だいぶ後回しになってしまったが、本稿ではVIA Technologies関連の話題をレポートしたい。同社はCOMPUTEX会期中の6〜7日に、隣接するホテルで恒例の「VIA Technology Forum」 (VTF2007)を開催しており、そこでの内容もあわせて紹介しよう。 VTFの開幕直前、国内メディアからの猛烈な取材を受けていたWenchi Chen社長兼CEO 携帯電話プラットフォームに参入? VTF初日の基調講演にて、同社のWenchi Chen社長兼CEOが披露したのが新フォームファクタの「Mobile-ITX」。大きさはわずかに7.5×4.5cmで、この基板上にx86アプリに必要な全てのコンポーネントと、CDMAチップまで搭載したという。 「Mobile-ITX」は名刺よりも小さいとアピール。"Business Card Size(BCS)"というニックネームも
「キャリアは従来のネットワーク帯域を拡大して確保する方向から、帯域を管理して必要量を確保しなければならない時期に来ている。需要の拡大に合わせていてはもう投資対効果を確保できない」と強調するのは、米ジュニパーネットワークス 戦略・企画担当副社長 ジュディ・ベニンソン(Judy Beningson)氏だ。同氏は、YouTubeの台頭など動画コンテンツが普及するのに合わせて、キャリアは従来のネットワーク帯域の運用方法を見直すべきだと主張する。 ベニンソン氏によると、Web 2.0時代の到来により、ここ2年くらいでキャリアのネットワーク帯域に関する環境は劇的に変化しているという。まず、5~6年前くらいから一般家庭へのブロードバンドの普及でWebサービスの利用量が増加し、それに合わせてキャリアはバックボーン回線の増強に励んだ。また、3~4年前からはPtoPアプリケーションの利用量が急激に増加し、キャ
米オンライン広告業界団体のInteractive Advertising Bureau(IAB)およびPricewaterhouseCoopers(PwC)は、今年第1四半期(1〜3月期)における米オンライン広告市場の売上高を調査した最新レポート「IAB Internet Advertising Revenue Report」の発表を行った。 同レポートは、米国内企業がWebサイト・オンラインサービス・Eメール上などに出している広告売上高の集計データに基づく。調査結果によれば、今年第1四半期の米オンライン広告の総売上高は、前年同期比26%増となる約49億USドルを記録。年末商戦が終わると、例年は第1四半期に広告売上の落ち込みが見られるものの、今年第1四半期は前期比でも2%増となり、四半期ベースで過去最高の売上高となった。 米オンライン広告の総売上高 IAB会長兼CEOのRandall
VMwareは、ホスティングプロバイダーが顧客に仮想化環境の提供を可能にするサービスを発表した。 今回発表したサービスについて同社は、エンドユーザー企業向けホステッドサービスおよびアプリケーションの信頼性を向上させるものになるとしている。 同社は米国時間6月6日、「VMware Service Provider Program (VSPP)」を発表した。ウェブホスティングプロバイダー、アプリケーションプロバイダー、通信会社、IBM Global ServicesやEDSなどのアウトソーシング会社、マネージドサービス会社などをターゲットにしている。 VSPPは、これらの企業が仮想化したアプリケーションなどのサービスを法人顧客向けに提供する際に役立つ、とVMwareのプロダクトマーケティング担当ディレクターを欧州で務めるReza Malekzadeh氏は述べる。 同氏はZDNet.co.ukの
Jobs氏の日本批判と、ネオテニー伊藤氏の視点 2007年6月 7日 コメント: トラックバック (0) Adario Strange 5月30日(米国時間)に開催された『All Things D』会議での対談で、米Apple社の最高経営責任者(CEO)、Steve Jobs氏は日本の家電ビジネスをあからさまに批判した。Jobs氏の発言は次のとおり。 「『iPod』が存在し、この市場にApple社が参入したのはなぜか。実に素晴らしい日本の家電メーカーは、携帯音楽[プレーヤー]市場を創出し、かつて独占していた。現在もその市場をある程度は確保している。だが彼らは、適切なソフトウェアを思いつくことも、開発することも、実装することもできなかったのだ」 多くの人々がこの発言に注目せず、議論にならなかったという事実は、私には奇妙に思えた。そこで、日本のハイテク界に関する情報源として私が頼りにしている1
