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ブックマーク / www.aist.go.jp (18)

  • 産総研:統合失調症の脳における「意味関係の乱れ」を発見

    発表・掲載日:2022/12/21 統合失調症の脳における「意味関係の乱れ」を発見 -AI技術の応用により脳活動から思考障害のメカニズムに迫る- ポイント AI技術を使った脳活動の解析により、統合失調症患者の脳では、ものの意味関係が乱れていることを捉えることに成功しました。 統合失調症では、脳内意味ネットワーク構造が無秩序になっているために、妄想などの思考障害が生じると考えられます。 研究結果は、統合失調症の病態理解や新規診断・治療法の開発につながることが期待されます。 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科精神行動医学分野の高橋英彦教授、松有紀子助教、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT (エヌアイシーティー))の西田知史主任研究員、国立研究開発法人 産業技術総合研究所の林隆介主任研究員、大阪大学大学院生命機能研究科の西伸志教授、京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座(精神

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    zeroset 2022/12/23
    ”健常者の脳内意味ネットワークは、スモールワールド性が高い。統合失調症患者の脳内意味ネットワークは、大まかなカテゴリごとのモジュール性は高いが、その内部は無秩序化している。”
  • 産総研:モバイル遺伝子検査機の開発に成功

    発表・掲載日:2017/02/08 モバイル遺伝子検査機の開発に成功 -現場に持ち込み、細菌やウイルスを約10分で検出- ポイント 遺伝子検査機(リアルタイムPCR装置)の超小型化・軽量化に成功した。 遺伝子検査の所要時間を従来の約1時間から約10分へ短縮できた。 バッテリー駆動で場所を問わず遺伝子検査が可能。 JST 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として、日板硝子株式会社(日板硝子)、産業技術総合研究所(産総研)、および株式会社ゴーフォトンの共同開発チームは、「モバイル遺伝子検査機」(小型・軽量リアルタイムPCR装置注1))の開発に成功しました。 従来の細菌やウイルスなどの遺伝子検査は高精度で有用な一方、装置は大きく高価で検査にかかる時間も長いため、専門施設でしか利用できませんでした。感染の拡大を抑えるには早急に有効な対策が必要ですが、そのためには現場で原因となる細菌やウ

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    zeroset 2017/02/09
    重量500g、バッテリーで作動するリアルタイムPCR装置。ブロックの温度を変化させる代わりに、異なる温度のヒーター間で試料を移動させる仕組みとのこと。
  • 産総研:赤穂市は恐竜時代のカルデラの中にできた町だったことが判明

    発表・掲載日:2016/08/08 赤穂市は恐竜時代のカルデラの中にできた町だったことが判明 -播州赤穂地域の詳細な地質図幅を刊行- ポイント 「播州赤穂」地域の地質情報を5万分の1地質図幅として刊行 白亜紀の巨大カルデラ(コールドロン)を発見し、「赤穂コールドロン」と命名 白亜紀から現在までの地盤形成の歴史を解明 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)地質調査総合センターは、地質情報研究部門【研究部門長 牧野 雅彦】地殻岩石研究グループ 佐藤 大介 研究員らがとりまとめた「播州赤穂地域の地質」を刊行した。これは、平成23~25年度の3年間にわたり実施した兵庫県赤穂市を中心とした「播州赤穂」地域周辺の詳細な地質調査を基にまとめた資料である。兵庫県と岡山県にまたがるこの地域全域の5万分の1の地質図幅は、今回が初となる。 今回、「播州赤穂」地域の火山

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    zeroset 2016/08/09
    直径21km、阿蘇カルデラや姶良カルデラに匹敵する大きさとのこと
  • 産総研:人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功

