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ブックマーク / web.soshisha.com (3)

  • 妄想を生きる人たち - オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思

    オタク店員見習いの大泉は、店の諸先輩方に誘われてカラオケ(忘年会)に行ってまいりました。 取材者としてはたいへんありがたい展開ではあるが、何せオタク系カラオケの経験がまるでないので、どのように振る舞っていいのか見当もつかない。みんな車で出かけるので、酒はどうするのかと思ったら誰も飲まないという。飲まずにカラオケをやるなんて考えたこともなく、45を過ぎて新たな体験をすることになった。みんなフリードリンクのクリームソーダなどをガツガツと飲んでおり、酒の代わりに糖分に酔うという感じ。ハチミツで酔ったようになっていたアフリカの先住民とか、刑務所の中で支給される貴重な甘いものに酔っていた花輪和一などの体験を思い出した。 『プロジェクトA』のテーマで始まり『ふたりはプリキュア Max Heart』で締めるという展開で、朝6時近くまでみんなで歌いまくった。僕自身、2004年に『萌えの研究』のためこの

  • そこから音楽はちゃんと聴こえてくる? マンガに聴くクラシック | Web草思

    二ノ宮知子の漫画〈のだめカンタービレ〉が、今月16日からフジテレビでドラマ化されるという。この漫画は、音大生が主人公のラブコメで、講談社漫画賞受賞、発行部数1300万部を突破、現在も連載が続いているヒット作、などという言葉で紹介されていることが多い。 こういう案内を目にすると、漫画をバリバリ読む習慣がないわたしは、「どうせ、主人公の自己実現のためにクラシック音楽という小道具を使っただけのハヤリものだろ」などとクールなヒネクレ目線で眺めがちになるのだが、今回は事情が違った。 なかなか読ませるのである。クラシック音楽が小道具レベルで登場するのではなく、もっと根的な次元に迫る勢いがあり、しかも、うるさ型のクラシック音楽ファンをも納得させるような、ディティールの細かさ(*1)だってある。 もしも、クラシック音楽が聴きたいと思う人がいれば、名曲のサワリだけを集めたCDを聴くよりも、この漫画

  • オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思

    ノンフィクション作家。1961年、東京生まれ。中央大学大学院文学研究科修了、哲学専攻。エホバの証人信者の輸血拒否事件を追った『説得』(現代書館)で1989年講談社ノンフィクション賞を受賞。オウム真理教に実際に入って書いた『麻原彰晃を信じる人びと』(洋泉社)など、まず現場に行きそこでの体験を記述するという方法をとっている。著書には『萌えの研究』(講談社)『人格障害をめぐる冒険』(草思社)『マレー獏は悪夢を見ない』(扶桑社)『消えたマンガ家』(太田出版全3巻/新潮OH!文庫全2巻)などのほか、漫画家水木しげる氏との共著『水木しげるの大冒険』(扶桑社)『精霊の楽園オーストラリア』『幸福になるメキシコ』(いずれも祥伝社)などがある。編著としては庵野秀明『スキゾ・エヴァンゲリオン』(太田出版)、水木しげる『日の水木サン』(草思社)などがある。

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