▼古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジンVol069 目次 ―第1部― 日本再生のために 1.TPP交渉に見る秘密主義とマスコミ・国民の責任 2.みずほ銀行の力団融資と半沢直樹は同根 3.ストーカー対応に見る警察の文化 4.ツイッター参事官とブログ課長が示す公務員制度の問題点 ―第2部― 読者との対話 ―第3部― 古賀さんのスケジュール 1.TPP交渉に見る秘密主義とマスコミ・国民の責任 ◆元々聖域ではなかった5品目 TPP交渉で、「聖域」と言われたコメなどの5品目について、関税撤廃の交渉に入ることが確実となった。今年2月の日米首脳会談後の記者会見で、安倍総理は、「TPPでは聖域なき関税撤廃が前提ではないという認識に立った」と胸を張った。日本のメディアはその言葉をそのまま伝えたが、一方のオバマ大統領は会見をしなかった。双方が会見すると声明の解釈に食い違いが出るからだ。 声明そのものには安