ブロガー/2004&2006アルファブロガー/第5回WebクリエーションアウォードWeb人賞/ブログ&ツイッター&LINE26冊執筆/ScanSnapプレミアムアンバサダー/カナダアルバータ州ソーシャルメディア観光大使/カルガリー名誉市民/チェコ親善アンバサダー/おくなわ観光大使/オジ旅/かわるビジネスリュック/浦和レッズサポーター/著書多数
すばらしい本でした。「A」「職業欄はエスパー」に比肩するクオリティを持った、森達也のあらたな代表作のひとつだと感じた。死刑という、判断がどこまでもむずかしいテーマを扱いながら、「他者を想像する」とはいったいどういうことなのか、何度も立ち止まっては悩む、森の真摯な姿勢に胸がふるえました。読み終えておもう。彼のいうとおり、世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい。だからこそ、他者を想像する営みだけは決して忘れたくない。きっとこの本は、死刑制度について考察されたテキストであると同時に、他者という豊かな、かつ不可解な存在をどうやって想像していくか、その試みのためのテキストでもある。 わたし自身がこの先、司法から死刑を宣告されることはおそらくないとおもう。わたしはたぶん、死刑にならない。わたしが死ぬのは、病気かも知れないし事故かも知れない。父親は脳腫瘍で死んだから、わたしにも同じ病気が起こる可能性はあ
社保庁、年金「裏マニュアル」 特別便、訂正できぬ人も(朝日新聞) 「宙に浮いた年金記録」の持ち主を捜す「ねんきん特別便」をめぐり、社会保険庁が窓口を訪れた人に記録漏れの特定につながる助言をしないよう社会保険事務所に求めるマニュアルを作成していたことがわかった。窓口対応の手引を補足する「裏マニュアル」とも呼ばれ、「過去の勤め先を思い出せない人に事業所名の頭文字は教えない」などと厳格な内容。他人の記録の持ち主になりすます不正を防ぐためだが、厳しすぎて記録の回復が進まない一因になっているとみられる。 まぁ社会保険庁が政府の大方針に忠実であるならば、こうなるのも当然の結果でしょうか。国家なり自治体なりが社会保障関係の支出を抑制しろと号令をかけて、それで現場が頑張れば頑張るだけ受給資格者が追い返されるわけです。ところが職員達が「お国のためによく頑張った!」などと讃えられることはないのですな、これが。
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連
首都圏救急医療崩壊 搬送先に収容されるまでの平均時間が43分以上と全国ワースト1の東京で30分で収容された95歳で心臓に持病のある女性死亡と毎日新聞酒井祥宏記者 (その3)日テレとフジのニュースに見る「扇情的な病院叩きニュース」の作り方 裁判員制度に合わせて「予断を与えるような扇情的な報道はしないようにする」んじゃなかったのかマスコミ 95歳の母上が亡くなったというご遺族の気持ちは理解できる。 どうして亡くなってしまったのか という思いで一杯だろう。 ただ、その遺族感情をそのまま 病院叩き報道に利用する態度 には、怒りを覚える。 95歳心臓に持病のある女性が1時間弱で搬送されて亡くなったという事例について、今まで気がついただけで TBS 日テレ フジ の各局がニュースで流している。このうち TBSはCCUで処置中だった病院を晒し上げ(遺族取材なし) 日テレは遺族の声を流す(顔出しなし) フ
管理が不徹底であった云々の糾弾は結構なのだが年金記録の問題の核心はヒューマンエラーと世代をまたぎかねないデータベースの維持に関する問題である。つまりこれは社会保険庁という不良官僚が引き起こした固有の問題ではなく、どのような会社でも今後起こりえる普遍的問題が根底にある。 これを贖罪の羊に満足して放置すれば遠からず同様の問題がまず類似する保険会社、大手企業などから順に噴出すだろう。 年金はその記録の始まり(加入)してから記録が利用(支給)されるまで45年ある。ピッチャーが腕を振ってから45年後にキャッチャーのミットにボールが入るようなものだ。 国民年金は1961年に制度が発足したのだが、45年も事業をやっていて何故ミスに気が付かなかったのかというよりも、団塊という世代ボリュームも迎えようやくミスがミスとして発現し始めたと考えるべきだろう。 例えば、自分がまとめたある仕様が100年後にどのように
昨今の疑似科学批判ってなんか浅薄だなと思う。水が語るわけないし、進化の過程に神が介在するわけじゃん。世の中そういう人はいるし、そういう人だってまっとうに生きているかもだから、そんなのほっとけというか、悪徳ビジネスとかいうなら、消費者問題として区別すればいいんで、スジが違うように思う。 量子力学における存在の不可分性みたいのは、もうかっこうの疑似科学の餌になるし、意外と欧米で多いんだけど、これもどう語るかによるわけで、いわゆる日本の物理屋さんは、何か不思議でも? という反応が多い。いわく、だって量子力学的にそうでしょ?ということ。ま、それはそうだが、ベル不等式とかが現実に検証されると、検証された実体は量子力学を越えているあたりは、日本の物理屋さんには通じがたい。 補足すると、アスペの検証というのは、我々の人類の科学による自然の対応、つまり実験的方法が知り得た事実であって、ペル不等式から実験は
2008年01月23日21:36 カテゴリ投資と経済 株安に続いて何が起きるのか? 日経平均は、13,000円を割ったまま。反発は弱い。東京の百貨店の売上げもマイナスで、富裕層の消費が弱くなりました。たとえ世界の株価が持ち直したとしても、日本の成長力と起業力の弱さは隠しようがないので、日本株が強く買われるようには思えません。不動産にも翳りが出ているし、不動産投信もダメですから、08年の春〜夏にかけては、景気の落ち込みが多くの人々の目に見える形になりそうです。すでに松本の街では、QQショップやドトールが店を閉める状態ですが、多くの地方都市でも似たような現象が起きるでしょう。 こうなると日本人は、ますます稼ぎを海外に求めざるを得なくなります。内需の企業も、外需を求めて社員を外に出すでしょう。働き盛りの現役世代が外に出てゆけば、国内には高齢者、女性、子供が多く残ることになる。人材の玉突き現象が進
(07/18)私はいかにしてニセ科学批判者と呼ばれるに至ったか (07/17)産総研がバイオインフォマティクスのワークショップを開催するようです (07/12)IBMがゲノムビジネスに本格参入するらしい (07/11)ホメオパシー助産師のビタミンK2の問題が裁判になった (07/04)日本トンデモ本大賞2010オープニングムービー (07/03)トゥーリオ・シモンチーニのがん治療についてのまとめ (03/29)『「トンデモ」批判の政治性と政治の未来』にコメントしてみる (03/24)ニセ科学商品バイオラバーについてのまとめ (03/23)正しい目薬のさし方 (03/21)科学なポッドキャストをまとめて紹介してみる はじめにお読みください(1) サイエンスニュース(122) 宇宙開発・天文ニュース(78) サイエンストピックス(57) バイオニュース(155) バイオインフォマティクス(17
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