ブックマーク / www.astroarts.co.jp (45)

  • 変光が止まったベテルギウス

    今年に入り増光が続いていたオリオン座のベテルギウスの変光が止まったと話題になっています。この状態がいつまで続くのか、この後どのような変光を見せるのか、目が離せません。 【2023年11月15日 高橋進さん】 オリオン座のベテルギウスは以前は、0.0等から1.3等ほどを主に400日ほどの周期で変化する「半規則型変光星」とされていました。ところが2019年末から急激に減光し、2020年2月には1.6等にまで暗くなって「大減光」「2等星に陥落」などと言われました。 この減光の原因については、大黒点によるものであるとか、超新星爆発の前触れであるとか様々な説が出されましたが、最終的には400日周期の変動とおよそ6年の周期の変動が重なったことと、大量の塵が放出されたことによる減光だと考えられています。 大減光の後、ベテルギウスはおよそ200日の周期で光度変化を繰り返しながらじわじわと光度を増していきま

    変光が止まったベテルギウス
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    zu2 2023/11/18
  • すばる望遠鏡の探査が、宇宙の新しい物理を示唆

    すばる望遠鏡による、宇宙におけるダークマター分布の探査結果がまとめられた。宇宙の構造形成の進行度合いを計算した結果、前提となる宇宙の標準理論にほころびがあることが示唆されている。 【2023年4月11日 すばる望遠鏡】 現代の宇宙論において標準とされる理論によれば、宇宙は約138億年前のビッグバンで誕生し、膨張を続けている。標準理論は、通常の物質とダークマターやダークエネルギーの存在比、宇宙初期に存在した物質の分布のゆらぎ具合を表すパラメーターなどからなるシンプルなものだが、多くの観測データを説明することに成功している。しかし、ビッグバンは当にあったのか、ダークマターやダークエネルギーの正体は何なのかなど、同理論には多くの謎が残されている。 日台湾・米国の研究者からなる国際共同研究チームは、2014年から2021年にかけて、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ「ハイパー・シュプリーム・

    すばる望遠鏡の探査が、宇宙の新しい物理を示唆
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    zu2 2023/04/13
  • 「一番近いブラックホール」の記録更新

    位置天文衛星「ガイア」による観測で、地球から1560光年の距離にブラックホールが見つかった。現在知られているブラックホールの中で最も私たちに近いものとなる。 【2022年11月10日 マックス・プランク天文学研究所】 米・ハーバード・スミソニアン天体物理学センターおよび独・マックス・プランク天文学研究所のKareem El-Badryさんたちの研究チームは、従来と異なる新しい手法を用いて、へびつかい座の方向約1560光年の距離に位置する、既知のブラックホールの中で地球に最も近いブラックホールを発見した。 これまでで最も近いとされていたブラックホールまでは約3000光年であり、その距離を半分程度縮めたことになる。2020年には約1000光年の距離にブラックホールが見つかったとする発表があったが、後に否定されている。 今回見つかったブラックホール「ガイアBH1」の想像図。重力レンズ効果で周囲の

    「一番近いブラックホール」の記録更新
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    zu2 2022/11/11
  • 星形成の運命を決めた天の川銀河の棒構造

    天の川銀河に棒状構造ができることで、星形成が進む領域と止まる領域が生じることがシミュレーションで明らかになった。天の川銀河の歴史を解明する新たな成果だ。 【2022年9月16日 国立天文台CfCA】 私たちが住む天の川銀河は、中心部の星々が細長い楕円体状に分布する「棒状構造」を持った棒渦巻銀河であることが観測からわかっている。この棒状構造は、天の川銀河の広い範囲で星やガスの運動に影響を与えているはずだ。 天の川銀河の構造を極方向から見た図。円盤の中心部に星が細長く集まる「棒状構造」があり、棒の両端付近から渦巻腕が伸びている。棒状構造の中心には「中心核バルジ」と呼ばれる、さらに星が集中する領域がある(提供:国立天文台) 近年、位置天文衛星「ガイア」などによって天の川銀河の一つ一つの星々の位置と運動が精密に観測されるようになり、棒状構造の大きさや回転速度が明らかになってきた。しかし、天の川銀河

