ブックマーク / blog.goo.ne.jp/osqzss (15)

  • bladeRFでIRNSS L5信号の受信 - OSQZSS

    IRNSSのSバンド測位信号の受信に向けて、まずはbladeRFでIRNSSのL5信号の受信を試みます。 IRNSSの測位信号としては、20MHzの帯域を確保していますが、実際に送信されているは GPSのL1 C/A信号と同じ1.023Mcpsの拡散符号です。 そのため、bladeRFの帯域もサンプリング周波数も、GPS L5信号より低く設定できます。 set frequency rx 1176.45M set bandwidth rx 3M set samplerate rx 4M set agc rx off set gain rx 60 cal lms cal dc rx rx config format=bin n=400k file=L5_IRNSS.bin rx start 受信したサンプリングデータの解析には、PocketSDRを利用します。 広島市立大学の高橋先生が、オリジ

    bladeRFでIRNSS L5信号の受信 - OSQZSS
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    zu2 2022/10/29
  • Starlinkの信号受信 - OSQZSS

    10月11日にStarlinkのサービスが日でも開始されたので、 LNBを使って、StarlinkのビーコンをRTL-SDRで受信してみます。 Starlinkの周波数は11,325MHzで、LNBのLOは9,750MHzなので、IFは1,575Mhzに設定します。 SDR#で何やら信号は見えるものの、LEO衛星にしては周波数の変動がないような? 観測できる衛星数がもう少しあっても良い気がしますが、 LNBのビーム幅が狭いので何とも言えません。 とりあえず、何らかの信号は受信できることが確認できたので、 もう少し長時間の観測を行って、周波数の変動など確認しよう。 Starlink Trainを観測したいな。 P.S. Starlinkのビーコンらしき信号が受信できました。(画像右側) S/Nが低いので、何とかしたい。 西日が眩しい実験風景。 P.P.S. メモ。LNBには25MHzのXO

    Starlinkの信号受信 - OSQZSS
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    zu2 2022/10/17
  • Sバンドパッチアンテナ - OSQZSS

    IRNSSのSバンド測位信号の受信に向けて、Taoglas社の2.4GHz WiFi/Bluetooth用 パッチアンテナを購入してみました。いろいろカタログを調べましたが、これが 一番2.5GHzあたりでの性能が良さそうでした。 Taoglas: WLP.25 25*25*4.5mm Ceramic 2.4GHz Wi-Fi/Bluetooth Patch Antenna 早速、NanoVNA V2 Plus4で測定してみます。 スミスチャートはハート形を描き、ちゃんと円偏波のようです。 Sバンド測位信号の中心周波数でリターンロスが-20dB、SWRが1.2と良好。 LNAとバンドパスフィルタも届いたので、IRNSSの受信にチャレンジしよう。

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    zu2 2022/09/28
  • NanoVNA V2 Plus4 - OSQZSS

    Sバンドのアンテナ特性が計測できるようにと、NanoVNA V2 Plus4を導入。 とりあえず、その辺に転がっていたGPS L1バンドのパッシブアンテナを測定してみました。 スミスチャートがハート形になり円偏波っぽいものの、中心周波数でのVSWRが1.62と微妙な値。 こんなものなのかな? P.S. NanoVNA V2 Plus4の収納には、サンワサプライのトラベルポーチ 「200-BAGIN014BK」がピッタリです。 https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/200-BAGIN014BK

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    zu2 2022/09/22
  • S帯のGNSS信号 - OSQZSS

    NASAのLunaNetやESAのMoonlightで計画されている月測位システムの 信号には、いまのところ2483.5~2500MHzのSバンドが使われる予定です。 この周波数帯は、NavICのSバンドの測位信号と同じです。 SバンドのGNSS信号をSDRで受信してみたくなり、まずはICDをチェック。 The IRNSS Signal-in-Space Interface Control Document ICD Ver 1.1 どうやら、L5とSバンドで、PNが違うだけの同じ信号を送信しています。 変調方式もGPS L1 C/Aとほぼ同じなので、受信だけなら簡単そう。 中心周波数は2492.028MHz(=1.023MHz×2436)です。 航法メッセージには、FEC EncodingやInterleavingが施されており、 Galileoに似ている感じ。こちらはちょっと面倒かも。

