今、日本のAppStoreで「The Coffee Inc 2」という経営シミュレーションゲームが人気を博しています。その人気ぶりは、アプリストアランキングで一時マインクラフトやスイカゲームを超えるほ...
『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』について ――まず、「SHADOW OF THE ERDTREE」の舞台やストーリーについて教えてください。 今回のDLCの舞台となるのは、本編に登場しなかった新しい場所です。影の黄金樹がそびえる「影の地」が今回の舞台になります。ワープする形で訪れる、完全に新しい場所です。 設定として、かつては本編の舞台である「狭間の地」の一部だったのですが、なんらかの理由によってそこから物理的に切り離されました。 ストーリーの主軸となるものはふたつあります。まず、ミケラというキーアートにも登場しているキャラクターです。ミケラが「影の地」に向かって、プレイヤーがそれを追っていくというストーリーになっています。もう一方は「影の地」の歴史、女王マリカの過去の物語です。 ――「影の地」はどういったマップになるのでしょうか。本編と同じくオープンワ
今回、「weeksdays」が紹介するのは 日本の椅子「ニーチェアエックス」です。 1970年生まれのロングセラーの椅子ですから、 見たことがあるという人や、 自宅にありましたよというかたも いらっしゃるかもしれません。 じつは伊藤まさこさんも、 実家でお父さまがパーソナルチェアとして 愛用なさっていたという思い出の椅子。 でも今、あらためて座ってみると、 ‥‥なるほど! この座り心地は、 強くおすすめしたくなります。 椅子といっても、作業用ではなく休息用で、 頭まで預けて「ほっ」とリラックスしたいとき、 最適なんです。 この椅子が、どんな経緯でできたのか知りたくて、 現在、ニーチェアを製造販売している株式会社藤栄の 一柳裕之さんにお話をうかがいました。 この椅子をつくった新居 猛(にい・たけし)さんの物語、 日本だからできたものづくりの凄み、 高度成長期からバブルを経て現在へといたる道の
本田雄が語る『君たちはどう生きるか』- ロングインタビュー by Matteo Watzky | Dec 29, 2023 | インタビュー | 0 comments キャリアの初期から「師匠」の異名を持つ本田雄は、アニメ界で最も優秀なアニメーターの一人である。アトリエ戯雅にデビューした後、1980年代と1990年代の大半をスタジオガイナックスで過ごし、『 トップをねらえ!』、『ふしぎの海のナディア』、『新世紀エヴァンゲリオン』などでガイナックスを代表する作品に携わった。退社後は、今 敏や押井守といった業界屈指の名匠たちの作品に手を掛けた。 宮崎駿監督の最新長編『君たちはどう生きるか』の作画監督を務めることが発表されて、本田氏の評判はさらに高まった。 本田氏のタッチは映画で強く感じられ、アニメーターの井上俊之氏と山下明彦氏とその制作について話し合ったとき、私たちはこのことについてもっと知り
2023年M-1グランプリにて、初代王者・中川家以来のトップバッターで優勝という、圧倒的強さを見せつけた超新星・令和ロマン。ボケを担当し、自他ともに認める「お笑いオタク」の髙比良くるまが、その鋭い観察眼と分析力で「漫才」について考え尽くします 【番外編・M-1決勝直前インタビュー】「現時点でネタはとりあえず4本ぐらいに絞ってます」 史上最多8540組がエントリーしたM-1グランプリ2023。本連載で昨年のM-1や漫才についてを過剰に考察し、主観客観さまざまな視点から鋭い分析を見せてくれた髙比良くるまのコンビ・令和ロマンがついに決勝の舞台に躍り出た。芸人である以前にM-1の大ファンでもあるくるまに、決勝を控えた今、何を“考察”しているのか話を聞いた。 取材・文 斎藤岬 ――『M-1グランプリ』決勝初進出おめでとうございます。今回は連載番外編として決勝前の準備について聞かせてください。準決勝か
