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2016年9月18日のブックマーク (1件)

  • 金利上昇が経済を活性化させ、経済を浄化し、格差を拡大させる

    金利の上昇は債券価値を引き下げるので、債権の投資家には悪夢だ。金利が一旦上がりだせば、一定レベルまでは上昇が続くので、その間は保有債権が損失を被り続ける。 株式投資家にとっても、金利の上昇は株の価値を計算する際の「割引率上昇=コスト上昇」を意味するので、株価のフェアバリューが低下してしまう。 ただ、しばらくすれば経済の正常化の恩恵によってEPSが増額修正されるから、株価は下落調整分を乗り越えて高値を更新するものだが、その間の下落幅や調整期間の長さは悩ましいものだ。 もっとも先物やオプションがあるから、空売りポジションを現物以上に持てば、金利上昇局面でも利益を出せる。 それは債権でも株式でも同じだ。そうは言っても、空売りを大々的に使う機関投資家はほとんどいない。