    星形成の運命を決めた天の川銀河の棒構造
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    zu2 2022/09/17
  • 天の川銀河の腕と腕の間にも星の材料

    天の川銀河において、従来あまり観測されてこなかった腕と腕の隙間にも星の材料となるガスが存在することがわかり、腕内と同じ過程で星が形成されている証拠が見つかった。 【2022年4月4日 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所】 天の川銀河は数千億個の恒星からなる棒渦巻銀河の一つであり、円盤状の構造をしていて、その中で星や星の材料が渦巻き腕に沿って集まっている。とくに質量が太陽の10倍を超える大質量星は、材料となる星間ガス雲が集中する腕の中で誕生すると考えられてきた。 近年、位置天文衛星「ガイア」による観測で、天の川銀河の腕と腕の隙間(スパー)にも大質量星が存在することが示されている。しかし、そうした大質量星の材料となるような星間ガス雲をスパーで詳しく調べようとする観測は行われていなかった。 名古屋市科学館の河野樹人さんたちの研究チームは野辺山45m電波望遠鏡を用いて、太陽系に最も近い腕間領域である

    天の川銀河の腕と腕の間にも星の材料
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    zu2 2022/04/07
  • 冥王星の内部海の鍵はメタンハイドレート

    冥王星の内部海が凍結しない理由として、地下にメタンハイドレートが存在していれば説明可能であることが数値シミュレーションで示された。巨大な盆地や窒素の大気の存在も説明できるという。 【2019年5月28日 北海道大学】 木星の衛星エウロパや土星の衛星エンケラドスなど、氷を主成分とする氷衛星のいくつかには地下に厚い氷があり、その下に「内部海」と呼ばれる凍らない海を持つことが、惑星探査機やハッブル宇宙望遠鏡の観測などから明らかになっている。 巨大ガス惑星の衛星だけでなく、地表温度がマイナス220℃と極寒の氷天体である冥王星にも内部海が存在していることが、NASAの探査機「ニューホライズンズ」の観測データから示されている。冥王星の、ハート型模様に見える地域の左半分は、窒素の氷河で覆われた白い巨大な盆地となっているが、この盆地が赤道付近に存在するという事実は、盆地の地下の氷が薄く内部海が厚いことを示

    冥王星の内部海の鍵はメタンハイドレート
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    zu2 2021/03/07
  • 「金星にリン化水素のシグナル」は、二酸化硫黄の見間違い

    金星の雲からリン化水素(ホスフィン)を検出したという昨年の発表は、より高い高度に存在する二酸化硫黄で生じた吸収を見間違えていた可能性が高いことが示された。 【2021年2月3日 ワシントン大学】 2020年9月に英・カーディフ大学のJane Greavesさんたちの研究チームは、金星の雲からリン化水素(ホスフィン、PH3)を検出したという成果を発表した(参照:「金星の大気にリン化水素を検出」)。 研究チームは2017年にハワイのジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡(JCMT)で金星の大気から放射される電波を観測し、周波数266.94GHzの位置に吸収線を発見した。この周波数の近くにはリン化水素だけでなく二酸化硫黄(SO2)の吸収スペクトルも存在するため、吸収線の正体を突き止める追加観測が2019年にアルマ望遠鏡で行われた。その結果、JCMTで見つかった吸収線よりやや周波数が高い267.

    「金星にリン化水素のシグナル」は、二酸化硫黄の見間違い
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    zu2 2021/02/05
  • フォーマルハウトb消失、系外惑星ではなかった可能性

    世界で初めて直接撮像により発見された系外惑星は、実在しなかったかもしれない。みなみのうお座の1等星フォーマルハウトを撮影したハッブル宇宙望遠鏡の画像に写っていた光の点は10年の時を経て消失しており、小天体同士の衝突で生じた一時的な輝きだった可能性があるという。 【2020年4月23日 HubbleSite】 太陽以外の恒星の周りを回る系外惑星は、ほぼ全てが間接的な証拠、つまり惑星が存在することで恒星の光に生じるわずかな変化をとらえることで発見されている。そのため、2008年に、みなみのうお座の方向25光年彼方にある1等星フォーマルハウトに惑星「フォーマルハウトb」が直接観測によって見つかったという発表は画期的な成果だった(参照:「ハッブル宇宙望遠鏡、系外惑星を初めて撮影」)。これはハッブル宇宙望遠鏡(HST)が2004年と2006年にフォーマルハウトの周囲を撮影した画像に小さな点が写ってお

