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ブックマーク / www.aoky.net (8)

  • 私のような仕事につく方法

    Aaron Swartz / 青木靖 訳 これはカリカット工科大学で行われたTathva 2007カンファレンスでの講演のために書いたものだ(補足)。 アメリカの作家であるカート・ヴォネガットは、講演のタイトルをいつも「私のような仕事につく方法」にしていた。そして内容はその時々で好きなことを話していた。私はどちらかというとその逆の状況にある。何でも好きなことを話していいと言われたのだが、自分に話せる一番面白い話は「インターネットの将来」とか「マスコラボレーションの力」みたいなご大層なことではなく、「私のような仕事につく方法」だろうと思ったのだ。 それでは、私はどうやって自分の仕事を得られたのか? 疑いなく、第一のステップはしかるべき遺伝子を選択するということだ。私は白人男性アメリカ人として生まれた。家はかなり裕福で、父はコンピュータ業界で働いていた。残念ながら、これらのことを自分で選ぶため

  • Steve Yegge、RailsをJavaScriptに移植する

    John Lam / 青木靖 訳 2007年6月24日 Foo Campで私が最初に行ったのは、「GoogleRailsクローン」と題するSteve Yeggeの講演だった。このタイトルを見てどうして聞かずにいられようか? Googleはプログラミング言語として、C++JavaPythonJavaScriptの4つを使っている。WebのフロントエンドJavaで書きたがる人がそういるとは思えないが、それはWebフロントエンド用のJavaコードをたくさん持っているGoogleにしても 同じだ。 Googleにおける開発者の生産性を引き上げるため、Steveは会社にRails(したがってRuby)を言語として採用するように訴えたが、それが叶わないとなると(Googleはインフラでサポートしなければならない言語の数を増やすのをとても嫌っている)、 彼は欲求不満のプログラマがみんなするだろ

  • スペル修正プログラムはどう書くか

    Peter Norvig / 青木靖 訳 先週、2人の友人(ディーンとビル)がそれぞれ別個にGoogleが極めて早く正確にスペル修正できるのには驚くばかりだと私に言った。たとえば speling のような語でGoogleを検索すると、0.1秒くらいで答えが返ってきて、もしかして: spelling じゃないかと言ってくる(YahooMicrosoftのものにも同様の機能がある)。ディーンとビルが高い実績を持ったエンジニアであり数学者であることを思えば、スペル修正のような統計的言語処理についてもっと知っていて良さそうなものなのにと私は驚いた。しかし彼らは知らなかった。よく考えてみれば、 別に彼らが知っているべき理由はないのだった。 間違っていたのは彼らの知識ではなく、私の仮定の方だ。 このことについてちゃんとした説明を書いておけば、彼らばかりでなく多くの人に有益かもしれない。Google

  • Lispの真実

    Leon Bambrick / 青木靖 訳 2006年9月24日 日曜 ここにLispの真実が明らかにされ、いくつかの代替が提示される。 Lispを学ぶことはあなたの人生を変える。 あなたの脳はすごく大きくなり、そんなに大きくなるものだとは思わなかったほどになるだろう。 あなたは自分のアプリケーションをすべて、ほんの一握りのコードで書き換えるだろう。 社会はあなたを避けるようになる。あなたも社会を避けるようになる。 あなたは自分のまわりの物やまわりの人すべてに不満を感じるようになる。 Lispは非常にシンプルであり、ほんの数分で学ぶことができる。私はさっきバスを待っている間に学んだ。 Lispは非常にシンプルであり、どんな言語を使おうと数ページのコードで実装できる。しかしそんなことをすることはないだろう。ひとたびLispを学んだなら、あなたはLisp以外の言語で何かを書こうとは思わなくなる

    zionic
    zionic 2007/04/20
    >Paul Graham自身すべてLispで書かれている。書いたのは以前のバージョンの彼であり、その彼もまた、さらに前の彼によってLispで書かれていた。
  • Googleのようにコンピュータを組み立てる

    Jeff Atwood / 青木靖 訳 2007年3月12日 シリコンバレーに行くことがあれば、コンピュータ歴史博物館を覗いてみることを強くお勧めする。現存で唯一動作するPDP-1があって、それを使ってオリジナルのSpacewarゲームができるような場所が、他にあるだろうか? 私は行ってみたが、すごかった。ゾクゾクした。は退屈しきっていたが、それでもずっと付き合ってくれたことに感謝している。 この博物館は特設展よりも常設展示の方に当に面白いものがある。それが建物の大部分を占めていて、かつて耳にしたことのあるあらゆるコンピュータが置かれている。見ることのできる所蔵品の中に、1999年のGoogleの 初期のサーバがある。 Googleの最初の量産サーバ 1999年 Google, Inc. アメリカ 限られた資金で、Googleの創業者ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンはこの安価な相互接続

  • 「要努力領域」で努力しても凡庸にしかならない

    「要努力領域」で努力するのは凡庸にしかならない Kathy Sierra / 青木靖 訳 2006年2月6日 これまでの人生(学校、仕事、人間関係)で、「要努力領域」について人に言われたことはどれくらいある? その領域で努力するために、どれほどの時間とエネルギーを使った? あなたがマネージャなら、パフォーマンスレビュー でそういう領域についてどれくらい強調してきた? 弱点に取り組むのではなく、強みを伸ばし、磨いていくべきではないのだろうか? もし弱点に取り組むことの対価が、ずば抜けたものになる可能性を減らすことだとしたらどうだろう? (そもそも何が「弱点」だとかそうでないとか、誰が決めるというの?) このことについて書かれたがあって、私は読んではいないのだが、その考え方には興味を引かれる。 Teach With Your Strengths(強みで教える)というは、Amazonのページ

    zionic
    zionic 2007/03/05
    >特定の領域でずば抜けた仕事をすることはできなくなる。私たちの多くは、凡庸ではやっていけないのだ。
  • バベル案内

    Steve Yegge / 青木靖 訳 2004年9月 これは駆け足の言語案内だ — Amazon Developers Journalのために今月書いていたのだが、どうもこれを見苦しくないようにする方法を見つけられなかった・・・。 ひとつには、私はどうも粗野で口汚くなりがちで、オフィシャルな趣のあるAmazonの出版物に載せるのは不適切に思えた。それでかわりに誰も読まない自分のブログに押し込めてしまうことにした。読んでるのはあなたくらいのものだよ。どうも! もうひとつ言うと、これは当に書きかけのものであり、そこかしこの断片を集めたものでしかない。全然磨き上げられていない。これもブログエントリにする理由になっている。ブログなら別に良質である必要も完全である必要もない。単に私が今日考えたことというだけのものだ。ではお楽しみを! この駆け足の案内では、C、C++、Lisp、JavaPerl

  • スタートアップを殺す18の誤り

    Paul Graham / 青木靖 訳 2006年10月 最近やった講演の後のQ&Aで、スタートアップを失敗させるのは何かという質問をした人がいた。その場に立ったまま何秒か呆然としていた後、それが一種のひっかけ問題なことに気付いた。これはスタートアップを成功させるのは何かという質問と等価なのだ——失敗の原因となることをすべて避けるようにすれば、成功することができる——そしてこれはその場で答えるにはあまりに大きな問だった。 後になって、私はこの問題をそういう方向から見るのも有効かもしれないと思うようになった。すべきでないことをすべて並べたリストがあれば、それをただ逆にするだけで成功へのレシピに変えることができる。そしてこの形のリストの方が、実践する上で使いやすいかもしれない。やらなければならないことをいつも頭に入れておくよりは、何かやってはいけないことをしているときにそれと気付くというほうが

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