「やっぱりね」「そりゃそうだろ」と思った人は多いのではないでしょうか。 今年もハロウィンでにぎわう渋谷で痴漢騒動が起きました。逮捕者が出たほか、被害を訴える女性が多かったことで、メディアやSNSでは、さまざまな声が錯綜。なかでも、大混雑し、大騒ぎする場所に「行く人が悪い」「コスプレのヤツは自業自得」「さわられに行くようなもの」などの自己責任論を訴える声が目立ちます。 「自己責任」と言えば、先日シリアで拘束されていた安田純平さんが解放された際に、活発な議論となったばかりのフレーズ。さらに、体操の世界選手権で女子団体が五輪出場権を獲得できなかったことについても、「協会と代表選手がもめたせい」という自己責任論が噴出しました。セキララ交際の影響で引退説を報じられている剛力彩芽さんに対しても同様で、多岐なジャンルにわたって自己責任論が叫ばれています。 私自身、この1週間でテレビ局、新聞社、出版社、ネ
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