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biologyに関するzerosetのブックマーク (637)

  • “20億年前”地球最古の微生物? 生命の起源に迫る重要な発見か | NHK

    アフリカの地下に広がる20億年前の地層から、生きているとみられる微生物を採取することに東京大学の研究チームが成功しました。 「まるで“玉手箱”を開けるような感覚に近い」(専門家) これまでに見つかった最も古い生きた微生物は、およそ1億年前のものです。 今後の解析などで20億年前の生物と確定すれば、科学界最大の謎の1つともいわれる地球の生命の起源や進化に迫る重要な発見になる可能性があります。 目次 鈴木准教授「天と地がひっくり返る発見」 20億年前の地層とは?

    “20億年前”地球最古の微生物? 生命の起源に迫る重要な発見か | NHK
  • 「しんかい6500」で深海まで行って生物の新「界」を発見した話

    zeroset
    zeroset 2024/07/13
    "プロメテアーカエアティに属する生物は、エネルギーの多くを増殖ではなく、細胞の外側に構造物 (突起) を作るのに使っていることが大きな特徴であると考えています"これは真核生物とも共通する性質とのこと。
  • 砂漠で育つ苔が火星で適応できる可能性、過酷な環境でも生き延びる

    中国の研究者らにより、地球の砂漠に生息している苔の実験が進められ、火星に適応できる可能性が示されたと主張している。 火星のような条件に耐えられる 科学誌「The Innovation」において発表された研究結果によれば、中国の研究者らは、南極やアメリカのモハーベ砂漠などに生息している苔、「Syntrichia caninervis」の実験を行ったという。 その結果、この苔が、干ばつや高レベルの放射線、極寒など、火星のような条件に耐えられることを発見したそうだ。 研究者らは論文において「私たちの研究で得られた独自の知見は、極度のストレス条件に適応した、自然淘汰された植物を使った宇宙での植民地化の基礎を築くものです」と述べている。 The Innovation 生き延び、再生することも発見 中国の研究者らによれば、この苔はマイナス80℃で最大5年間、マイナス196℃で最大30日間過ごした後、通

    砂漠で育つ苔が火星で適応できる可能性、過酷な環境でも生き延びる
    zeroset
    zeroset 2024/07/04
    火星の環境に"短時間曝露されても生き残る"けど成長・増殖はあくまで通常の条件下だしなあ。タイトルの「適応できる可能性」は言いすぎな気が。
  • ノコギリエイは国内において絶滅していたことを解明 | 琉球大学

    <発表のポイント> 東京大学総合研究博物館所蔵の古標群から1928年に東京市場で水揚げされたノコギリエイ科魚類の標を発見した。 日のノコギリエイ科には2種が含まれていることが分かった。 16世紀にまで遡る徹底的な文献調査の結果、少なくとも1種は日国内において絶滅していたことが明らかになった。 <発表概要> ノコギリエイ科はエイ類としては最も大型であり、最大全長は7 mにも達します。いずれの種も沿岸環境の悪化や乱獲により個体数が減少し、分布域の減少も懸念されるなど絶滅の危機に瀕しています。今回、琉球大学理学部海洋自然科学科生物系の小枝圭太助教による東京大学総合研究博物館動物部門に収蔵される魚類標の包括的な整理・調査の過程において、1928年3月5日に東京市場にて水揚げされた九州西方の東シナ海産とみられるAnoxypristis cuspidata(読み:アノキシプリスティス カスピ

    ノコギリエイは国内において絶滅していたことを解明 | 琉球大学
    zeroset
    zeroset 2024/06/26
    日本のノコギリエイはAnoxypristis cuspidataとPristis pristisの2種類いたことを確認、そのうち前者が絶滅していたとみられるとのこと。"日本において国内絶滅が証明された実例は、海産魚類としては初めてとなります"
  • ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明