    リアルな頭部と日人青年女性の平均体型を持つ人間型ロボットを開発 人間に近い動作や音声認識にもとづく応答を実現 エンターテインメント分野や人間シミュレーターとして機器評価への応用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)知能システム研究部門【研究部門長 平井 成興】ヒューマノイド研究グループ 梶田 秀司 研究グループ長らは、人間に近い外観・形態を持ち、人間に極めて近い歩行や動作ができ、音声認識などを用いて人間とインタラクションできるヒューマノイドロボット(サイバネティックヒューマン、以下「HRP-4C」という)を開発した。 HRP-4Cは、身長158cm、体重43kg(バッテリー含む)で、関節位置や寸法は日人青年女性の平均値を参考に、人間に近い外観を実現した。歩行動作や全身動作はモーションキャプチャーで計測した人間の歩行動作や全身動作を参考にし

  • 産総研:赤外線レーザーで単一細胞内の遺伝子のスイッチを入れる

    生体内の単一細胞を赤外線レーザーでねらい打ちして遺伝子発現させる技術を開発 緑色蛍光タンパク質(GFP)を温度計にして、細胞の温度変化・分布を測定し温度制御 分子・細胞レベルでの病態の解明につながる研究の強力なツールとして期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)セルエンジニアリング研究部門【研究部門長 三宅 淳】弓場 俊輔 研究員(現 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)、川﨑 隆史 研究員、藤森 一浩 研究員、出口 友則 研究員は、京都大学放射線生物研究センター 亀井 保博 助教(現 大阪大学)、名古屋大学大学院理学研究科 高木 新 准教授、東京大学大学院薬学系研究科 船津 高志 教授と共同で、顕微鏡下で赤外線レーザー照射によって単一の細胞を加熱して、熱ショック応答を引き起こし、単一細胞内で調べたい遺伝子を発現させる方法(IR-L

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    zeroset 2008/12/16
    熱ショック応答用の遺伝子配列を、調べたい遺伝子につないで、レーザーで加熱する
  • 産総研:溶液中の細胞を観察できる走査電子顕微鏡を開発

    発表・掲載日:2008/12/08 溶液中の細胞を観察できる走査電子顕微鏡を開発 -電子顕微鏡で、光学顕微鏡と同一視野内の細胞を高分解能で観察可能- ポイント 細胞を乾燥させることなく大気圧で直接観察できる倒立型走査電子顕微鏡 開放型試料室により、細胞への薬の影響も試験可能に 大学や研究機関をはじめ、創薬や医療現場での利用に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)脳神経情報研究部門【研究部門長 田口 隆久】構造生理研究グループ 研究グループ長 佐藤 主税、主任研究員 小椋 俊彦と、日電子株式会社【代表取締役社長 栗原 権右衛門】(以下「JEOL」という)クレアプロジェクトリーダー 須賀 三雄、副主任研究員 西山 英利は共同で、山形県工業技術センター【所長 武蔵 毅】電子情報技術部 渡部 善幸 博士の協力のもと、大気圧のまま湿った試料や溶液中の試

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    zeroset 2008/12/09
    試料の前処理がいらず(これだけでも超便利)、大気圧中で走査電顕観察が出来て、光学顕微鏡と同一視野での観察も可能。すごい!
  • 産総研:二酸化炭素から作るプラスチックの飛躍的改質に成功

    二酸化炭素から作るプラスチックの複合化により2.4 GPaの弾性率を有する高性能材料を開発 ポリエチレン、ポリプロピレン等化石資源由来プラスチックの代替材料として普及可能 国内外で大量に排出されるCO2の固定化・利用技術として、地球温暖化対策への貢献に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 南 信次】ナノ構造制御マテリアルグループ 清水 博 研究グループ長とLi Yongjin研究員は、二酸化炭素(CO2)を原料とするプラスチック(脂肪族ポリカーボネート)に他のプラスチックをブレンド、複合化することにより、実用には程遠かった弾性率や強度などの力学的性能を大幅に向上させることに成功した。脂肪族ポリカーボネートのうち、特に、CO2とプロピレンオキシドから作られるポリ(プロピレンカーボネート)(PPC)を、他のプラ

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    zeroset 2008/11/21
    従来“べとべとした柔らかいゴム”状だったのを、複合化により大幅に弾性強化
  • 産総研:赤外線を使ったアスベスト溶融無害化技術の開発

