杉田水脈代議士のLGBTについての「新潮45」の記事は、差別的な意図は感じられない一方、揚げ足をとられかねない表現もあり、結果的に各方面に迷惑をかけたという意味において、自民党が「個人的な意見とは言え、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現があることも事実であり、本人には今後、十分に注意するよう指導したところです」としたことは、反論もあろうが理解の範囲内である。 また、杉田氏がこの問題の深刻さや複雑性について、国会議員の平均水準と比べて著しく劣っているほどとも思えないが、少し勉強不足だったのも事実だろう。 ただし、石破茂氏などが細田派の杉田氏に対して、敵失を喜ぶように喜々として一方的な批判をしたのは、人間の器が小さいと思う。 それは、ともかくとして、この問題について、杉田氏に対して下劣な攻撃がネットなどで繰り広げられているのは、いつものことだが困ったことだ。さらに、まったく許せないの