東京電力の企業キャラクター「でんこちゃん」の愛称で知られる分電でんこさん(24)の突然の訃報は東電管内の人々に大きなショックを持って受け入れられた。千代田区にある東京電力本店前には早朝にもかかわらず、300人を越える人たちが列を作り、花を手向けるなどしてでんこさんの冥福を祈った。 東電は27日午後、同社ホームページで「分電でんこさんは、遠い、遠いお星さまになりました。これからは夜空からみなさんの足元を照らしつづけます。電気と仲良くね!」とのコメントを突如発表。事実上の逝去を宣言したことから、多くの人々に衝撃を与えた。 昨年の福島第一原発事故以降、東電ではでんこさんを起用したCMやパンフレットを全面的に自粛。公式ホームページも削除されており、「でんこちゃんも震災に巻き込まれたのでは…」など、でんこさんの安否を気遣う声も多く聞かれていた。 そのような中での突然の逝去発表に、ネット上では「惜しい
心優しい人々の国から来た好漢は、何の落ち度もないのに命を奪われた。なぜこんな惨劇が起こったのか。なぜ彼は、理不尽な暴力を受けながら、最後まで「反撃しない勇気」を持ち続けられたのか。 同行者にも「手を出すな」と やれ肩が触れた、目が合ったと言いがかりをつける。言われた方もキレて怒鳴り返す。あっという間に殴り合いの大ゲンカ---。今の日本でしばしば起こる、悲しく殺伐とした出来事だ。 ところが、深夜の路上で酔った若者たちに因縁をつけられ、殴る蹴るの暴行を受けても反撃せず、無抵抗のまま尊い命を落とした人がいる。在日ネパール人のビシュヌ・プラサド・ダマラさん(享年42)だ。 惨劇が起きたのは、1月16日の午前4時過ぎ。大阪市天王寺区でネパール料理店を経営するダマラさんは、前夜からネパール人の仲間たちと飲食を楽しんだ後、20代の従業員2人を送ろうと同市阿倍野区松崎町を歩いていた。 そこへからんできたの
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