習字でひらがなの練習をするミャンマー難民=メラ難民キャンプ、藤谷写す 【メラ難民キャンプ(タイ北西部ターク県)=藤谷健】迫害や紛争から逃れた難民を第三国が受け入れる「第三国定住」で、日本で新たな生活を始めるミャンマー(ビルマ)難民が27日、事前の研修を終えた。第1陣の5家族27人は少数民族のカレン族で、9月28日に来日する見通し。 この日午前、日本語研修と研修修了式が日本の報道陣に公開された。日本語の授業では、未就学児を除く5歳から40代までの22人が自己紹介や病気の訴えなど、実用的な会話に取り組んでいた。また、筆でひらがなを練習していた。 講師の安達幸子さんによると、1日4時間、14日間の短期間の講習にもかかわらず、これまで母語の読み書きもできなかった女性3人を含む全員が、ひらがなの読み書きや簡単な会話ができるようになった。「習得は予想以上に早かった」(安達さん)といい、日本での暮