    発表・掲載日:2008/01/23 赤外線を使ったアスベスト溶融無害化技術の開発 -現場での簡便な処理が可能に- ポイント アスベストの無害化処理技術として新しい溶融処理技術を開発 赤外線を集光して、簡便にアスベストを溶融無害化 飛散しやすい吹き付けアスベストを剥離せずに現場で無害化できる 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エレクトロニクス研究部門【研究部門長 和田 敏美】量子凝縮物性グループ【研究グループ長 柳澤 孝】池田 伸一 主任研究員、梅山 規男 テクニカルスタッフは、赤外線の集光加熱によるアスベスト溶融無害化技術を開発した。壁・天井などに吹き付けられた飛散性のアスベスト含有材を、剥離(はくり)することなく、現場で溶融無害化処理ができる。 回転だ円型の点集光型赤外線反射鏡を備えた加熱装置を用い、集光部を壁などの処理するアスベスト面に一致さ

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    zeroset 2008/01/25
    ハロゲンランプの加熱で1500℃以上に溶かして、繊維状形態を失わせる技術
  • 産総研:乾電池で動作する超小型電子加速器を開発

    社会の安全を確保しつつ環境・資源を守るには、工業製品・各種設備・建造物について、それらの安全性を確認しながら可能な限り長期間にわたって有効に利用することが必要である。この安全性の確認のため、物を壊さないで測る非破壊検査の重要性が高まってきている。特に、建物などの構造物や工場プラント等では、検査したい物を移動することができないので、その場で使用する非破壊検査機器が必須である。X線透過検査法は非破壊検査の主要な方法の一つであり、この検査を現場で行うために可搬型のX線検査装置が市販されている。しかし、これらのX線源は主にX線管に高電圧を印加して電子をターゲットに当ててX線を発生する管球型のX線源である。この管球型のX線源はX線のエネルギーが高くなると高電圧の絶縁部が大きく重くなり、狭い場所に持って行くことができない。そのため、プラントの配管や建造物の狭い場所の非破壊検査を行う場合、管球型のX線源

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    zeroset 2007/10/23
    建造物などのX線検査が簡単に出来るようになるとのこと
  • 産総研:カメラ映像から異常動作をリアルタイムで自動検出するソフトを開発

    カメラ映像から異常動作等を自動検出する産総研独自のソフト「CHLAC」を約10倍高速化 動画像処理システムを平易に構築することのできるソフト「Lavatube」を同時に開発 ノートパソコンのような小規模な処理系であってもリアルタイムで動作 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)大津 展之 フェロー、情報技術研究部門【研究部門長 橋田 浩一】 坂上 勝彦 主幹研究員、岩田 健司 特別研究員、小林 匠 研究員、佐藤 雄隆 研究員は、産総研独自の画像認識技術を用いて、カメラ映像から異常動作をリアルタイムで自動的に検出するソフトを開発した。 自動的に異常動作を検出する能力を持つ監視カメラの開発は困難な課題であるが、監視カメラが急速に普及・増加している昨今において極めて多くのニーズがある。これまでにわれわれは、「CHLAC」(立体高次局所自己相関特徴法)という

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    zeroset 2007/10/19
    ロッカーをこじ開ける、柵を乗り越えるといった動作を、通常の動作と自動識別することが出来るシステム。ノートPC程度の処理系で使えるとのこと
  • 産総研:北斎も使った顔料をナノ粒子化し、調光ガラスを作製

    発表・掲載日:2007/08/08 北斎も使った顔料をナノ粒子化し、調光ガラスを作製 -多様な色と柄表示も可能に- ポイント プルシアンブルーのナノ粒子インクを開発し、通電により透明度が変わる調光ガラスを作製 プルシアンブルー中の金属元素を置換し、多様な色を実現 建築物や自動車の窓に利用すれば空調の効率化により省エネルギーに貢献 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【研究部門長 横山 浩】ナノ構造物性理論グループ【グループ長 阿部 修治】 川 徹 主任研究員、分子ナノ物性グループ【グループ長 水谷 亘】 田中 寿 主任研究員らは、国立大学法人 山形大学(以下「山形大学」という)、国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学(以下「北陸先端大学」という)、国立大学法人 東京農工大学(以下「東京農工大学」という)と共にプルシアンブ

