“デジタル化”は多くのビジネスリーダーが理解に苦しむ業界用語かもしれないが、米Microsoftはデジタル化製品のポートフォリオ作成に乗り出している。あらゆるビジネスがソフトウェアビジネスになるだろうと、MicrosoftのCEOサトヤ・ナデラ氏は語る。 米国で開催された毎年恒例のConvergence 2015において、ナデラ氏は企業の代表者に向けて次のように話した。「ビジネスを変える原動力は、テクノロジーの課題を見据えることにある。ビジネスで実現を望むものが、テクノロジーを根本から変えていく」 同氏によれば、IoT(モノのインターネット)をソフトウェアビジネスにすれば、全てのビジネスに影響を及ぼすことは間違いないという。 ナデラ氏は、あらゆるビジネスはデータを利用することでどのように変わるかを検討すべきだと話す。「全てのビジネスがソフトウェアビジネスになり、アプリケーションを構築し、高