    フォーマルハウトb消失、系外惑星ではなかった可能性
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    zu2 2020/04/25
  • 宇宙論の大前提がゆらぐ?宇宙膨張が方向によって異なる可能性

    宇宙は全ての方向に等しい速度で膨張していると考えられてきたが、800個以上の銀河団のX線観測データを用いた研究で、膨張速度に想定以上のばらつきが検出された。宇宙論に関わる重要な前提である「等方性」が成り立たない可能性を示唆する結果である。 【2020年4月15日 ヨーロッパ宇宙機関/チャンドラ】 宇宙は局所的には違いはあっても、大きなスケールで全体を見ればどの方向も同じような性質を示しているというのが「等方性」であり、宇宙膨張の速度にもこれが成り立つと考えられる。この原理は基礎物理学に基づいていて、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の観測からも支持されている。CMBは誕生から38万年後という幼少期の宇宙の状態を反映するもので、全天で均一な分布が見られることから、初期宇宙はすべての方向に同じ割合で急速に拡がったはずだと考えられている。 ところが、独・ボン大学のKonsta

    宇宙論の大前提がゆらぐ?宇宙膨張が方向によって異なる可能性
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    zu2 2020/04/17
  • 2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ

    昨年末より記録的な減光を見せているオリオン座のベテルギウスの明るさが、1.5等級よりも暗くなったことが確実となった。 【2020年2月5日 高橋進さん】 オリオン座のα星で、全天でも最も有名な1等星の一つでもあるベテルギウスが昨年秋から暗くなってきていると話題になっていましたが、とうとう2等星になってしまいました。この後どのように推移していくか非常に興味深いところです。 オリオン座のベテルギウスは進化の進んだ赤色超巨星です。脈動により0.3等から0.9等くらいまでをおよそ400日くらいの周期で変光する半規則型変光星です。このベテルギウスが昨年の9月ごろから減光を始めました。12月には1.0等を切り、観測史上最も暗い減光などと言われました。 その後も10日で0.1等暗くなるというスピードで急速な減光が進み、1月30日に大金要次郎さんが行った光電測光のV等級で1.54等になり、眼視観測者からも

    2等星に陥落!ベテルギウス減光のゆくえ
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    zu2 2020/02/05
    “1月30日に大金要次郎さんが行った光電測光のV等級で1.54等になり、眼視観測者からも1.5~1.6等の報告が相次ぎ、四捨五入でベテルギウスが2等星になったのが確実になりました”
  • 4例目の重力波検出

    アメリカの2台のレーザー干渉計型重力波検出器「LIGO」とヨーロッパの重力波検出器「Virgo」が、観測史上4例目となる重力波を検出した。3つの検出器がほぼ同時に重力波を検出したのは今回が初めてのことだ。 【2017年9月28日 LSC/LIGO Caltech/Virgoアメリカ国内の2か所に設置されているレーザー干渉計型重力波検出器「Advanced LIGO」と、イタリアに設置されている欧州重力波観測所の重力波検出器「Advanced Virgo」が今年8月14日19時30分(日時間)、重力波をほぼ同時に検出した。データの解析から、太陽の約31倍と25倍の質量を持つブラックホールの連星が地球から約18億光年彼方で合体し、その瞬間に太陽3個分の質量がエネルギーに変換されて重力波として放出されたものとわかった。 Advanced LIGOとAdvanced Virgoが検出した重力

    4例目の重力波検出
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    zu2 2017/09/29
  • 99.99%がダークマターでできた銀河

