中国発の世界的ベストセラーSF小説『三体』が近年、文学界に大きな話題をもたらした。 劉慈欣(リュウ・ジキン)さんによるSF小説で、権威あるヒューゴー賞の長編部門をアジア圏の作品として初受賞。全3部の世界累計発行部数は2900万部を超え、20カ国以上の言語で翻訳されている。 そんなSFスペクタクル小説である『三体』の実写ドラマが、10月からWOWOWでの独占放送・配信が開始された。 舞台となるのは2007年、北京オリンピック開催間近の中国──研究者の汪淼(ワン・ミャオ)は世界各地で相次ぐ科学者の自殺、そして知り合いの女性物理学者の死を知らされる。一連の自殺の謎を追って、汪淼は、地球ではない星が舞台のVRゲーム「3body.com」の世界に入る……というのがドラマの筋書きだ。 VRゲームが大きな鍵となる『三体』はSF好きはもちろん、実はVRクリエイターからの支持が厚い。そこで、『三体』好きのV
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