    ノコギリエイは日国内で絶滅していた──琉球大学などの研究チームは6月24日、そんな発表をした。海産魚類として、日で「国内絶滅」(国内で50年以上の確認例がない場合、環境省レッドリストの判定基準で国内絶滅に該当する)が証明された実例は、今回が初めてという。 ノコギリエイ科は、エイ類で最も大型であり、最大全長は7mに及ぶ。ノコギリエイ科の生物は、沿岸環境の悪化や乱獲で個体数が減少しており、絶滅の危機にあった。 今回研究チームは、東京大学総合研究博物館動物部門が収蔵する魚類標の整理・調査を実施。その際、1928年3月5日に東京市場で水揚げされた、サカタザメ目ノコギリエイ科に属する「Anoxypristis cuspidata」(アノキシプリスティス カスピダータ)の標を見つけた。そこからさらに、国内に残っていたノコギリエイ科の標や、16世紀から現在まで日と東アジア域から報告があったノ

    ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明
    zeroset
    zeroset 2024/06/26
    "「ノコギリエイ」という魚の認識が1990年代後半を境に、全く別の種に置き換わっていたことが分かった" 日本で報告されたAnoxypristis cuspidataに実体はない、という趣旨の論文が97年に出てるようだが、これかな…
  • 「エディアカラ紀」の地磁気は弱かった 生物が大型化した理由の可能性

    約6億年前の「エディアカラ紀(エディアカラン)」は、目に見える大きさの多細胞生物が発見されている最も古い時代として注目されています。しかし、なぜエディアカラ紀に生物の身体が複雑化・大型化したのか、その理由はよく分かっていません。 ロチェスター大学のWentao Huang氏などの研究チームは、エディアカラ紀の「地磁気」の強さを調査しました。その結果、エディアカラ紀の約2600万年の間、地磁気の強さは現在の10分の1以下、最小で約30分の1というかなり低い水準だったことが判明しました。詳しくは後述しますが、この出来事は最終的に海水中の酸素濃度を増加させ、生物の進化を促した可能性があります。 【▲ 図1: 今回の研究により、エディアカラ紀の地球は地磁気が極端に弱かった可能性が示されました。当時の生物にとって、オーロラは極地以外でも見られる、日常的な現象であったかもしれません。(Credit:U

    「エディアカラ紀」の地磁気は弱かった 生物が大型化した理由の可能性
    zeroset
    zeroset 2024/05/31
    地磁気が弱いと太陽風の荷電粒子がより多く大気に飛来し、それが水素を逸散させ、酸素濃度の増加に繋がったとのこと。
  • 「手紙のバクテリオファージ」という都市伝説の起源 - himaginary’s diary

    こちらのはてぶでブックマークしたツイートにより、バクテリオファージの提供を断られた研究者が、その断りの手紙からバクテリオファージを抽出した、という話が広まっているが、同はてぶでリンクしたセル記事にあるように、当事者とされる人(シドニー・ブレナー[Sydney Brenner]*1)がその話を否定している。以下は同記事の冒頭。 A correspondent has asked me about the origins of a legend which has become known as ‘The phage in the letter’. Common to all variants of this story is the following: one scientist, called X, sends a request to another, Z, for a particu

    「手紙のバクテリオファージ」という都市伝説の起源 - himaginary’s diary
    zeroset
    zeroset 2024/05/27
    T1ファージを手紙にまぶして返信するというアイデアがヒドくて面白い。あと、ジャコブが薬局でファージを買う話も興味深い。旧ソ連ではファージ療法が盛んだったようだが、西欧でも昔は一般的だったのかな。
  • 書評 「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?~進化の仕組みを基礎から学ぶ~ (光文社新書) 作者:河田 雅圭光文社Amazon 書は進化生物学者河田雅圭による進化の一般向けの解説書になる.河田は新進気鋭の学者であった1990年に「はじめての進化論」を書いている.当時は行動生態学が日に導入された直後であり,新しい学問を世に知らしめようという意欲にあふれ,かつコンパクトにまとまった良い入門書だった.そして東北大学を定年退官して執筆時間がとれるようになり,その後の30年以上の学問の進展を踏まえ,改めて一般向けの進化の解説書を書いたということになる.ダーウィンの議論の今日的当否を問うような印象の題名だが,それは書の極く一部の内容で,基的にはいくつかの誤解が生じやすいトピックを扱いつつ進化とは何かを解説する書物になっている. 第1章 進化とは何か 1.1 そもそも進化とはなんだろうか? 第1章第

    書評 「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    zeroset
    zeroset 2024/05/16
    河田雅圭氏本人がコメントを寄せていて、これも興味深い。
  • This Is NOT An Artifact

