの中、表舞台での登場は、控えていると思われていたが2015年8月30日、12万人の人で埋め尽くされたとされる国会前のデモに登壇した。 そして、ここで発言したスピーチがネット上では、賛否両論になっているが、まずはそのスピーチとは---。 坂本龍一 SEALDsの初顔合わせとなった 坂本龍一氏スピーチ全文こんにちは。今回の安保法案のことが盛り上がってくる前はですね、かなり現状に対して絶望してたんですが、このSEALDsの若者たち、そして主に女性ですかね、女性たちが立って発言してくれているのを見て、日本にもまだ希望があるんだなと思っているところです。 ここまで崖っぷちになって初めて、私たち日本人の中に、憲法の精神、9条の精神がここまで根付いていることをはっきり
8月最後の日曜日となった30日、安全保障関連法案に反対する人々が国会前に集まった。大学生、1960年安保の運動家、戦争体験者――。世代を超えた人の波は主催者発表で12万人となり、国会議事堂前や周辺を取り囲んだ。抗議のうねりは全国各地にも広がった。 午後2時すぎ、国会議事堂の正門前。「戦争NO!」「9条壊すな」などと記された、赤や青、黄色のプラカードを手にした市民で、東西に延びる幅50メートル近い車道が埋め尽くされた。 拡声機から流れる「戦争法案いますぐ廃案」のかけ声に合わせ、「ハイアン・ハイアン」と声をあげる。 車道全体を覆うほどの人々が集… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
約1年ぶりに坂本龍一がカムバック! commmonsmartに寄せられた教授のコメントと最新情報、commmons女子部監修による復帰記念に制作されたオリジナルグッズをご紹介します!! 坂本龍一です。ご心配をおかけしましたが、この度ようやく元気になって戻ってまいりました。 そして僕の復帰を祝うということで、commmonsのみんなが「おかえりグッズ」を作ってました(苦笑。ほしよりこさんが僕を可愛く描いてくれたので、みんなにも使って欲しいな~。 まだまだ体調と相談しながらの仕事再開ですが、一作一作を大切に、創作活動を続けていきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします。 待っていてくれてありがとう! 坂本龍一イラスト ほしよりこ 2015年8月再始動の教授ですが、 スタジオワークなどの音楽制作を中心に、 ゆっくりマイペースに活動再開の予定です。 その代わりに、というわけでもないの
中咽頭がんを患い療養中の音楽家坂本龍一(63)が、映画「母と暮せば」(山田洋次監督、12月12日公開)の音楽を担当し活動を再開するにあたって、現在の心境を明かした。 坂本は3日、公式サイトに文書を掲載。昨年、咽頭がんに罹患(りかん)していることがわかりすべての仕事をキャンセルして治療に専念することになったことにより迷惑を掛けたとして関係者に謝罪するとともに、多くのファンや友人からの励ましを受け、「こんなに心に響いたことはありませんでした。ありがとうございました」と感謝した。 病気の発覚については「実は自分が1番驚いたのです」と振り返った坂本。20年以上前から健康に大きな関心を寄せ、マクロビオティックや無農薬有機食品を摂ることなどを心がけてきたという。そんな健康への自信から、喉に違和感を感じた際も、「万が一にもそれががんだとは疑いもしなかったのです」と明かした。 病気発覚から1年が過ぎ、「お
牧村G憲一 @makiji そうそう、東京近郊の皆様。20日金曜日夜の「音楽図鑑」試聴会是非いらしてください。抽選ですが応募者が殺到したため、入場枠を増やすそうです。それと、記念品ポストカードも貴重。10日にはキーボードマガジンが大特集。レコーディングシートを見るだけでも、感動します。 2015-03-08 02:18:07 牧村G憲一 @makiji 本日発売になったキーボード・マガジンは、坂本龍一ファンにとっては大変興味深いものになっています。これは「音楽図鑑」という極めて重要な作品の再リリースがあってのこと。「音楽図鑑」はそれ以前、それ以降と歴史を区分するものだと思います。 pic.twitter.com/QefX8VFusE 2015-03-10 20:44:23
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