    かみのけ座の方向に、天の川銀河と同程度の質量を持ちながら、そのほとんどがダークマターでできている銀河が見つかった。 【2016年8月29日 W. M. Keck Observatory/Gemini Observatory/YaleNews】 米・イェール大学のPieter van Dokkumさんたちの研究チームが、米・ハワイにあるW. M. ケック望遠鏡とジェミニ北望遠鏡を使った観測から、かみのけ座銀河団内に新たに銀河を発見した。約4億光年彼方という宇宙スケールでは近いところにあるにもかかわらず、昨年になってようやく見つかったのは、この銀河「Dragonfly 44」がとても暗いためだ。 Dragonfly 44。(左)スローン・デジタル・スカイ・サーベイ、(右)ジェミニ望遠鏡(提供:Pieter van Dokkum, Roberto Abraham, Gemini, Sloan D

    99.99%がダークマターでできた銀河
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    zu2 2016/08/29
  • 運良く見つかった、超短命であるはずの系外惑星

    準巨星のすぐそばを公転する巨大惑星が発見された。このような場所にある巨大惑星は時間が経つと中心星の潮汐力によって破壊されてしまうと考えられているが、今回見つかった惑星はそうなる前に運良く見つけられたようだ。 【2016年7月12日 アストロバイオロジーセンター/Aarhus University】 東京工業大学、東京大学、アストロバイオロジーセンター、国立天文台などの研究者らが参加する国際共同研究チーム「ESPRINT」が、NASAの探査衛星「ケプラー」による観測データと地上からの追観測を組み合わせ、準巨星の周りを公転する巨大惑星を発見した。 中心星のK2-39は、みずがめ座の方向に位置する12等級の星で、太陽の約4倍の大きさを持つ。発見された巨大惑星K2-39bは直径が木星の7割程度で、中心星の直径のわずか1.7倍しか離れていないところ(太陽から水星までの約7分の1の距離)を約4.6日で

    運良く見つかった、超短命であるはずの系外惑星
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    zu2 2016/07/12
  • 準惑星マケマケに衛星を発見

    【2016年4月27日 HubbleSite】 マケマケは太陽から約70億km離れたところを公転している、太陽系外縁天体の一つだ。2005年に発見され、2008年に名前と、当時4つ目となる準惑星に分類されることが発表された。マケマケという名前は、南太平洋のラパ・ヌイ島(イースター島)にまつわる神話に出てくる、人間を創造し豊穣をつかさどる神に由来する。 昨年4月にハッブル宇宙望遠鏡(HST)がマケマケを観測した画像に、暗い天体がとらえられていた。動きがマケマケと一致していることなどから、この天体はマケマケの衛星とみられている。仮符号「S/2015 (136472) 1」、愛称「MK 2」と名付けられた衛星は、マケマケから約2万1000km離れたところにあり、直径は160km(マケマケは1400km)、明るさはマケマケの1300分の1ほどだ。 マケマケの衛星「MK 2」(矢印の先)(提供:NA

    準惑星マケマケに衛星を発見
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    zu2 2016/04/27
  • 「こうのとり」5号機、大気圏再突入し任務完了

    8月19日に打ち上げられた補給機「こうのとり」5号機が9月29日に国際宇宙ステーションから分離、翌30日に大気圏へ再突入し、約42日間にわたるミッションを完了した。 【2015年9月30日 JAXA】 「こうのとり」5号機(HTV5)は8月19日(日時間、以下同)に打ち上げられ、8月25日に油井亀美也宇宙飛行士が操作するロボットアームで把持され国際宇宙ステーション(ISS)と結合し、ISSの運用に欠かせない補給品や新たな実験装置、観測装置など5.5tの物資をISSに届けた。 不用品の廃棄も「こうのとり」の任務の一つだ。4tあまりの物品が積み込まれた「こうのとり」は、9月28日に油井宇宙飛行士が操作するロボットアームによってISSの「ハーモニー」(第2結合部)から取り外され、翌29日午前2時前にISSのロボットアームから放出された。 その後「こうのとり」はゆっくりとISSから離れていき、9

    「こうのとり」5号機、大気圏再突入し任務完了
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    zu2 2015/10/04
    “不用品の廃棄も「こうのとり」の任務の一つ”
  • エラー - AstroArts

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    zu2 2015/05/29
  • 打ち上げから26年 磁気圏観測衛星「あけぼの」運用終了