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    zeroset 2024/04/27
    「人間に改変された」生物を展示する博物館 The Museum of PostNatural History のカタログ。via:https://x.com/ofellabuta/status/1784014141361205695
  • 化学:生命の化学的起源がどのように形成されたかという謎の解明に向けた熱い流れ | Nature | Nature Portfolio

    生命の化学的起源に関係のある分子が、火山や地熱系に見られる岩の割れ目を通る熱流によって精製され得ることが実験室実験で明らかになった。このことを報告する論文が、Natureに掲載される。今回の研究から、生命の最初の構成要素が複雑な化学混合物からどのように形成されたかについての説明が得られた。 生体高分子とその成分の形成は、初期地球における生命の起源の重要な瞬間だった。しかし、そうした経路を実験室内で再現するのは困難で、多くの場合、これらの複雑な反応から数多くの副産物が生じる。このことは、生物を構成する生体関連物質が無視できる程度に少ないことを意味する。こうした要素を精製する方法を考案しようとするこれまでの試みでは、一度に広範囲の分子を単離することができず、方法の特異性に限界があった。 今回、Christof Mastらは、地質学的な発想によって作られた、微小な亀裂(厚さ170マイクロメートル

    化学:生命の化学的起源がどのように形成されたかという謎の解明に向けた熱い流れ | Nature | Nature Portfolio
    zeroset
    zeroset 2024/04/15
    地殻の微小な亀裂を模したチャンバーで温度勾配に沿ってアミノ酸等を濾過したところ、分子構造のわずかな違いで単離・濃縮されたとのこと。液体クロマトグラフの様な作用をしたってこと?面白い。
  • 「エウロパ」の海に供給される酸素は少ない? 「ジュノー」のデータに基づく研究

    木星の衛星「エウロパ」は、内部に広大な海が広がっていると考えられている天体の1つです。海には表面の氷が分解して生じた酸素が供給されていると考えられているため、酸素呼吸を行う生命がいれば貴重な供給源となっている可能性があります。しかし、エウロパの酸素発生量は推定するためのデータが乏しく、推定される最小値と最大値との間で1000倍もの幅がありました。 プリンストン大学のJ. R. Szalay氏などの研究チームは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の木星探査機「ジュノー」の観測データに基づき、エウロパ表面での酸素発生量を推定しました。その結果、酸素発生量は毎秒6~18kgであると推定されました。これは比較的少ない発生量となり、酸素呼吸を行う生命にとっては不足であるかもしれません。 【▲図: エウロパの表面では、氷の分解による酸素が発生し、海に供給されていると考えられています。今回の研究は、酸素の推

    「エウロパ」の海に供給される酸素は少ない? 「ジュノー」のデータに基づく研究
    zeroset
    zeroset 2024/03/24
    荷電粒子によって氷中に生じた酸素が海に供給されるかも……という説もあったが、その量はかなり少ないという推定が出たとのこと。
  • 「柴犬はオオカミに一番近いイヌ」という誤解が散見されますので、これについて解説します。

    zeroset
    zeroset 2024/03/01
    これは間違いやすい話。この総合研究大学院大学も協力している、日経サイエンス2月号の「ニホンオオカミは最もイヌに近いオオカミ」という趣旨の記事も興味深い。
  • 消化管の中は「体内」か「体外」か

    鳥にべられて分布を広げる昆虫。卵が「鳥の体内で移動」とありましたが、学問的に消化管の中は「体外」とされることがあります。生物学の研究に関する原稿で、卵は消化されて鳥の体内に入ってしまうと生き延びられないため、厳密に表記した方が良いのではと提案しました。 同意を得て「鳥に運ばれて移動」と修正しました。 消化管の中は体外であるという捉え方については、「『ちくわの穴』は、『ちくわ』ではない」という説明がイメージしやすいでしょうか。体の外から物が入り、排出される一の管であると考えられるためです。 関連記事:人体は「ちくわ」 消化管の中は体の外(毎日新聞医療プレミア)

    消化管の中は「体内」か「体外」か
    zeroset
    zeroset 2024/02/15
    生物学的には膜で仕切られてれば内外の別があることになる。膜で内外を仕切って物質の濃度をコントロールするのが「生物」だから。だから消化管は外。血管と尿細管も仕切られてるので、膀胱も外。
  • ウイルスやウイロイドのような新しい存在「オベリスク」を発見! - Lab BRAINS

