Exodus Intelligenceの研究員Nitay Artenstein氏は、広く普及しているBroadcomのWi-Fiチップセットに脆弱性があることを発見し、ラスベガスで開催された「Black Hat」カンファレンスで米国時間7月27日、調査結果を発表した。 この脆弱性を利用すると、ハッカーはWi-Fiを通じてリモートで携帯電話を乗っ取り、クラッシュさせることができる。ハッカーが無線を通じて攻撃するためには、ユーザーの携帯電話のWi-Fi到達範囲内に入りさえすればいい。Artenstein氏によると、ユーザー側がWi-Fiに接続している必要はなく、Wi-Fiを有効にしているだけで攻撃を受けるという。 この脆弱性に対するパッチは多くの端末に適用されているが、特に古い機種では、まだ多くの端末が脆弱なままに置かれている。 脆弱性が見つかったのは「BCM4354」「BCM4358」「BC
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