    1989年に打ち上げられた磁気圏観測衛星「あけぼの」が、今年4月の観測をもって運用終了することが発表された。長期にわたる観測により、太陽活動がオーロラ現象やバンアレン帯にどのような影響を与えるかについての解明に大きく貢献した。 【2015年4月10日 JAXA】 26年間活躍し、現役最長寿の衛星となった「あけぼの」(提供:JAXA。以下同) 磁気圏観測衛星「あけぼの」(EXOS-D)は、1989年2月22日に内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)からM-3SIIロケットで打ち上げられた。当初の観測対象はオーロラ現象だったが、2011年度以降はバンアレン帯(地球をドーナツ状に取り巻く高放射線領域)の調査が主目的となった。 バンアレン帯を通過する軌道を持つ「あけぼの」は放射線に耐える設計となっていたため、26年間活躍しつづけた。11年の太陽活動周期をこえる長期間の観測により、オーロラの発光が夏より冬

    打ち上げから26年 磁気圏観測衛星「あけぼの」運用終了
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    zu2 2015/04/11
  • 丸い円盤銀河の出現時期は70億年前?

    京都大学、東京大学、国立天文台の研究者らがハッブル宇宙望遠鏡の撮像データを解析し、丸い円盤銀河の出現時期が宇宙年齢約60億年、現在から約70億年前の時代とみられることを明らかにした。 【2015年3月11日 京都大学】 銀河はその構造と性質によって大きく2タイプに分類される。渦巻き模様が見られ現在でも星が誕生している渦巻銀河(円盤銀河)と、模様が見えず星をほぼ生み出していない楕円銀河だ。円盤銀河は名前の通り円盤状の形に見えて、円盤の軸方向から見ると丸く、縁の方向から見ると薄く見える。つまり縦と横の2方向のサイズはほぼ同じで、高さ方向のサイズがそれより薄い。これに対して楕円銀河は縦・横・高さの3方向のサイズがジャガイモのようにばらばら(3軸不等)なのが特徴だ。 こうした銀河が宇宙の歴史の中でいつどのようにして誕生し成長してきたのかという問題は、現代天文学の重要な研究課題の1つで、とくにガスか

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    zu2 2015/03/12
  • 金星探査機「あかつき」が明らかにした太陽風加速

    金星探査機「あかつき」を利用した観測から、太陽から離れた場所でガスが加熱され、太陽風が加速されるメカニズムが明らかになった。 【2014年12月18日 JAXA】 太陽から吹き出す「太陽風」の流れは、太陽上層のコロナの100万度という高温によりプラズマが外向きに押し出されることで生じると考えられている。地球軌道ほどの距離で観測されるような時速約150万~300万kmにまで太陽風が加速されるためには、太陽表面からかなり離れたところでもガスが加熱され、高温が保たれる必要があるが、それがどのようにして実現するのか調べる手だてはなかった。 JAXA宇宙科学研究所と東京大学の研究者らは、2011年6月から7月にかけて金星探査機「あかつき」が外合(太陽をはさんで地球と反対側)の位置に来ることを利用し、「あかつき」から地球に向けて発信した電波から、太陽風のプラズマを伝わる細かい波動を探った。太陽観測衛星

    金星探査機「あかつき」が明らかにした太陽風加速
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    zu2 2014/12/18
  • 日本公開天文台協会がサマータイム制に関する声明を発表

    サマータイムに関する声明文 東北地方太平洋沖地震およびそれに伴う災害に被災された皆さまに、お見舞いを申し上げます。また、救助・復旧作業等で、日夜ご尽力されている多くの皆様に、深く敬意を表します。 さて、震災により電力供給に滞りが生じたため、電力需要に関し逼迫した状況にあることは周知の通りです。現在はもちろんのこと、今夏についても節電努力が求められており、その方策のひとつとして「サマータイム制」の導入が提唱されています(注)。しかし、サマータイム制の節電効果には有効性の確証にあたり考慮が必要な要素が多く、自然と生活との調和を念頭に置いて活動している日公開天文台協会としては、その導入に反対を表明せざるを得ません。 考慮が必要な主な要素としては次のものが挙げられます。 (1) サマータイム制は、年に二度の時刻の書き換えを要します。会社、家庭、公共機関等に配置されている時計、コンピュータ、GPS

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    zu2 2014/11/28