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ブックマーク / koyasu.jugem.jp (3)

  • 科学者が科学的とは限らない | KOYASUamBLOG2

    科学者がいつも科学的に思考し発言し、行動するというわけではない。 例えば、伊達宗行氏は、『「理科」で歴史を読みなおす』筑摩書房(189頁)で現代を「理科離れ」と捉えている。伊達氏は、もと日物理学会会長などを歴任した物性の分野では業績を上げた科学者だ。 しかし、「理科離れ」発言に関する限り、氏の認識は科学的根拠に乏しい。 「理科離れ」と理系の研究者はしばしば発言している。しかし、私はこれを証明する小学校から高校までのデータを見たことがない。 逆のデータが、以下に挙げるように存在する。 数学や理科を好きな高校生は1990年から2006年にかけて、減少しているどころか増加している。 むしろ、危機的なのは、公民と美術だ。 科学者が科学的にいつも発言するわけではない。「自身の専門分野についてだけ科学的に考えることがある」とみなす方が正しい、と思う。 データの出典は、以下のアドレス。同じ地域の同じ学

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    zyugem
    zyugem 2010/05/07
    理系専門の大学の先生が理科離れに言及するときは大学入試に関連していることが多い。理数学科の不人気は理科離れと言うか言わないか問題。
  • 入試 | KOYASUamBLOG2

    前期入試の試験監督。 個別学力試験になると、試験監督をする側はずっと穏やかになる。 受験生の緊張感もこころなしか和らいでいる気がする。 不手際がないようにという注意事項はセンター試験とだいたい同じだが、だいぶ違う感じがする。受験生は、センター試験に私学受験と試験になれてくるということが一つはあるだろう。 試験監督の側は、センター試験の時のような窒息しそうな圧力がない。 前期入試は、マークシートで解答を選択するみたいな問題はほぼでない。たいてい自分で言葉や記号を書き込んだり、論述したり、科によっては面接や実技だ。だから、テストとはいえ、センター試験のような細切れにされて一点二点の違いに差を付けることは少ない。 解答の全体の流れに依存して採点される割合が高い。 注意事項もセンター試験は携帯を何度もしまいなさいときつい口調でしかもくどいけれど、前期入試となるとさほどのことはない。いくらかディーセ

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    zyugem
    zyugem 2009/02/26
  • 取り締まり不可 | KOYASUamBLOG2

    法律は思想を決定しない。 もし決定したら憲法違反だ。 (第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。) (第98条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。) 議会で決めることができることとできないことがある。 みんなが賛成しても決められないことがある。その一つが思想の決定だ。 にもかかわらず、以下の発言があったらしい。 伊吹文明文部科学相は24日午後の参院教育法特別委員会で、教育行政について「教育は、法律の定めるところにより行うべきもの」と規定した政府の教基法改正案について「国会で決めた法律は、国民の意思で全体の意思だ。これと違うことを特定のイズム(思想)や特定の思想的背景を持ってやることを禁止しているのがこの条項だ」と述べ、法に基づく学習指導要領などの運用の在り方が法改正で明確に

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    zyugem 2006/11/25
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