ウルシステムズは8月24日、全日本空輸(ANA)の国内線予約システム「ANA SKY WEB」の全面刷新を支援したと発表した。今回の刷新で、同システムでは空席照会が10倍以上高速に処理できるようになったという。 ウルシステムズは今回の刷新プロジェクトの中で、ANAの社内や部門間の調整役としての役割を担い、「発注側の立場でベンダーコントロールや課題管理、性能面の管理、テスト計画の策定、品質・障害管理などを強力に支援」したという。その結果、従来システムの高い性能と品質を維持しつつ、無事に全面刷新を完了できたとしている。 ANA SKY WEBは1日に40万人以上が訪問する大規模インターネット予約サイト。年間3300億円以上の収益を上げているという。ウルシステムズは、2004年の同システムの大規模リニューアルの際にもシステム構築を支援していた。 関連記事 社運を賭けた広告配信システムの開発――品