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    zu2 2022/08/25
  • PocketSDRの組み立て - OSQZSS

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    zu2 2022/07/07
  • L1C/B信号 - OSQZSS

    gps-sdr-simのstarが1,000に到達. 当初の開発目的とは随分と違う分野で活用されているけれど, お役に立てたようでなにより. しばらく放置していたけれど,折角なので何か記念に機能を拡張しようと, 準天頂衛星の新しい信号であるL1C/Bを追加してみました. L1C/BはQZS5号機以降に追加予定の新しい信号で,GPSのL1C/Aコードに サブキャリアを重畳したBOC(1,1)信号です. 神奈川工科大学 情報工学科 ブログ:2019年度測位航法学会全国大会参加報告とQZSSの最新動向 L1Cではダメなの?という疑問はさておき,サブキャリアを追加するだけなので, シミュレータ側の対応はとても簡単.スペクトルを確認すると,ちゃんとGPS信号の 中心周波数を避ける形になっています. L1C/AとL1C/Bの相互相関も,スペクトルのように+/-0.5チップのところに 電力を半分に分けた

    L1C/B信号 - OSQZSS
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    zu2 2019/07/10
  • ロシアによるGPS Spoofing - OSQZSS

    黒海などで発生しているGPS信号の異常は,ロシアによるspoofingであろうと 疑われていましが,その詳細を解析したレポートが公開されました. Center of Advanced Defense: Above Us Only Stars 衛星軌道からspoofing信号のドップラー測位をすることで,その信号源を 特定するなど,テクニカルにもとても興味深いレポートです.

    ロシアによるGPS Spoofing - OSQZSS
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    zu2 2019/04/19
  • GPS週数ロールオーバー(地上編) - OSQZSS

    今日は2度目のGPS Week Number rolloverの当日です. qzss.go.jp:4月7日(日時間)に2度目の「GPS週数ロールオーバー」 RAPIS-1に搭載されたFireantも,特別に日をまたぐ運用をしていただき, 軌道上でのログを取得しています.データがダウンリンクされるのが 楽しみです. それと同時に,地上でもEMを使用してモニタリングも実施しました. GPS信号シミュレータで問題がないことは確認しているものの, 不安は残ります. (クリックで拡大) NMEAの世界標準時で2019年4月6日23時59分42秒を過ぎても, 何事もなく測位を続けられることを確認.想定通りの動作で まずは一安心です. 【追記】ポケモンGOで不具合が発生しているらしい. GPS週数ロールオーバーとの関連は不明. (クリックで拡大)

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    zu2 2019/04/09
  • Chinese Area Positioning System - OSQZSS

    なぜかいまさらBeiDouの記事. Gigazine: 中国GPSに依存しない独自の衛星測位システム「BeiDou」の運用を世界規模に拡大しようと計画している 文中の"BeiDouは「デバイスから衛星に信号を送信し, 衛星から返送される信号を受信する」という双方向伝送 システムを採用しています."は完全に間違いだよな. 多分これはCAPS(Chinese Area Positioning System)と 勘違いしている. Inside GNSS: CAPS - China's Regional Navigation Satellite System BeiDouの測位機能は他のGNSSとまったく同じように動作し, 相互運用ができます.

