歌を歌うことが口腔(こうくう)機能を改善させ、ストレス解消にもつながることが、カラオケ事業などの第一興商(東京都品川区)と鶴見大学歯学部(横浜市鶴見区)の斎藤一郎教授の調査で分かった。 調査は、60歳以上の男女44人を対象に実施。カラオケで歌ってもらい、歌唱前後の口腔機能の状態とストレス具合を調べた。 それによると、歌唱前と比較して、歌唱後は唾液量が増加し、口腔機能が改善。ストレス度を示すホルモン「コルチゾール」も低下した。 「爽やか」「安らぐ」「楽しい」「すっきり」「ほっとする」「リラックス」などの前向きな気持ちを表すスコアも歌唱後には向上。さらに、「緊張」「抑鬱」「怒り」「活気」「疲労」「混乱」といった感情の落ち込みを示すスコアは歌唱後、低下した。 調査では、「カラオケ好き」と「カラオケ嫌い」の人に分けて比較。双方で歌唱後に唾液分泌量が増え、コルチゾールが下がるなどの良い変化が認められ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く