インタビューと文章: 榎並紀行(やじろべえ) 写真: 関口佳代(撮影/本多康司)古くからの別荘地として知られる軽井沢。別荘というと富裕層など特別な人が持つものというイメージがありますが、近年の軽井沢では、そのような限られた人だけではなく、さまざまな人がコンパクトな家を建てるケースも増えているといいます。また、軽井沢の家を本宅として定住する、デュアルライフの拠点として長く滞在するなど、従来の「別荘族」とは異なるライフスタイルも生まれている模様。 建築家・福岡みほさんも軽井沢の豊かな森に魅せられ、6年前、地元の愛媛から拠点を移しました。現在は、軽井沢や東京、瀬戸内などで多拠点生活を送りながら、「森の家」をつくり続けています。 「軽井沢の森の中にいると、五感が蘇ってくる」という福岡さんに、軽井沢の好きなところや自然の中で暮らす魅力、また、森の家づくりにおいて大切にしている点などを伺いました。 福
フリーのライター・編集者として、アウトドア雑誌やウェブ媒体などで活躍している藤原祥弘さんの住まいは、新宿から京王線で18分の調布駅が最寄り駅。 都心から近いながらも自然が色濃い調布市の藤原さん的名所を案内してもらいつつ、犬を飼うために一軒家を買ったいきさつ、瘦せた土の庭を豊かにする方法、自然から必要以上に搾取しないアウトドアでの遊び方などを教わった。 藤原さんが調布に来た理由 藤原さんは昭和55年生まれの43才。私が知っている限り、日本有数の「少年っぽい大人」である。 アイドル的な意味での少年ではなく、オニヤンマを追いかけてどこまでも走っていくタイプのほう。 玄関の前には藤原さんが選りすぐった「まっすぐな棒」がたくさん。私も参加したことがある火起こしワークショップの材料だ ――藤原さんの出身はどちらですか。 藤原祥弘さん(以下、藤原):「小さい頃は宮崎県に住んでいて、そこは山も川も海も近く
人気アニメ「ガンダム」シリーズの生みの親として知られる富野由悠季監督がこのほど、KADOKAWA・ドワンゴによる“ネットの高校”N高等学校・S高等学校(N/S高)の生徒に向けた特別授業「学園生のための特別授業 富野講座」に登場した。富野監督は「富野由悠季です!」と一言のあいさつだけでマイクを置き、「わざわざ紹介する必要はないと思います。こういうことは時間の無駄。知らない人はネットで調べてください! 以上、次いきましょう!」と一喝し、ただならぬ緊張感が漂う中、授業が始まった。 ◇僕はもう死んでいくための準備を始めました 「監督が今、10代だったら何を目指しますか?」という質問に「そういう質問は、80歳を過ぎた年寄りにはナンセンスです。というのは、僕はもう死んでいくための準備を始めました。体の自由も利きません。苦しまずに死ぬにはどうしたらいいのかを考えています。ただ、あえて、どら焼きさん(質問
『ゴブリンスレイヤー』はその名の通り、ゴブリンを殺す者の物語だ。 『ゴブリンスレイヤー』が登場するまで、ゴブリンは多くの作品でやられ役(雑魚敵)として登場することが多く、ときには主人公たちに友好的な種族として扱われることすらあった。 しかし本作では、群れをなすことで人間たちを恐怖に陥れる狡猾かつ凶悪な敵として描かれる。そして、主人公はそのゴブリン退治に人生を懸けている。 RPGで例えると、魔王を倒す旅に出るわけでもなく、最初の村付近の草むらで戦闘をし続けているようなものだ。そんな地味な主人公で、物語が成立するのでろうか……? 本作は当初、ネット上の掲示板にアスキーアートで描かれたWeb作品としてスタートし、2016年にライトノベルとして出版され大ヒット。既に16巻まで刊行されている。2018年にはTVアニメ、2020年にはOVAとして製作された『ゴブリンスレイヤー-GOBLIN’S CRO
YouTubeキャリア YouTubeチャンネル「ライブドアニュース」にて2019年にシリーズ化された「ゲームさんぽ」。気象予報士や弁護士、精神科医、探偵といったさまざまなジャンルのプロとともにゲームの中を散歩するというスタイルが話題を集め、スタート時から100万再生越えの動画コンテンツを量産する人気企画です。 当初から中の人として「ゲームさんぽ」の企画制作を担当していたいいださんは2023年3月に独立し、株式会社よそ見を設立。個人チャンネルでゲームさんぽをリスタートさせました。大ヒット企画を生み出し続けるいいださんに、企画の着眼点や、愛される企業コンテンツの作り方についてお話を伺いました。 「特定の視点からあるものを見たとき、どんな言葉が生まれるか」が根っこにある ──いいださんは元々、出版社に勤務されていたそうですね。 そうなんです。美術の教科書を作る仕事をしていました。 ──そこから
