岡山市は24日、岡山電気軌道(岡山市)の路面電車の乗り入れに合わせたJR岡山駅前広場の整備を巡るあり方検討会を開き、岡山後楽園をモチーフとしたデザイン計画を最終決定した。現時点での概算工事費は43億円で、国からの交付金や交付税措置などを最大限活用。整備計画は半年程度前倒しし、2020年度後半の着工、22年度後半の完成を目指す。後楽園にある施設や池を見立ててイメージし、「シンボル広場」「交通拠点
平成31年3月25 日 岡山市公共交通網形成協議会幹事会 会長 橋 本 成 仁 殿 岡山市公共交通網形成協議会 第3回 幹事会に向けて 八晃運輸株式会社 代表取締役 成石 敏昭 はじめに岡山市公共交通網形成協議会においては、弊社が運行しているめぐりん益野線の岡山駅東口広場バス乗り場乗り入れにつき、継続的に議論いただき、御礼申し上げます。 弊社は、平成24年7月のめぐりんの運行開始以来、東口広場への乗り入れについて、約4万人分の嘆願書を提出するなど、関係各所にお願いをして参りました。めぐりんの東口広場への乗り入れは、めぐりんの利用者の皆様から多数の要望を頂戴しており、弊社としても、利用者の皆様への利益・利便性の促進からしても悲願として取り組んでまいりました。 東口広場のバス停留所はスペースに限りがあり、めぐりんの乗り入れにより、既存の事業者の皆様へも負担を強いることになるにもかかわらず、行政
■三方よし 津軽海峡を渡る 平成20年に登場した西日本鉄道のICカード「nimoca(ニモカ)」は、さすが日本一のバス会社が開発したカードだった。 地域で異なる運賃への対応はもちろん、乗り継ぎ割引の制度にも対応した。定期券に加え、障害者用・小児用カードもそろえた。 昭和2年のバス営業開始以来のすべてが、小さなICチップに詰め込まれた。西鉄は次に、ニモカの普及を目指した。 「一緒にニモカのシステムを使いませんか」 21年7月、西鉄のICカード事業部担当課長となった城代(じょうだい)寛昭(56)=現ニモカ社長=は、他社との交渉に取り組んだ。 西鉄はニモカ開発に、70億円以上をかけた。複雑な路線網に対応し、機能を充実させるには、巨額な投資が必要だった。 とはいえ、グループ売上高3500億円前後の西鉄にとって、大きな負担だった。導入後のサーバー維持費も、ばかにならない。 他社がニモカを導入すれば、
京阪バス(京都市南区)は、JR京都駅(下京区)を起点とした市内のバス路線を新設し、3月から運行を始める。グループの京阪電気鉄道との乗り換えの利便性を高め、観光と生活の路線を切り分けて市バスの混雑解消を図る。親会社の京阪ホールディングス(大阪市)の加藤好文社長が17日、計画を明らかにした。 新路線の一つが、京阪の七条駅と京都駅を結ぶ循環バス。近く京都駅前で開業する「ザ・サウザンドホテルキョウト」と七条駅前に停留所を設け、15分間隔で運行する。運賃は230円だが、京阪電鉄や系列ホテルの利用者には割引を検討している。 山科方面を循環する路線バスも新設する。京都駅前から西本願寺(下京区)、東本願寺(同)、大谷本廟(東山区)前を経由し、山科区内を回って京都駅八条口に到着する新たな路線バスも30分間隔で運行する。
東日本大震災で大きな被害が出た陸前高田市の中心市街地で9月30日、バス高速輸送システム(BRT)などが乗り入れる「交通広場」の完成を祝う式典が開かれた。市の関係者や市民らは、街の玄関口が整ったことを喜んだ。近くで昨年オープンした大型商業施設などとともに、復興を加速させるインフラとしての役割が期待される。 広場ができたのは、JRの陸前高田駅前。大船渡線が不通となったため、代わりに運行するBRTのバスなどが乗り入れる。これまでは歩道上に通常の停留所を設置していたが、車線を引き込んでロータリーに改装。市街地の発着場にふさわしい姿になった。広場を含む周辺部は、海抜約10メートルにかさ上げされた造成地となっている。 この記事は有料記事です。 残り170文字(全文477文字)
弘前市の弘果弘前中央青果で、津軽地方で最も生産が盛んなリンゴの晩生種「ふじ」の入荷が平年より早くピークを迎えている。休業明けとなった6日は、無袋栽培のサンふじを中心に今シーズン最多となる約12万箱(1箱20キロ)が上場。木箱やコンテナ箱が所狭しと並んだ市場では、競り人たちの威勢の良い掛け声が飛び交い、活発な競りが行われた。 今年は生育が早かった影響で、入荷が平年より数日前倒しになり、10月23日から有袋ふじを中心に本格化しその後、連日6~9万箱が上場。今月3日にはサンふじ中心の入荷に切り替わり、市場は活況となっている。 6日は今シーズン最多の11万8081箱が上場し、リンゴが建屋内に入り切らず、屋外にも大量の箱が並べられた。このうちサンふじが9万1339箱で全体の約8割を占め、王林が1万3432箱、有袋ふじが9740箱と続いた。サンふじ(上実)の相場は高値1万1880円、中値8100円、安
