「二度と繰り返さないために歴史を記憶しようとする韓国の運動を知ることで、日本はそういう記憶の継承が蔑ろにされてはいないかと考え直すことができると思う」
![THE HUFFINGTON POST 日本語版](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5093d32b9fcfe477a6b658c1238e6ccccca0a930/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2Fdefault-entry.jpg)
中東。この地域への対応は、最初は彼の博識さを示すものだったが、今ではひいき目にみても混乱状態にある。9年も続くことになったイラクでの戦争を終結させるという公約を掲げて彼は大統領になったのだった。しかし、ウサーマ・ビン・ラーディンは死んだのに、代わってイスラム国がテロ戦争を続けている。そして、この理想を胸に抱いて受賞したノーベル平和賞の大統領は、シリア国内に爆弾の雨を降らせながら、地上部隊投入の要求だけは何とかはねのけている状態だ。 言葉が重要。オバマは弁護士として揚げ足を取られない言葉遣いをする十分な経験を持つはずだ。その彼があまりにあからさまな物言いを続け、自分で威信を損ねている。彼は全国民に対し、オバマケアは誰もが 「自分の医者を持つ」ことができると確約した。しかし、現実は違った。彼は、もしシリア大統領のバッシャール・アサドが 「最後の一線」 を越えて化学兵器の使用に踏み切れば、アメリ
近年、ルームシェアとは一線を画したシェアハウスが住まいの形態の一つとして広がっている。日本でのシェアハウスの物件数と住戸数は、2013年の3月末時点で1,378物件、19,208戸とこの数年で年率3割増加しており、3年間で約2倍になっている(*1)。 以前から家賃を安く抑えたいという目的を持った人々にはルームシェアが選択されていた。ルームシェアに対して最近のシェアハウスの特徴は、個人のプライベート空間が確保されていることに加えリビングやキッチンといった共有スペースには一般的な一人暮らしでは備えるには難しい豪華な家具や設備を提供している点である。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ政権下で迫害を受けていたユダヤ人6000人に、亡命するためのビザを発給した外交官、故・杉原千畝氏。その際に救われたユダヤ人女性が、感謝を込めて日本人に託した自らの顔写真の身元が判明した。女性はすでに亡くなっているが、家族らが確認したという。時事ドットコムが報じている。 女性はポーランド生まれのソニア・リードさん。ナチスの迫害を逃れて日本に渡った当時は16〜17歳で、写真の裏に「私を思い出してください。すてきな日本人へ」と書き残していた。 北出さんによると、ソニアさんはニューヨーク近郊で夫の板金工場経営を手伝っていた。日本にも2回旅行。生前、3人の子供には欧州からの逃避行について何も語らなかったが、「日本人にはとても親切にしてもらった」と話していたという。 (時事ドットコム「ユダヤ人女性、73年ぶり判明=「私を思い出して」と写真託す-杉原ビザで脱出」より 20
ところで、これは道徳的な主張であるとか、西欧の価値観をそのまま日本の伝統の上に押し付ける主張であるかのように受け取られるおそれがある。今回の小論は、そう思われないための弁明である。「考えることの能力」という観点から、この課題がどのようなものであるのかを説明し、その内容が私たちの生活と将来に貢献できることを示したいと思う。
言語というのは面白いもので、勉強の一科目として学ぶ時、苦手意識を持つこともあります。しかし母国語を考えてみると、ある程度の年齢になると当たり前のように使えるようになっています。 「母国語だからできるようになるのは当然」という意見はもっともですが、なぜ母国語だと最終的に誰もができる言語が、外国語だと時に難しいのでしょうか。 その答えの一つが、その言語に対する接触時間です。当然ながら、接触時間が長ければ長いほど、理解が深まります。子どもの語学教育に関して言えば、その吸収力は大人の何倍も優れています。若い頃は記憶力があったのになあ、という経験は誰もが持っていると思います。
なぜ日本人はこれほどまでにバッドセンスを愛するのか? こうした問題意識から日本人の嗜好の精神分析を行い、そこに「ヤンキー」性を指摘した拙著『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』(以下セカド)。本書は各方面から反響があり、光栄にも第11回角川財団学芸賞を受賞することになった。 そしてこの3月にセカドの議論を発展させた『ヤンキー化する日本』という対談集を上梓した。各界の著名人との討論との通じ、どれだけ日本人の無意識にヤンキー性が潜んでいるかを、改めて確認することができた。本書の第一章では、セカドでの議論を整理した上で新しい事象も盛り込み、ヤンキー的なるものの特徴を列挙してあるので、セカドをお読みいただいていない方にも、十分に楽しんでいただけるはずである。 誰の心にもヤンキーはいる。これが僕の基本的な考え方だ。素直にヤンキースタイルを生きる者もいれば、嫌悪とともにそれを〝否認〝する者もい
福島県双葉郡広野町。福島第一原子力発電所から20km圏ラインのすぐ外に位置するこの町は、原発が存在しないにもかかわらず、2011年3月11日以降は原発事故収束・最前線の町となった。広野町の最北部に位置する「Jヴィレッジ」が東京電力や自衛隊の前線基地となり、全国各地から廃炉や除染にあたる作業員が集まってきたためだ。 福島県の浜通り地区と福島第一原発の位置関係図住民票を持たないものの、町で暮らす作業員は約2600人。一方、住民票のある約5200人の町民のうち、町に戻ったのは約1350人(2014年2月25日)。今、町で暮らす作業員の数は、町民の2倍近くにまで増えている。 一時は全町避難が指示された広野町は、2012年3月31日に避難指示が解除された。町は町民に帰還を促すが、戻って来たのはまだ約4分の1。町民が町に戻るためには何が必要なのか。将来を見据えてどのような舵取りを行うのか。2013年1
東日本大震災から3年目を迎えるに当たって、原発作業員は何を感じているのか。福島第一原発をとりまく状況は事故直後から変わったのか? 変わってないのか? 忌憚のない意見を聞いた。 Members of the media and Tokyo Electric Power Co. (Tepco) employees, wearing protective suits and masks, walk towards the common spent fuel facility during a visit to the company's Fukushima Dai-Ichi nuclear power plant in Okuma, Fukushima Prefecture, Japan, on Wednesday, March 6, 2013. Tepco's Fukushima Dai-Ic
ファーストフードやスナック菓子は、体にあまりよくないイメージがありますよね。大きな理由に脂肪分の高さが挙げられます。確かに食べ過ぎれば過体重や肥満につながって、様々な生活習慣病につながりがちです。ただ、もっと直接的に、がんにつながる可能性がこのほど示されました。「高温の油で揚げる」という調理法そのものに問題があるようです。
日本人は議論が苦手だと言われている。が、これは「自分の意見をはっきり言わない」ぐらいに理解されている場合が多いようだ。議論の種類や方法について語られることは滅多になく、無遠慮な恫喝で他人を黙らせるのが「議論の上手い人」と見なされてしまう。
福島第一原発の事故から3年が経ち、福島の各地域では復興で新たな街づくりが計画されようとしている。しかし、今後10年、20年経ったとき、今の計画が正しかったと、自信を持って言えるものなのか。2月27日に東京都内で開催されたトークイベント『J.Iフォーラム 福島から日本を考えよう』では、福島の現場の視点だけでなく、他の震災での復興事例も交え、活発な議論となった。
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