北海道胆振東部地震での災害支援物資「乳児用液体ミルク」を北海道庁が送付する際、「被災地に対し使用自粛を求めていたのでは」とされる疑惑について、道庁はねとらぼ編集部の追加取材に対し、「9月12日時点で5つの町に液体ミルクに関する説明書を送付したが、そのうち日高町、平取町には一時誤った取扱説明書が出回ってしまった」と認めました。ただ、2町以外の自治体に送られた説明書には「使用しないで」との記述はなく、2町に対しても19日時点で誤りを訂正したとしています。 9月12日の段階で厚真町、安平町、むかわ町に届いていた正しい内容の説明書。日高町、平取町には当初誤った内容の説明書が届いていたが、後日正しい内容の説明書(本画像)が送られた 物議を醸しているのは、東京都から災害支援物資として提供され、9月10日に道庁から各町へ送られた「乳児用液体ミルク」についての取り扱い。9月23日に北海道新聞が「道災害対策