9月4日、バングラデシュ南東部コックスバザールの国連の援助担当者の推計によると、ミャンマーでの8月の衝突発生以降、同国からバングラデシュに避難したロヒンギャ族が8万7000人に上ることが明らかになった。写真はバングラデシュで3日撮影(2017年 ロイター/Mohammad Ponir Hossain) バングラデシュ南東部コックスバザールの国連の援助担当者の推計によると、ミャンマーでの8月の衝突発生以降、同国からバングラデシュに避難したロヒンギャ族が8万7000人に上ることが明らかになった。 ミャンマーでは8月25日、ロヒンギャ族の武装勢力が警察や軍の拠点を襲撃した。ミャンマー当局者は家屋焼失や民間人死亡の責任はロヒンギャ族の武装勢力にあるとする一方、人権監視団体やバングラデシュに避難したロヒンギャ族は、ミャンマー軍による放火と殺害を受けて住民が避難していると指摘している。 8月からの避難