昨年日本でも猛威を振るったランサムウェア「Locky」が、再び感染活動を活発化していると海外で報告されています。ご用心を。 映画や小説などでヒットした作品の続編が出ることはよくあります。それはサイバー犯罪の世界にも当てはまるようです。昨年日本でも猛威を振るったランサムウェア「Locky」が、再び感染活動を活発化していることが海外で報告されています。システムにランサムウェアを感染させるため、細工したMicrosoftのWordファイルなどをスパムメールに添付して送りつけ、受信者に開かせるという攻撃方法の大枠は変わっていないものの、攻撃者はそのスキームに興味深いひと手間を加えています。 ※検証のため危険なファイルにアクセスしています。実際にスパムメールを受け取った際にはそうした操作を行わないでください。 攻撃手法 Lockyをダウンロードさせる目的で拡散しているスパムメールの一例はこちらです。
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