宮崎市の県立宮崎病院(嶋本富博院長)は10日、新型コロナウイルスの感染者の受け入れ病棟勤務で救急搬送の受け入れに対応した20代男性看護師が、新型コロナに感染したと発表した。パニック状態となった感染者の飛沫(ひまつ)などを直接浴びたことが感染した原因とみられる。 県病院局によると、県立3病院でコロナ担当の医療従事者が勤務中に感染した可能性のある初めての事例となった。男性看護師は2回のワクチン接種済みだった。同日の同市発表分の感染者に含まれている。県立宮崎病院は院内で感染が広がるリスクは低いとして、診療は通常通り続けている。 同病院によると、男性看護師は5日早朝、意識がもうろうとした感染者の救急搬送受け入れに従事。採血などの最中に感染者の意識が戻り、混乱して暴れる場面があった。男性看護師はフェースシールドやマスク、防護服、手袋などを規定通りに着用していたが、吐しゃ物や唾液などを直接浴びるなどし
県がホームページ(HP)上で公表した新型コロナウイルス感染者情報の文書ファイルのタイトルが一時「感染者情報一覧表ねw」と誤表記されていたことが5日、分かった。職員が「new」と打ち込み、誤って一部を日本語変換した。「w」はインターネット用語で「笑い」を意味し、県は「そうした意図ではなかったが、不適切な表現で誤解を与えてしまった」としている。 誤りがあったのは4日発表分の資料。職員が作業用のエクセルファイルの名前を誤変換したまま保存。掲載前に複数人でチェックしたが、気づかなかったという。 県感染症対策室は「誤解を招く表現がそのまま掲載されてしまった。再発防止に努めたい」としている。【写真】誤表記された状態でホームページに掲載されていた県の公表資料(画像の一部を加工しています)
◆臨時医療施設で現状打開を◆ 東京都に4度目の新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令されてから1カ月半が過ぎ、対象地域は21都道府県に拡大した。首都圏や関西を中心に病床が逼迫(ひっぱく)し、政府は感染急拡大地域では臨時医療施設の整備を含む対策を進めると表明した。 感染者急増に追いつかない医療体制の崩壊状態の打開には、「野戦病院」のような臨時医療施設をつくり患者、医療従事者を集中させることは有効だ。直ちに実行してほしい。 厚生労働省は都と連名で、都内の全医療機関にコロナ向け病床の確保を要請した。改正感染症法に基づく国として初の措置だ。これにより都は、コロナ病床を約600床上積みし計7千床確保したいとしている。 東京都が現在確保するコロナ病床約6400床は、使用率60%超で数字上は余裕がある。しかし、人員配置が間に合わないなどのため実際は逼迫状態だ。既存病院の病床上積みは今後も険しい道と考えざる
◆国が実務丸投げした結果だ◆ 新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種が本格化した。だが予約手続きが混乱し、注射を担う医療従事者の確保も難航。7月末までに全高齢者に打ち終えるという政府目標は暗雲が漂う。12日に集団接種の予約が始まった宮崎市でも、インターネット予約は開始早々終了。電話予約もつながりにくい状態が続き、不満が相次いだ。 ワクチン供給は国、接種作業は市区町村といった役割分担をしたことで、困難な接種実務の差配を政府が市区町村に丸投げし無理を強いる形になった。最適な手順は地域で違うだろうが、政府はもっと積極的に市区町村を支援するべきだ。 医療従事者約480万人の3割超が、2回必要な接種のうち1回目も受けられていない。65歳以上の高齢者約3600万人に至っては接種開始から1カ月たっても、少なくとも1回打った人が2%以下。日本は人口当たりの接種回数が経済協力開発機構(OECD)加盟37
延岡市中川原町5丁目の旭化成の関連会社「旭化成マイクロシステム」延岡事業所の火災に関し、旭化成延岡支社は24日、建物内の放水消火後の水たまりから、濃度によっては人体に有害となるフッ化系物質が検出されたと明らかにした。「濃度は0・01%で非常に低く人体に影響はない」と説明。今後、建物の他の場所でも同物質の有無や濃度の調査を進める。同支社は当初から事業所での同物質の使用を認識していたが、公表していなかった。 (全文は朝刊または携帯サイトで) 【写真】火災発生後に初めて会見を開き、「市民に多大な迷惑を掛けた」と陳謝する旭化成延岡支社の濱井研史支社長(左)と友清正博支社次長=24日午前、延岡市の旭化成向陽クラブ
ウナギ店で定食を頼むと酢みそのかかった白焼きがよく出る。かば焼きはもちろんうまいが、夏はこのさっぱりした一品もいい。この食べ方は本県独特で、ある名店の名物が宮崎市を中心に広まったそうだ。 うだるような暑さとなった昨日は、夏バテ防止にウナギを食べるのがいいとされる土用の丑(うし)の日だった。市内の店の前を通ると煙とともにおいしいにおいが流れてきて、多くのお客でにぎわっている様子だった。ちなみに土用の丑の日は8月2日にも巡ってくる。 ニホンウナギの稚魚、シラスウナギが今年は「豊漁」と聞く。2020年の漁期は国内採捕分で17・1トン。極度の不漁だった昨年の約4・6倍に急増し14年(17・4トン)以来の高水準という。うれしいニュースには違いないが、ただこれを豊漁と呼ぶにはためらいがある。 1960年ごろのピークには採捕量が年間250トン近くあった。それ以降急減。ここ10年ほどは5~20トンほどで変
【訂正とお詫び】「すさみ町立エビとカニの水族館」オリジナルグッズ情報! お気に入りのエビ・カニの写真を缶バッジセットにできるCanRollsが6月8日より販売開始! 2020/06/09 09:00 【ドリームニュース】https://www.dreamnews.jp/press/0000216756/ 2020年6月8日(月)17時に配信したプレスリリースの内容に一部誤りがございました。訂正した内容を再度配信させていただくとともに、関係者各位の皆様には深くお詫び申し上げます。 ※対象プレスリリース ■2020年6月8日(月)17時配信のプレスリリース 「すさみ町立エビとカニの水族館」オリジナルグッズ情報! お気に入りのエビ・カニの写真を缶バッジセットにできるCanRollsが6月8日より販売開始! ※訂正内容 ■商品の価格について (誤)当館で日本初繁殖に成功したアメリカカブトガニの赤ち
県議会の自民県議15人が、安倍晋三首相の支持基盤である保守系団体「日本会議」の年会費を政務活動費(政活費)から支出していたことが9日、宮崎日日新聞の取材で分かった。2018年度の県議会の政活費収支報告書に添付された領収書から判明した。日本会議は政策提言や国民運動を通して改憲など政治的主張を強めており、政治・政党活動への支出を禁じる政活費の使途基準マニュアルとの整合性が問われそうだ。識者は「特定の政治思想を公費で支援することになり、中立性の観点から適切ではない」と問題視している。 (全文は朝刊または携帯サイトで) 【写真】日本会議への年会費の支出が記された自民県議の領収書(画像の一部を加工しています)
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