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    zeroset 2007/08/10
    プルシアンブルーで安価・カラフル・柄入りの調光ガラスを作る
  • 産総研:主な研究成果 共生細菌抑制によりオスとメスの中間的なチョウができる

    キチョウという昆虫の幼虫に抗生物質をべさせると、オスとメスの中間的な性質をもった「間性個体」が高頻度であらわれることを発見。 共生細菌が昆虫のオスをメスに性転換をおこなう時期は初期発生段階に限定されず、長く幼虫期にわたることが明らかになった。 産業的にも昆虫の性制御や害虫防除・生殖工学の観点から注目される。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)生物機能工学研究部門【部門長 巌倉 正寛】生物共生相互作用研究グループ 深津 武馬 研究グループ長らは、千葉大学と共同で、キチョウという昆虫において性転換を行うボルバキアという共生細菌の作用が、初期発生段階に限定されず、長く幼虫期にわたることを明らかにした。  ある種のチョウやダンゴムシでは、ボルバキアという共生細菌に感染することで、性染色体はオスなのに完全なメス個体として発生する「共生細菌による性転

  • 産総研:共生細菌による昆虫の害虫化の発見

    マルカメムシという豆類の害虫について、ダイズなどの作物を物として利用できる性質が、昆虫自身の遺伝子ではなく腸内共生細菌によって決まることを発見。 昆虫の進化や害虫化の起源に新たな観点を与えるとともに、害虫防除の新規標的として共生細菌の可能性を示唆する。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)生物機能工学研究部門【部門長 巌倉 正寛】生物共生相互作用研究グループ 深津 武馬 研究グループ長、細川 貴弘 協力研究員らは、マルカメムシという豆類の害虫が、ダイズなどの農作物を物として利用できる性質を、昆虫自身の遺伝子ではなく腸内共生細菌が決定していることを明らかにした。 昆虫はもともと自然界で野生の植物を物として利用していた。その中から多量かつ単一に栽培される農作物を利用する能力を獲得した特定の遺伝的系統が、「新興害虫」として蔓延して大きな農業被害を引

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    zeroset 2007/06/14
    カメムシの共生細菌を入れ替えることで、非害虫種が農作物の食餌能力を身につけた、という実験
  • 産総研:遺伝子の新規定量方法を開発

    DNAのグアニン塩基により蛍光が消光する特殊な蛍光色素を用いる。 従来法では遺伝子(DNA)増幅過程のリアルタイム計測が必要であったが、新規手法では増幅反応前後の蛍光変化を1度ずつ測定するだけでOK。 ヒトの病気診断等を目的とした遺伝子発現解析やインフルエンザウイルス等の定量的検出への応用展開を期待。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)生物機能工学研究部門【部門長 巌倉 正寛】バイオメジャー研究グループ【研究グループ長 関口 勇地】 野田 尚宏 研究員は、早稲田大学【総長 白井 克彦】理工学術院 常田 聡 教授、早稲田大学大学院 谷 英典、株式会社 J-Bio21【代表取締役社長 児玉 俊史】取締役技術部長 蔵田 信也らとともに、簡便・正確・低コストでDNAを定量する新技術(ABC-LAMP法)を開発した。 DNAを定量する技術は、ヒトの病気診断

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    zeroset 2007/05/31
    グアニン塩基により消光する特殊な蛍光色素を用いる。ゲル電気泳動もリアルタイムPCR装置も不要で簡便・安価
  • 産総研:小さな分子の形の変化を直接観察

