公道での走行が禁止されているブレーキがない危険な自転車を2度にわたって運転し交通切符を切られたのに、再三の出頭に応じてこなかった都内の31歳の男が道路交通法違反の疑いで11日、警視庁に逮捕されました。 自転車の悪質な交通違反の取り締まりが強化されるなか、違反を繰り返しながら出頭に応じなかった自転車の運転者が逮捕されたのは全国で初めてです。 警視庁によりますと、逮捕されたのは都内の31歳の男で、去年6月、「BMX」と呼ばれる競技用の自転車にブレーキを付けないなま渋谷区内の道路を走行したとして道路交通法違反の疑いが持たれています。 男は去年6月のほか、その3か月前にも別の場所でブレーキを付けずに同じ自転車を運転したとして交通切符を切られましたが、再三の出頭要請に応じてこなかったということです。 男は調べに対し容疑を認め、「まさか逮捕されるとは思っていなかった」と供述しているということです。 自