    みなさんこんにちは! サイエンスライターな妖精の彩恵りりだよ! 今回の解説の主題は、ウイルスやウイロイドのような新しい存在「オベリスク」の発見についてだよ! これは長らく捜索されていた "植物以外に感染するウイロイドのような存在" を見つけただけでなく、ウイルスとウイロイドの中間的な存在という意味で、とても重要な発見だよ! この研究の論文、今のところは正式な査読を受けていないプレプリント[注1]の状態で、その意味ではあやふやなんだけど、それでも一流の科学誌がコラムを書くくらいには注目されているよ! と言っても、ウイルスはともかくウイロイドって何?って思う人も多いと思うから、この辺のところを最初に解説しながら説明するね! 「ウイルス」と「生命」の違いは? 全ての生命は、その設計図となる遺伝情報に基づき設計されていて、その遺伝情報は「DNA」や「RNA」のような「核酸」によって保存や使用がされ

    ウイルスやウイロイドのような新しい存在「オベリスク」を発見! - Lab BRAINS
    zeroset
    zeroset 2024/02/02
    ウイロイドよりヌクレオチドの数が多いけど、やはりむき出しのRNAで、おそらく細菌に感染する存在。一気に3万種類近く見つかったというのも驚き。
  • 「シカの食害」は森林にどんな影響を与えるか?→京大が15年前に始め、国からも酷評された「大規模生態系操作実験」が興味深い結果をもたらした

    リンク 京都大学 シカの森林被害は土壌微生物にも波及する―大規模生態系操作実験と環境DNA分析の融合― 現在、日の森林では、多くの地域において、ニホンジカ(以下、シカ)の害による植生の荒廃が深刻化しています。シカの害が森林に与える影響を理解するためには、土壌を含む生態系全体への波及効果の分析が必要となります。植物が減ると土壌の性質や土壌微生物に影響を与え、その影響が植物自体に跳ね返ってくるため、土壌微生物の多様性が低下し、さらなる生態系の変化の引き金となる可能性があるからです。しかし、シカによる害が、土壌微生物の多様性や種組成にどのような影響を与えるかは明らかになっていませんでした。 11 users 26 2006年から、京都大学の芦生研究林で16ヘクタールもの区域を防鹿柵で囲ってシカを排除する実験を開始したそう。 その後、シカによる害の有無が土壌微生物にどのような影響を与える

    「シカの食害」は森林にどんな影響を与えるか?→京大が15年前に始め、国からも酷評された「大規模生態系操作実験」が興味深い結果をもたらした
    zeroset
    zeroset 2023/12/25
    写真のインパクトがなかなかのもの。バクテリアや子嚢菌類の多様性はあまり変わらず、もっぱらアーキアと担子菌類の多様性が、対照区と比べて高かったらしい。
  • ヤドカリやハチやタコの「経験」はどのようなものなのか?──『メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生』 - 基本読書

    メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生 みすず書房Amazonこの『メタゾアの心身問題』は、タコやイカがどのような「意識」を持っているのかについて様々な観察・研究をもとに紹介した、『タコの心身問題』の続篇にあたる。 『タコの心身問題』は邦での刊行が2018年で、その後何度も「人以外の生物の心、意識」や「タコの知性について」語る時にこのブログや他所の原稿で何度も取り上げてきたノンフィクションだったが、作(メタゾア〜)もそれに勝るほどの知的興奮を与えてくれる傑作だ! 作でもタコの話題が前作より最新の情報とともに語られているので、ある意味では続篇にしてアップデート版といえる内容に仕上がっている。 タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 作者:ピーター・ゴドフリー=スミスみすず書房Amazonタコに続いての「メタゾア」なので、当然作ではメタゾアの心と意識について触れていくわけだが

    ヤドカリやハチやタコの「経験」はどのようなものなのか?──『メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生』 - 基本読書
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    zeroset 2023/12/25
    『タコの心身問題』続編。”タコの腕と脳の関係は「1」と「1+8」をスイッチングしている──とするものだ。これは、人間でいう「分離脳」のような状態だという"
  • 「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー

    大事なものを盗んでいきました。 日の東京大学で行われた研究によって、尻尾部分が交尾のためにちぎれて泳ぎ去る奇妙な生物「ミドリシリス」の秘密が明らかになりました。 尻尾部分は体内に精子や卵子を満載しているだけでなく、分離にあたっては体とは別の、独自の「目」と「脳」を芽生えさせた「1個体」として泳ぎ始めます。 人間で例えるならば、下半身に新たな目と脳が形成されて分離し「交尾相手を探しに旅に出る状態」と言えるでしょう。 いったいどんな仕組みでミドリシリスはこの驚異的な生殖システムを構築しているのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年11月22日に『Scientific Reports』にて「日のミドリシリスの芽体形成に関する形態学的、組織学的、および遺伝子発現解析(Morphological, histological and gene-expression analyses on st

    「目と脳を生やした生殖器官」が身体からちぎれて交尾相手を探しに行く驚きの生物 - ナゾロジー
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    zeroset 2023/11/28
    体節毎のユニット構造で出来ている、環形動物ならではのやり方という感じ。
  • カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来

    理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター 染色体分配研究チームの三品 達平 基礎科学特別研究員(研究当時、現 客員研究員)、京都大学 生態学研究センターの佐藤 拓哉 准教授、国立台湾大学の邱 名鍾 助教、大阪医科薬科大学 医学部の橋口 康之 講師(研究当時)、神戸大学 理学研究科の佐倉 緑 准教授、岡田 龍一 学術研究員、東京農業大学 農学部の佐々木 剛 教授、福井県立大学 海洋生物資源学部の武島 弘彦 客員研究員らの国際共同研究グループは、ハリガネムシのゲノムにカマキリ由来と考えられる大量の遺伝子を発見し、この大規模な遺伝子水平伝播[1]がハリガネムシによるカマキリの行動改変(宿主操作[2])の成立に関与している可能性を示しました。 研究成果は、寄生生物が系統的に大きく異なる宿主の行動をなぜ操作できるのかという謎を分子レベルで解明することに貢献すると期待されます。 自然界では、寄生

    カマキリを操るハリガネムシ遺伝子の驚くべき由来
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    zeroset 2023/10/20
    多細胞生物間の遺伝子水平伝播の事例はそこそこあるが、なんらかの機能に関与してるのは珍しいんじゃなかろうか。
  • みんなの知らない平衡石の世界 - キリンはハマグリのなかま

    平衡石への愛 3年ほど前から、イカの平衡石を集めはじめた。平衡石とはイカやザリガニなどの無脊椎動物の頭の中にあるカルシウムの結晶である。ほんの0.5〜2mm程度の小さな粒なのだが、これが非常に可愛らしい。 ほら、可愛いでしょ?, ヒトや魚で言うところの耳石にあたり、イカの場合は平衡胞というリンパ液で満たされた空間の中で動いて姿勢や速度を感知するのに役立つ。それだけではなく、日々成長して樹の年輪のような輪紋を描くので、イカの日齢を特定することができる場合があるのだ! すごいでしょう。 骨のないイカの体の硬い部分を集めるのはイカ好きあるあるだが、最近の私にとっては甲やカラストンビよりも平衡石が愛しい。小さくて置き場所に困らず、形も愛らしく、イカの人生(イカ生)の歩みが記されている小さな粒を傍らに置いておきたい気持ち、わかるだろうか。 しかし、魚の耳石のコレクターの話は耳にすることも多いけれど、

    みんなの知らない平衡石の世界 - キリンはハマグリのなかま
  • 【いつも応援してくれている皆さまへ大切なおしらせ】藻類は植物の仲間ではなくなっています

    昆布やわかめが属する藻類は、以前は植物の仲間とされていましたが、原生生物の仲間ということになっています 日の教科書も2012年度版から「わかめや昆布は植物ではなく原生生物の仲間」という記載になっています 年齢を偽る場合は注意しましょう

    【いつも応援してくれている皆さまへ大切なおしらせ】藻類は植物の仲間ではなくなっています
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    zeroset 2023/09/23
    原生生物も色んな系統を含んでスッキリしないし、将来的にはアメーバ、粘菌、真菌(キノコやカビ)、襟鞭毛虫、後生動物を皆まとめて「動物」、それ以外の真核生物は「植物」、くらいにまた単純化されるかもね。