先月、雑誌「モーニング」に掲載された「ぱいどん」。 手塚治虫作品を学習したAIとヒトで制作された新作漫画。 2030年の東京で、進んだ管理社会に背を向ける男・ぱいどん。記憶をなくしたホームレスだが、小鳥ロボットのアポロとともに事件に立ち向かうというもの。 一体この作品はどうやって作られたのか? AIを担当した慶應大学の栗原聡 教授が話をしていた。 技術的に僕らに何ができるかっていうと、1つはストーリーに何かしら寄与すること。もう1つは新しいキャラクターを作ることに対して、何かしら技術的にできることはないか、この2つ。 新しいキャラクター作りでは、AIは何をしたのか? 以下の記事を参照。 一方、ストーリー作りでは、AIは何をしたのか? 完成された小説を出すのではなく、そのアイデアの素、例えばシナリオでいったらば「あらすじ」など。一番最初の背骨に相当するところを出すことが、人工知能ができること