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ブックマーク / asnokaze.hatenablog.com (10)

  • UUIDv6~UUIDv8と uuidrev の動向 - ASnoKaze blog

    UUIDの新しいフォーマットとしてversion6~version8を追加する提案がIETFで行われていることは、以前記事で取り上げたとおりです。 asnokaze.hatenablog.com その後、IETFでRevise UUID WGが立ち上がるなど、標準化に向けて動きがあったので簡単に紹介する (今回は、具体的なUUIDv6~UUIDv8 の紹介は割愛する) uuidrev 今年の8月、Revise UUID WG (uuidrev) が立ち上がりました。このWGの主な作業領域は次のとおりです。 UUIDを定義した RFC4122 を改訂し、既存のエラッタを治す 改訂版仕様にUUIDv6~UUIDv8 を組み込む なお、これらの作業のマイルストーンとして2023年3月にIESGに提出することが掲げられています。 WG設立の流れは、7月に行われたIETF114の議事録に議論の様子が

    UUIDv6~UUIDv8と uuidrev の動向 - ASnoKaze blog
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    zetta1985 2022/10/19
  • 一般ユーザに払い出すと危険なサブドメインやメールアドレス - ASnoKaze blog

    ユーザに対して、そのユーザ名のサブドメインやメールアドレスを払い出すWebサービスがあります。 しかし、特定のサブドメインやメールアドレスは特別な用途で使われているものもあります。そのようなサブドメインやメールアドレスを一般ユーザに払い出してしまうと危険です。 現在、IETFでは仕様上利用用途が決められている、それらのラベルをとりまとめる「Dangerous Labels in DNS and E-mail」というdraftが提出されています。 今回はそれを眺めていきます。 (あくまでIETFの取り組みであり、仕様上定義されているものをとりまとめています。クラウドサービスや特定ベンダーで特別利用しているものは現在含まれていません。) サブドメイン ここでとりあげるサブドメインは、利用用途が決まってるため一般ユーザに払い出すべきではありません。(例: mta-sts.example.com)

    一般ユーザに払い出すと危険なサブドメインやメールアドレス - ASnoKaze blog
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    zetta1985 2022/07/04
  • HTTPと硬直化 (ossification) の問題 - ASnoKaze blog

    「硬直化(ossification)」はあまり聞き慣れない言葉だが、インターネットやWebの通信において問題となってきています。 新しい機能の展開を阻害するこの問題は、HTTPにおけても問題になっておりましたが、HTTPの標準化を行うIETFで動きがありました。 IETFのHTTP WGではオープンレターとして「HTTP and Web Application Firewalls: Managing Ossification Risk」を公開し、WAFベンダと連携してこの問題に取り組んでいく意思が示されています。 この事に関して簡単に説明していきます 目次 硬直化(ossification) とは HTTPにおける 硬直化(ossification) グリス (GREASE)の例 HTTPにおけるGREASE 硬直化(ossification) とは 「硬直化(ossification)」

    HTTPと硬直化 (ossification) の問題 - ASnoKaze blog
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    zetta1985 2020/07/08
  • QUICのコネクションマイグレーションについて - ASnoKaze blog

    目次 関連記事 概要 セキュリティ対策 アンプ攻撃 コネクションのトラッキング 攻撃者自身を経由するようなPATHの構築 コネクションマイグレーションの手順 Path validation コネクションマイグレーションの開始 コネクションマイグレーションへの対応 輻輳制御とECN 関連記事 QUICのAckとロスリカバリについて - ASnoKaze blog QUICの暗号化と鍵の導出について - ASnoKaze blog HTTP/3のヘッダ圧縮仕様QPACKについて - ASnoKaze blog QUICの話 (QUICプロトコルの簡単なまとめ) - ASnoKaze blog HTTP over QUICと、その名称について (HTTP3について) *2019年9月更新 - ASnoKaze blog 概要 QUICはUDPを使っており、QUICレイヤにコネクションを管理するた

    QUICのコネクションマイグレーションについて - ASnoKaze blog
  • 新しいWebの双方向通信 "WebTransport" について - ASnoKaze blog

    関連記事 WebTransport over QUICのサンプルサーバを試してみる - ASnoKaze blog WebTransport over HTTP/2 の仕様について - ASnoKaze blog WebTransport over QUIC について - ASnoKaze blog WebTransportという新しい双方向通信フレームワークの議論が始まっている。 GoogleのPeter Thatcher氏らによって、W3C WICGにプロポーザルが投げられています。 discourse.wicg.io WebTransportは、WebSocketのようなAPIをもち、QUICやHTTP/3上で多重化されたストリームを利用し、ヘッドオブラインブロックのない通信を行えるようにするというのがモチベーションのようです。(実際に使用する"トランスポート"はプラガブルな設計にな

