社会 「集団自決」創作劇に抗議メール届く2008年6月19日 【宜野湾】慰霊の日に向け、20日に「集団自決」をテーマに児童が演じる創作劇を上演する宜野湾市立志真志小学校に抗議や中止を求めるメールや電話が十数件寄せられていることが18日までに分かった。メールの多くが県外からと記して「児童に演じさせるのは洗脳だ」「学校はプロパガンダの場ではない」などとしている。 喜納裕子校長は「さまざまな意見があるのは当然だが、劇はあくまでも命の大切さを訴えるもの。内容も偏っていないと判断しており、予定通り上演する」と話している。 創作劇「ヒルサキツキミソウ」は脚本を同校の宮城淳教諭、演出を幸喜良秀氏が担当した。現代の子どもたちが「集団自決」の犠牲になった子どもの霊が宿った石を持ち帰ったことから戦争時にタイムスリップ。島の人々が追い詰められ、手榴弾(しゅりゅうだん)を渡されて家族が命を絶った悲惨な「集