    発表・掲載日:2007/02/23 小さな分子の形の変化を直接観察 -世界初の有機分子の構造の電子顕微鏡観察:分子の構造変化の動画撮影に成功- 発表概要 刻々と時間変化する有機分子の一分子一分子の形と運動の直接観察に世界で初めて成功した。研究目的に合わせてまず、細胞膜の主成分である脂質分子に似せた化合物を合成した。これを真空中で揮発させてカーボンナノチューブの中に入れて、高分解能電子顕微鏡で観察すると、飽和炭化水素の鎖の動きや、チューブの中を往復する様子を秒の単位で観察できた。これまで誰も見たことのなかった分子の動きが約一分にわたる動画として記録された。 科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業 総括実施型研究(ERATO)中村活性炭素クラスタープロジェクトのもと、研究総括である中村栄一 教授(東京大学)、末永和知 博士(産業技術総合研究所)と東京大学の磯部寛之 助教授の共同研究チームは、

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    zeroset 2007/02/24
    「この映像で特徴的なのは、炭化水素の鎖が連続的ではなく、ある形からある形へと飛び跳ねるように変化することである」TVで見た時はフレームレートによるものかと思ってた
  • 産総研:単層カーボンナノチューブの安価な大量合成法を開発

    大面積金属板(A4サイズ)上に垂直に配向した単層カーボンナノチューブを高速成長。 世界最高レベルの高純度、高比表面積、長尺を達成。 産業用の単層カーボンナノチューブの安価な大量生産を可能に。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノカーボン研究センター【センター長 飯島 澄男】ナノカーボンチーム 畠 賢治 チーム長、平岡 樹 産総研特別研究員および日ゼオン 株式会社【代表取締役社長 古河 直純】(以下「日ゼオン」という)は、共同で単層カーボンナノチューブの合成手法の一つであるスーパーグロース法を用いて、初めて大面積金属板上に直接大量の単層カーボンナノチューブを合成する技術を開発した。 これまでスーパーグロース法は高価なシリコン基板を用いて単層カーボンナノチューブを合成していたが、今回、安価なニッケル合金基板上での合成に成功した。さらに、日ゼオ

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    zeroset 2007/02/12
    シリコン基板上での数ミリグラム単位の生産量から、一気にグラム単位の生産が可能となったとのこと
  • 産総研:寒冷地用最適コジェネ・システムの開発

    発表・掲載日:2006/08/02 寒冷地用最適コジェネ・システムの開発 -スターリングエンジン採用で家庭用の発電・給湯バランスを自由自在に- ポイント 発電量と給湯量のバランスを自在に調整できるスターリングエンジン発電システムを採用 寒冷地向けの使用バランスでは、従来のコジェネ・システムに比べ高効率 環境負荷低減を目指したバイオマス燃料にも容易に対応可能 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)エネルギー技術研究部門【部門長 大和田野 芳郎】関谷 弘志 招聘研究員らは、ベンチャー開発戦略研究センター【センター長 吉川 弘之】の支援を受けて、多種多様な燃料を利用できる高効率な1kW級スターリングエンジン発電機を搭載した寒冷地向け家庭用発電・給湯システム(コジェネ・システム)を開発した。今後、同システムの事業化を目指している。 開発した一般家庭用発電・給

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    zeroset 2006/08/04
    スターリング・エンジンを採用しているところが目新しい
  • 産総研:発電する熱交換器用パイプ型モジュールの開発

    発電と過熱蒸気の発生を同時に行い、熱エネルギーをより有効に利用 熱交換システムの耐久性向上と排気ガスのクリーン化に貢献 家庭での100℃以上の高温の過熱蒸気を利用する調理機器等の安全性を確実に 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)ナノテクノロジー研究部門【部門長 横山 浩】ナノ機能合成グループ【グループ長 清水 洋】の舟橋 良次 主任研究員らは、湯沸器やコンロなどのガス燃焼により100℃以上の過熱蒸気と電気を同時に発生する熱交換器に用いるパイプ型熱電発電モジュールを開発した。 発電モジュールは高温空気中でも安定なセラミックス系熱電材料で作られており、この材料でステンレス鋼管を被覆した構造をしている。そのため火炎に熱交換器であるステンレス鋼管が直接さらされないため、鋼管を保護でき、熱交換器の寿命延伸が期待できる。また、火炎温度を制御できるため人体に有

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    zeroset 2006/06/26
    湯沸し機等にとりつけられるコジェネ発電モジュール。とても手軽そうなところが良いです
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