サービス稼動後もシステム構成の拡張を可能にする マルチレイヤ仮想化技術を開発 ~サービス基盤の拡張性・信頼性向上と運用管理容易化を実現~ 2007年 6月11日 日本電気株式会社 NECはこのたび、IT・NWサービス基盤のソフトウェア/ハードウェア構成を、サービス稼動後であっても任意に拡張可能にする「マルチレイヤ仮想化技術」を開発しました。 このたびの開発は、仮想マシン(VM)によるソフトウェアレベルの仮想化とI/O仮想化技術「ExpEther(TM)(エクスプレスイーサ)」によるハードウェアレベルの仮想化とを連携動作させることで実現したもので、システムの拡張性・信頼性を向上し、容易な運用管理を実現するための基盤技術です。 本技術により、これまで、サービス需要の伸びや障害発生時の切り替えなどを予め想定した作りこみが必要だったサービス基盤のソフトウェア/ハードウェア構成を、サービスの運用状況
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます コニカミノルタオプトは6月11日、Ultra Density Optical(UDO)方式の光ディスクシステム製品系列「UDOドライブ」「UDOライブラリ」「UDO AAシリーズ」で、最大記憶容量60Gバイトの製品を6月中旬より販売すると発表した。価格はオープンとする。 UDOは、相変化光ディスクに青色レーザーでデータを記録する技術。英Plasmonなどが開発し、欧州電子計算機工業会(ECMA)が規格として認定した。書き換え型と追記型の2種類がある。5.25インチのカートリッジ型ディスクを記憶メディアとして使い、両面で60Gバイトのデータを記録できる。今後、2009年には120Gバイト、2012年には240Gバイトといった大容量化の開発
2007年06月11日16:45 カテゴリCodeTaxpayer 年金を反古にする権利は当然存在します 磯崎さんの「年金を受け取れる権利」なんて、もともと存在しないに対する。bewaad instituteさんの「「年金を受け取れる権利」は当然存在します」は、この手の問題についてbewaad instituteさんへのネット上での信用度が高いだけに、とても困ってしまいます(現に、はてなブックマークも多数集まっています)。というのも、完全に間違っているのですから。 bewaadさんは、こう言うべきでした。 国民には年金を受け取る権利がある。国家には年金をいつ誰にどれだけ支給するか決める権利がある。 そう。この問題は、権利の有無の問題ではなく、どちらも権利を有することになっていることが問題なのです。 佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェン:磯崎哲也○勇み足●bewaad 「権利」の定義の問
「バイオコンピューター」で細胞の異常を察知 2007年6月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim DNA、RNA、タンパク質からなる診断用「コンピューター」をプログラミングして、細胞の変化(たとえば、ガンに関係のある遺伝子の発現など)が起きた際には、簡単なテストで検出できる分子を血流中に放出させる――そんなことが、将来的に現実になるかもしれない。 以下、ハーバード大学の学内紙『Harvard University Gazette』の「はじめに、科学者は埋め込み可能の超小型バイオコンピューターを創造した」から引用する。 「今のところ、われわれは細胞の発するシグナルを読み取るツールを持たない。だが、これらのバイオコンピューターを使えば、細胞の複雑なサイン、たとえば、複数の遺伝子のふるまいなどを、容易に観察可能な出力に変換できる。さらに、そ
最近「isologue」さんと「bewaad」さんとの間で沸き起こった議論のおかげで、既裁定年金と未裁定年金(過去期間)の受給権が財産権であると考えてよいらしいとわかってたいへん勉強になった(これとかこれとかこれとか)。法解釈問題についてはbewaadさんのほうが旗色よさそうで、この種の問題の「正解」はお役人さんに聞くに限るってことだな。ただこの周辺で飛び交ってるいろいろな人のいろいろなご意見とか、マスメディアからの情報とか、身の回りの人たちの話とかをいろいろと考え合わせてみると、この法解釈問題の解決によって国民の年金問題に関する不安が解消するのかどうかはよくわからない。 私は頭が悪いし知識もないので、こういうハイレベルの議論に参戦するつもりはない。代わりに、かねがね持っていた疑問について考えてみることにする。賢い方々はおそらくすでに「正解」をお持ちなんだろうが、私なりに「納得」したいと思
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