朝、車のエンジンをかけたらエンジンがかかりづらく、変な音がした。一瞬だけなんかの表示が点灯した気もした。車が動かなくなることほど、田舎で怖いことはないので、私はすぐにディーラーへ車を持って行った。車を見てみてもらったら、「あー、これ部品がイッちゃってるね!」と車の状態とは不釣り合いなほど明るい声で言われた。 部品を交換しないことにはこのまま走行するのは危ないってことで、代車を出してもらった。私の車と同じ車種の代車を運転しながら「年末年始、色々とお金がかかるっていうのに、また出費か……」ってため息出たけど、考えようによっては走行中にぷすんぷすんいいながら止まったわけではないし、ディーラーですぐに対応してもらえたのだから良かったんだって思った。もしも、もう少し遅く、車が不調を訴えたなら、年末年始でディーラーは休みだし、そのまま途方にくれるわたしが容易に想像できる。 くるまさん、今年もありがとう