情報サービス産業協会(JISA)がソフト(開発)会社の格付けの可能性を探り始めた。手始めにユーザー企業の選択基準となるような指標を1年かけて作成する。ソフト会社が安値受注競争に陥っている背景の1つに、ユーザー企業がソフト会社の技術力や構築力などを考慮せずに、価格最優先で発注する傾向が強まっていることがあると見たからだろう。 生き残りをかけて、ソフト会社があえて価格競争を展開している部分もあるが、よくよく考えるとソフト会社に対するユーザー企業の選択基準は不明瞭である。だから「当社はこの分野に強い」「他社よりも高品質である」「当社はこの技術に強い」とソフト会社が主張しても、品質や生産性も含めてユーザー企業には判断できるだけの材料がない。その結果、1人月100万円を80万円に値切られたり、300万円の価値があっても150万円しか支払ってくれないケースがしばしば起きる。 ソフトは国家や企業の基盤と
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