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QT延長に関するiDESのブックマーク (3)

  • 『レクサプロの添付文書に記載されている禁忌』

    先日から、2つほどQT延長の記事をアップしている。(参考1、参考2) レクサプロ10㎎錠の添付文書の禁忌欄には、以下のように記載されている。 【禁忌(次の患者には投与しないこと)】 1. 剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 2. モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与中あるいは投与中止後14日間以内の患者(「相互作用」の項参照) 3. ピモジドを投与中の患者(「相互作用」の項参照) ※ 4. QT延長のある患者(先天性QT延長症候群等)[心室頻拍(torsades de pointesを含む)、心電図QT間隔の過度な延長を起こすことがある。] ここに書かれているように、先天性QT延長症候群等、QT延長がみられる患者さんには禁忌となっている。 しかし、その患者さんにQT延長があるかどうかは、顔を見ただけではわからない。また、QT延長は聴診をしてわかるものでもない(精神科では普通、聴診

    『レクサプロの添付文書に記載されている禁忌』
    iDES
    iDES 2014/06/23
    レクサプロ発売当初のQT延長への恐怖感と最近の慣れてきた感じのちょうど間くらいの緊張感が欲しい。心電図をとる行為はアドヒアランスを低下させるという主張はわかるのだけれども。
  • 『レクサプロとQT延長の話など』

    あるSSRIでうまくいかない場合、治療戦略の1つは他のSSRIに変更することである。自分の場合、最初からSSRIはあまり使わないタイプの精神科医なので、このような選択になることが意外に少ない。 パキシルは強力なSSRIだが、人によると減量が容易ではなく、まして統合失調症の人の「うつ状態」に併用されている場合、これを減量するだけで幻聴が惹起する。全く迷惑な話である。 パキシルは40㎎処方されている場合、とりあえず触らないで様子をみるか、半分だけ減らす。そして他をあたりたい。 ジェイゾロフトやデプロメールで治療されている際には、レクサプロを試みるのは一考である。レクサプロこそピュアなSSRIであり、特にうつに伴う不安感に良い。 SSRIに良い点があるとすれば、認知への悪影響や身体的な副作用(3環系抗うつ剤にみられる鎮静や尿閉、心臓への悪影響)が少ないことである。ただし、レクサプロはQT延長の副

    『レクサプロとQT延長の話など』
  • 抗うつ薬とQTc延長

    薬剤の海外個人輸入などが問題になってるが、シタロプラム(セロクサ)は米国FDAが、致死的不整脈と関連するため、再三警告している薬剤。 それ以外でも、抗うつ薬として、エスシタロプラム(レクサプロ)やアミトリプチリン(トリプタノール)でもQTc延長に注意が必要。他、タケプロンなどのランソプラゾール、オメプラゾールなどのPPI、ブイフェンドなどのボリコナゾールが注意すべき薬剤として挙がる。 ”日人の5人に一人がCYP2C19の活性異常あり、臨床上日人にとって臨床的影響が懸念されるCYP分子機構である” (参考 PDF) このため、これら薬剤は投与を避けることが望ましいのでは・・・ Torsades de pointesなどの致死的不整脈は心室性再分極の遷延化が関係する。無数の市販薬が、"心電図上のQT時間延長と関連する”再分極時間延長と関連する。市販後調査で確認され市場から撤退した薬剤も存在

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