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ブックマーク / cruel.org (8)

  • キャンプ収容 Camp Concentration

    : 目次 目次 キャンプ収容 Camp Concentration T. M. ディッシュ1著 - 翻訳: 野口幸夫2 さて、読みびとよ、これにてわが夢はすべてお聞かせ申し上げた。 いかがかな、これを解きあかしてみては下さるまいか、それがしに 或は貴君自身にか、また隣人に。ただくれぐれも 誤釈はなさらぬよう。さもなくば、ためになる どころか、貴君に弊害のあるばかり故。 解き誤れば悪しきものいで来たる。 またくれぐれも行き過ぎたもうことなかれ わが夢のうわべに興ずるその上で。 わがなぞらえや、ものの讐えに 笑うたり恨みたりなどしたもうな。 そは稚き者、愚か者らに譲られよ。そうして貴君におかれては、 わが事の質をこそ見られたし。 帷かきわけ、わがヴェールの裡を見て わが隠喩をそば掘りおこしたまえ、誤ることなく、 そこに、尋ぬれば見出しうべき事どもが 正直なる心の扶けとなるであろう。 見つけし

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    zeroset 2008/11/25
    NW-SF掲載版『キャンプ・コンセントレーション』を全文掲載
  • 再生可能エネルギーは補助金次第のバブル

    (The Economist Vol 381, No. 8504 (2006/11/18), "Tilting at windmills" pp. 72-74) 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) クリーンエネルギー商売は次の投資ブームになりつつあるけれど、リスクがあまりに軽く見られている。 ごく最近まで、ベンチャー資家たちは情報技術の大将たちのご用聞きに忙しくて、自分たちのような「ヒッピーもどきのエコロ連中」なんぞで時間を無駄にしたりはしなかった、と太陽光ビジネスで 30 年のベテラン、チャーリー・ゲイは回想する。でもいまやエコロ連中が上り調子で、IT長者たちはクリーンエネルギー技術投資に精を出している。 その一人がシリコンバレーの有名な投資家ヴィノッド・コスラ (Vinod Khosla) だ。かれは次の大きな山はエタノールだと旗を振っている。ゲイ氏が働くアプ

  • 歴史家としてのフーコー キース・ウィンドシャトル (Keith Windschuttle)

    Foucault as Historian キース・ウィンドシャトル (Keith Windschuttle) (Critical Review of International Social and Political Philosophy Vol 1, No 2, Summer 1998, pp 5-35, Robert Nola (ed.) Foucault, Frank Cass Publishers, London, 1998 にも再録) 要約: フーコーの「歴史」と称するものはいい加減であり、実際の歴史とは全然対応していない。実際の歴史と並べてみると、フーコー流の「知」の考古学や系譜学はでたらめ。かつて中世にキチガイがうろついていたのは、連中が人間として権利を認められていたからではなく、人間以下の動物としか思われていなかっただけのこと。精神病院に入れたのは、別に人間以下のも

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    zeroset 2006/08/20
    訳・山形浩生
  • 既存音楽ジャンルはやわかり講座 Part V

    Valerie Mayuga, 訳:山形浩生 訳者Note: フィリピンで拾ったフリーペーパーに載っていたのだ。なかなか明快に書かれていて便利なので訳したが許可とか一切とってない。あと疑問点も多い。えー、ポール・ヴァン・ダイクってトランス、なのぉ? ポーティスヘッドやマッシヴ・アタックってトリップホップなのぉ?(これは問題ないそうです) あとトライバルとか別ジャンル扱いにしなくていいのかなあ。さらに分類もレベルのちがうものが同列に並んでいるのは疑問。テクノやハウスがトランスコアと同列に並ぶのはおかしいんじゃないかな。あと、ミニストリーがインダストリアル・ダンスだってぇ? コメント求む! ……と書いたら、コメントをいくつかいただいた。ありがとうございます。やはりジャンル分類にはかなり違和感がある模様。まあ大分類がダンス/エレクトロニカで二分というのからしてかなりアレですから。しかし一番問題だ