立山黒部アルペンルートの立山駅と美女平を結ぶケーブルカーの混雑を緩和しようと、運行会社の立山黒部貫光や富山県が今年度、本格的な対策に乗り出す。 富山県側の入り口にあたる立山駅で長い待ち時間が生じれば、観光客の満足度を低下させかねないためだ。 連休の合間にあたる今月1日、ケーブルカーの立山駅は観光客であふれかえり、午前10時過ぎには午前中の切符が全て売り切れた。愛知県刈谷市から訪れた観光客(45)は切符を購入できたが、乗車時間は2時間後。「まさかこんなに待つとは。どうやって時間を潰せばいいものか」と困惑していた。 繁忙期、立山駅での「ケーブルカー待ち」は常態化している。特に入山者が多い午前が深刻で、待ち時間は5時間に及ぶこともある。立山駅から先はマイカーの乗り入れが制限されているため、ケーブルカーに乗らなくてはならないが、乗車定員の制約から1時間で約700人しか運べない。そのため、鉄道やバス
JR三江線の廃止まで1か月となる1日、沿線にある江津市川平町南川上の川平駅前で90年近く住民に愛されてきた桜の老木が伐採される。廃線後、同駅に乗り入れる代替バスの回転場になるためだ。開花を前に、廃線より一足先に姿を消す老木の最後を、地元の人たちは感謝で見送る。(岡信雄) 川平駅のある石見江津(現江津)―川戸駅間は1930年に開業。桜はこの頃に植えられた。例年4月10日前後に満開を迎え、住民の目を楽しませてきた。かつては花見の時期にぼんぼりがともされ、ござを敷いて夜桜を見物する客でにぎわった。 駅前で暮らす女性は「桜の花を見ると、今年も春が巡ってきたなあって思うの。なくなるとさみしい思いです」と言葉を詰まらせた。 近くの保育施設「松平児童館」では、春になると子どもたちが駅前に散歩に出かけ、桜と記念撮影するのが恒例行事になっていた。同館も、近くを流れる江の川の治水対策工事に伴い、この春で閉館す
都心・三宮の再整備を進める神戸市は27日、三宮駅南側交差点に一般車両を入れなくし、一帯を人と公共交通優先の空間に改造する「えき●まち空間基本計画案」を発表した。30年後の再整備完了を見据え、「美しき港町・神戸の玄関口」というテーマにふさわしい景観を整えるため、沿道の建物の外観に「景観デザインコード」を設定する。 同日の都心三宮再整備推進会議で、三宮駅南東に建設する高層バスターミナルビルの基本計画案とともに発表した。JR、阪急、阪神、市営地下鉄、ポートライナーの六つの駅と街をつなぐ一帯を「えき●まち空間」と位置付ける。 フラワーロード(南北軸)と中央幹線(東西軸)の交差点を「三宮クロススクエア」とし、南北軸にバスや路面電車などの公共交通を通す以外は歩行者の空間とする。イベントなどにも活用。周辺には駐車場や駅前広場を整備する。 デザインコードは、クロススクエアに面する建物の低層部を奥行き4メー
日本アムウェイOne by One財団(東京都渋谷区)は、かさ上げした陸前高田市高田町の中心市街地に交流施設を建設する。交通機関の拠点となる交通広場の隣接地を予定し、交流スペースや育児支援施設、観光案内などを設ける。12月着工し来夏の完成を目指す。 同財団の東北復興支援プロジェクトの一環。震災発生直後に支援を申し出たが建設場所が無く、改めて昨年3月に関係者が懇談し、市が申し出を受け入れた。交通広場やJR東日本のバス高速輸送システム(BRT)の「新陸前高田駅」の隣接市有地約2千平方メートルを無償貸与し、整備費は同財団が全額負担する。 施設では市内の子育て支援団体や障害者就労支援事業所などが入居し育児支援やカフェを展開。観光案内機能も予定しており、幅広い世代の住民や障害者、観光客が集う交流施設を目指す。8月に設計デザインが決まる。 【写真=交流施設の建設予定地と中心市街地のイメージ図】
ジェイアールセントラルビルや名古屋市交通局は二十三日、名駅の複合ビル「JRゲートタワー」に四月一日から、新たなバスターミナルを開設すると正式発表した。これまで周辺の路上にあった路線バスの停留所が名駅に直結する形で集約され、利便性向上が見込まれる。 市バスなどが名駅に乗り入れるターミナルはかつて、松坂屋名古屋駅店が入っていた「名古屋ターミナルビル」内にあったが、ビル建て替えに伴い二〇一〇年十二月から停留所を周辺の路上に分散させて設けていた。 旧ターミナルは一階がジェイアール東海バスなどの高速バス、二階が市の路線バスの乗降場所で計約九千百平方メートル。新ターミナルは高速バスが駅西口に移ったことなどにより、一階部分だけの約六千三百平方メートルと広さは三分の二に縮小する。
国土交通省 道路局 企画課 道路経済調査室 課長補佐 神山 泰 TEL:(03)5253-8111 (内線37632) 直通 (03)5253-8487 FAX:(03)5253-1618 [詳細はこちら] 国土交通省 関東地方整備局 東京国道事務所 副所長 西尾 文宏 TEL:(03)3512-9090 (内線204) FAX:(03)3512-9889 PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。 左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。 Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。
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