    Chinese Area Positioning System - OSQZSS
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    zu2 2018/10/26
  • All Your GPS Are Belong To Us - OSQZSS

    久しぶりにgps-sdr-simのアクセスが増えている.多分,これが原因. Forbes: This GPS Spoofing Hack Can Really Mess With Your Google Maps Trips リンク先のペーパーを読んでみると,車にSDRを搭載して, 実際に屋外でGPS spoofingを試したらしい. USENIX Security '18: All Your GPS Are Belong To Us: Towards Stealthy Manipulation of Road Navigation Systems 中国国内で許可を取ってspoofing信号を放送したと書いてあるけれど, 当にそんなことが許可されるのか半信半疑. GPS spoofingに使われているツールは,Raspberry PiとHackRFを 組み合わせたWALB.中身はgps-

    All Your GPS Are Belong To Us - OSQZSS
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    zu2 2018/08/01
    “リンク先のペーパーを読んでみると,車にSDRを搭載して, 実際に屋外でGPS spoofingを試したらしい”
  • GNSSロガー - OSQZSS

    接続方法 (hide) 2018-09-12 14:13:37 いつも参考にさせていただいてます。自作してみようと考えていますが、電子部品に関して素人なので具体的な接続方法を教えていただけると助かります。 Re: 接続方法 (osqzss) 2018-09-14 13:12:06 組み立て途中の写真がなくて申し訳ありませんが,接続はいたって単純です. 受信機側のシリアル出力(TX)をOpenLogのシリアル入力(RXI)に繋いでいます. また,受信機のGNDとOpenLogのGNDも接続します. 受信機のD2のダイオードは取り外し,写真のように0オームの抵抗に置き換えています.ショートさせれば何でも構いません. この+5Vの出力は,スライドスイッチを経由してOpenLogのVCCに接続されています. スライドスイッチは,単純にOpenLogをON/OFFするだけです.ONにすると,自動的に

    GNSSロガー - OSQZSS
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    zu2 2018/08/01
  • クリスマスプレゼント - OSQZSS

    Crowd Supplyでのクラウドファンディングは残念な結果に 終わってしまったNUT4NTですが,メーカから直接販売するよと 連絡があったので,迷わず購入. これでCRPA(Controlled Radiation Pattern Antenna)がつくれる! 【追記】Amungo Navigationによるanti-jammingのサンプル. Amungo Navigation Forum: Antenna array vs jamming

    クリスマスプレゼント - OSQZSS
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    zu2 2017/01/17
  • Galileo衛星打ち上げ失敗 - OSQZSS

    8月22日に打ち上げられた2機のGalileo衛星が,軌道投入に失敗したようです. Arianespace: Galileo satellites experience orbital injection anomaly on Soyuz launch sorae.jp: ソユーズ・ロケット、ガリレオ衛星の打ち上げに失敗 予定軌道を大きく外す celestrakから,これら衛星の軌道要素が公開されていたので, Orbitronで軌道をプロットしてみました. まず,正常なGalileo衛星の軌道として,E11をプロットしてみます. celestrak: NORAD/elements/galileo.txt (クリックで拡大) 次に,軌道投入に失敗したGalileo衛星の軌道をプロットしみます. 最近30日間に打ち上げられた衛星のTLEファイルの中で,衛星カタログ番号の 40128Uから401

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    zu2 2014/08/25
  • GPS受信機の高度・速度規制 - OSQZSS

    自作のロケット用GPS受信機を宣伝しておいてと言っておきながら, 実際に相談を受けたら,まずは市販品をお勧めします. 市販のGPS受信機には,武器へ転用されないように, 出力される速度と高度情報に規制がかけられています. 一般に,速度で1,000ノット(514m/s),高度で60,000フィート(18km)です. さて,この規制ですが,あくまでも測位結果を出力しないとうルールであり, 受信機の能力としてこれ以上は測位できないという訳ではありあせん. そのため,簡単なソフトウェアの変更で,この規制を解除することができます. 測量用GPS受信機を販売してるメーカの中には,この規制解除を 公式なサービスとして提供しているところもあります. メジャーなところでは,JAVAD(米国)とNovAtel(カナダ)です. 例えば,JAVADのホームページを見ると,OEM製品のメニューに 「Space Sp

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    zu2 2013/06/29
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