    新しいWebの双方向通信 "WebTransport" について - ASnoKaze blog
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    zetta1985 2019/05/04
  • GoogleのQUICの論文が知見の塊だった - ASnoKaze blog

    20181107追記 QUICプロトコルについての概要は別途記事を書きました asnokaze.hatenablog.com 概要 ACM SIGCOMM 2017という通信系の学会に、Googleの人 総勢21人によって書かれた「The QUIC Transport Protocol: Design and Internet-Scale Deployment」という論文が提出され、学会ホームページより閲覧出来る。 この論文は、QUICの設計仕様と実際にGoogleのサービスにデプロイした結果について書かれている。 すでにGoogler SearchやYoutubeでQUICは有効になっており、一日あたり数十億の接続を処理し、Googleのegress trafficのうち30%がQUICになっており、インターネットのトラフィックの内7%がQUICだと推定されるという説明から論文は始まる。

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    zetta1985 2017/08/14
  • Nginxで、リクエストを複製するmirrorモジュールが標準搭載された - ASnoKaze blog

    [20170809追記] nginx-1.13.4に ngx_http_mirror_module は含まれました Nginxで、リクエストを複製するmirrorモジュールがコミットされ、何もせずとも使用できるようになりそうです(現状最新コミットをビルドする必要あり)。 例えば番環境のproxyからリクエストを複製して開発環境に流すような事も出来ます。もちろん複製処理は来のリクエスト処理をブロックしません。 例えば以下のように、mirrorに来たリクエストを複製してバックエンドサーバに投げるようにしてみます conf server { listen 80 ; server_name localhost; mirror_request_body on; log_subrequest on; location /mirror { mirror /proxy; #/proxy宛にリクエストを

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  • Webページを丸ごとパッケージングする Web Packagingとは - ASnoKaze blog

    20180824追記 Loading Signed Exchangesについて記事を書きました Loading Signed Exchangesの仕様 (WebPackaging) - ASnoKaze blog 20180208追記 Bundled HTTP Exchangesについて記事を書きました Bundled HTTP Exchanges とは (WebPackagingの議論より) - ASnoKaze blog 20180121追記 署名の仕組みとして Origin-Signed HTTP Exchanges を利用する方向のようです HTTP/2 クロスオリジン サーバプッシュを可能にする提案仕様 - ASnoKaze blog 20171001追記 IETF99にてユースケースについてまずまとめるべき気というフィードバックが有り、それをうけて「Use Cases and

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    zetta1985 2017/07/03
  • Limited Use of Remote Keys(Lurk)についてのメモ - ASnoKaze blog

    kazuhoさんのIETF95参加報告資料が参考になるかと思います(20160608追記) http://www.slideshare.net/kazuho/tls-lurk-ietf-95 2016年1月に、IETFで"Limited Use of Remote Keys(Lurk)"と言う議論が始まりました。 Lurkに関する議論はIETF95のBoFで議論されるようですが、それに先立って簡単に斜め読みしたので自分用にメモ(間違いを含む可能性が多分にあります)。 関連IDは主にココらへんです TLS/DTLS Content Provider Edge Server Split Use Case Authentication Model and Security Requirements for the TLS/DTLS Content Provider Edge Server Spl

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    zetta1985 2016/08/15
  • Feature Policy、ブラウザの特定機能を無効にする仕様 - ASnoKaze blog

    W3CでFeature Policyという仕様が議論されています。仕様は著者であるGoogleのIlya Grigorik氏のリポジトリ(URL)より確認できます。 このドキュメントはまだW3C公式のドキュメントとはなってはいませんが、先月行われたFace-to-Faceのミーティングでも議論がされています(議事録) Feature Policy セキュリティやパフォーマンスの観点で、Webデベロッパーがブラウザの特定のAPI(機能)を無効にしたい場合もあります。 そこで、 Feature-Policyヘッダを用いて以下のようにブラウザの機能を制限できるようにするのがこの仕様です。 また、このFeature-Policyヘッダは現在IETFで議論が行われている"A JSON Encoding for HTTP Header Field Values"(URL)というHTTPヘッダ値にjso

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    zetta1985 2016/06/08
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