取材・文:ラノベニュースオンライン編集長・鈴木 『竜殺しのブリュンヒルド』大反響を振り返る 東崎惟子先生インタビュー 第28回電撃小説大賞≪銀賞≫受賞作『竜殺しのブリュンヒルド』が、ライトノベル界隈はもちろん、ジャンルの壁を越えて大きな反響と話題を呼び続けています。エデンと呼ばれる孤島で竜に育てられたひとりの少女が、愛と復讐の炎を燃やし、竜を殺した実の父親、そして兄と向き合っていく本作。著者である東崎惟子先生に、物語の反響についての想いや作品誕生の裏話などをお聞きしました。 この反響は想定外だった――生まれる喜びとプレッシャー ――『竜殺しのブリュンヒルド』が発売されてから約半年が経ちました。重厚なファンタジーの世界で描かれる愛と復讐の物語には、SNSをはじめ多くの感想が今も寄せられています。あらためて現在の心境をお聞かせください。 東崎:本当にありがたいことで、反響は予想よりも遥かに大き