首都圏に店舗を構える回転ずしチェーンの店長が去年、不整脈による心停止で死亡し、長時間労働が原因だったとして労災と認められました。 遺族と代理人弁護士によりますと、男性は去年5月、帰宅後にリビングで眠り込み、翌朝、不整脈による心停止で死亡しました。 労働基準監督署のその後の調査で、男性は亡くなる前の半年間に平均で80時間を超える残業をしていたほか、労働時間と休憩時間を合わせた拘束時間は、月に300時間前後に上っていたことが分かったということで、長時間労働が原因の過労死だとして先月、労災と認定されました。 男性は会社から人件費の削減を指示され、1人で勤務することもあったということで、男性の妻は「夫は朝から夜中まで働き、帰ってくるといつもぐったりしていました。志なかばで突然亡くなってしまう方、大切な人との突然の別れで悲しい思いをする方々が少しでも減るよう、長時間労働が改善されることを願っています
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