矢内女流五段、NHK杯司会卒業「あっという間の5年」 NHK杯将棋トーナメントの司会を卒業し、花束を贈られた矢内女流五段 将棋の矢内理絵子女流五段(34)が24日、NHK―Eテレ「NHK杯テレビ将棋トーナメント」の今年度最終収録に臨み、5年間務めた同番組の司会役を卒業した。 ファンが熱視線を注ぐ花形ポストを務め終えた矢内は「あっという間の5年でした。たくさんの方々に助けていただき、たくさんの棋士の方々の個性に触れられて幸せな時間でした」と感謝。思い出の一局は2010年の羽生善治―先崎学戦。「羽生先生の駒が全く後ろに下がらなかったのが今も印象に残っています」最終収録となった「第63回決勝戦」の模様は3月23日に放送される。