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    zeroset 2005/10/04
    ダンス・ミュージックのジャンル分けについて(訳:山形浩生)
  • 文明が病理であるというポモの誤解

    メディアリテラシーの練習問題;室井尚の奇妙な反・嫌煙運動プロパガンダ論 山形浩生 (2005/9/30) 目次 はじめに:『ハッカー宣言』書評から嫌煙話まで 嫌煙キャンペーンは嘘八百ってホントかな? 2.1. 肺ガン・気管支ガンが喫煙と無関係ってホント? 2.2. 肺ガン死者数が多いなんて単なる数字の解釈ってホント? 2.3. たばこの発ガン物質なんて大したことないってホント? 2.4. 自分にも周辺にも害がないってホント? 2.5. 喫煙有害説に根拠がなくてただの陰謀ってホント? まとめ 3.1. メディアリテラシーってどの口で? 3.2. 喫煙文化論について 3.3. おわりに 追記: 文明の病理とは (2005/10/1) さらに追記: 室井の「反論」について (2005/10/3, 2007/3/15) 1. はじめに:『ハッカー宣言』書評から嫌煙話まで 『ハッカー宣言』なるの、

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    zeroset 2005/09/30
    「嘘まみれの嫌煙キャンペーンを、大学人はどう考えるのか?」への反論by山形浩生
  • 問題は食料不足ではなくて貧困なのです。

    (The Economist Vol 376, No. 8440 (2005/08/20), "Economic Focus: Desititution not dearth," p. 53) 「貧困についての相当部分は、一見して明らかなものだ。ややこしい基準や怪しげな尺度、詳細な分析などなくても、むきだしの貧困はすぐにわかるし、その対抗策もわかる」。これは世界で最も著名かつ尊敬を集めている経済学者であるアマルティア・センが、1982 年の古典的論文「貧困と飢餓」で述べたことだ。しかし、このでセン教授が述べた理論は、一見して納得できるような当たり前のものではなかった。世界最悪の飢餓の一部は、糧供給が大して下がらないのに起きた、というのだ。 セン教授がこれを示すのに使った事例は、1968 年から 1973 年にかけてアフリカのサヘル地域で猛威をふるった飢餓だった。サヘルというのはアラビア

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    zeroset 2005/08/26
    ニジェール飢餓について、原因は牧畜民の購買力低下によるとのこと。生産量以外の原因による飢餓は多い
  • 格差は増えたか減ったか?

     世界の経済格差 格差は増えたか減ったか? Mar 11th 2004 From The Economist print edition 世界の経済格差は悪化しているのか改善しているのか? 資主義批判者は、世界中の貧富の格差はどんどん拡大していると思いこんでいる。かれらにとって、この主張はほとんど信仰告白に等しい。経済格差の拡大は、「システム」の道徳的破産の確固たる証拠である、というわけだ。経済格差が広がっていてもそれが資主義をこうして批判する理由になるか、というのはそれ自体考えてみるべき問題ではある。そしてそれを疑問視すべき理由もある。だが、もっと狭い事実を巡る問題の答を知るのも興味深いことだ。資主義が世界の経済格差を悪化させるというお馴染みの主張は、当にホントなんだろうか? 残念ながら、一見すると素直なこの質問は、思ったよりも答えるのが難しい。困難の元は大きく三つある。第一の

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    zeroset 2005/06/10
    近年の経済グローバル化が貧困を生んでいる、とは言えないという話。「昔は良かった」には気を付けよう
  • 経済思想の歴史:トップ

    経済思想史ウェブサイト日語版:new school の HET ページの翻訳。経済思想の歴史について、古代から現代まで情報やリンクを集めたサイトなんめり。学生や素人で、経済学について歴史的な流れを理解したい人たち向けのサイトだが、中身的にはそこらの専門書より視野が広くて高度だったりするぞ。

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    zeroset 2005/05/26
    山形浩生訳による経済学の流れ
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