◆ 2023年8月22日(火)更新 PS5の解像度、fpsについて「PS5は1080pの可変60fps」→「PS5は最大4Kの可変60fps」に修正いたしました。 8月25日(金)の発売が迫る、PlayStation®5/PlayStation®4用ソフトウェア『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア シックス ファイアーズ オブ ルビコン)』(以下『ARMORED CORE VI』)。本作は、パーツを組み替えてアセンブルしたオリジナルメカを操り、さまざまなミッションに挑むアクションゲーム「アーマード・コア」シリーズの最新作だ。 特集第1回では、本作のプロデューサーである小倉康敬氏と、ディレクターの山村優氏にインタビュー。『ARMORED CORE VI』の開発に至った経緯や、物語と世界観、メカならではのアセンブルやアクションなど、その魅力や見ど
「なんで上司はいつも厳しいことを言うんだろう」 「どうしてこんなに大変な思いをしなきゃならないんだろう」 懸命に仕事に取り組むほどモヤモヤとした気持ちが膨らみ、目標を見失いそうになったり、横道に逸れそうになったりする。 でもそんなときほど、目の前の仕事の「本質」を見極めることが大切です。 では、仕事の本質とは何なのでしょうか。その答えを求めて訪ねたのは、『うしおととら』や『からくりサーカス』などの人気作品で知られるマンガ家・藤田和日郎先生の仕事場。 藤田先生は著書『読者ハ読ムナ(笑) いかにして藤田和日郎の新人アシスタントは漫画家になったか』(小学館)で、自身の仕事場にアシスタントとして入ってきた新人マンガ家にアドバイスをする体裁で、仕事哲学を語っています。 『烈火の炎』の安西信行先生、『金色のガッシュ!!』の雷句誠先生、『ムシブギョー』の福田宏先生など、そうそうたるマンガ家を輩出してきた
本書は『土偶を読む』を丁寧に検証しながら、竹倉氏の自由な「発想」は批判されるものではないが、「検証」があまりに杜撰で、学問的には説として到底認められるようなものではないと結論づける。さらに、竹倉氏の本が、世に受け入れられていった経緯についても検証を重ねていく。 専門知識はあれど一般社会と乖離しがちな学術の世界。専門知識はなくとも影響力を持つ「識者」という存在。わかりやすい物語を欲するメディアと読者……。これらの交わり方によって、事実はときに大きく歪む。〈『土偶を読む』ブーム〉を超えて、我々は「複雑な知」とどう向き合うべきなのか──。望月氏に話を聞いた。 発想は批判されるものではないが、検証が杜撰だった ──『土偶を読む』刊行直後から、望月さんは、竹倉さんの説に疑義を呈していらっしゃいました。従来、土偶は、人間、主に女性をかたどったものだとされてきました。しかし『土偶を読む』で竹倉さんは、土
メディアに多数出演、 Twitterでの独自のキャラクターにファンも多い ロシア軍事研究家の小泉悠さんに、糸井重里が ウクライナ戦争の話をうかがいました。 なかなか語るのが難しい話題ですが、 軍事オタク出身で、ちょっとしたユーモアや キャッチーな話題などもはさみつつ、 やわらかく語ってくださる小泉さんのお話は、 身構えず、落ち着いて聞くことができます。 日本で暮らす私たちはこの戦争について、 どんな軸を持てばいいのだろう? 「知っておいたほうがいい部分」や 「考えておくべき部分」は、どこだろう? 戦争や軍事との向き合い方を考えるための なにかヒントになれば、と思います。 *2023年5月「生活のたのしみ展」でおこなわれた 「ほぼ日の學校 特別授業」を記事にしたものです。 >小泉悠さんプロフィール 1982年千葉県生まれ。 民間企業、外務省専門分析員などを経て、 2009年、未来工学研究所に
小林氏: ありがとうございます(笑)。少し時間はかかりましたけどね。 自社パブリッシュだったので「海外にパッケージ版を流通させる」のは難しい体験でした。いろいろな勉強になりましたね。海外版はアメリカのLimited Run Gamesさんと提携して出したんですが、国内版はほぼすべて自社パブリッシュで、流通だけお任せするという感じでした。 ──地域的な内訳はどのような感じだったんでしょうか。 小林氏: 30万本くらいが国内で、それ以外が海外。一番売れたのは北米です。順位的に言えば北米・中国・日本がTOP3になりますね。デザイン的には日本っぽいので、アジア圏はともかく、北米は少し意外な感じはしました。 ──パッケージ版とダウンロード版の売り上げの割合みたいなものってどうでしたか。 小林氏: 約90%くらいがダウンロード版です。ダウンロード版が先行していて、パッケージ版が後からだったというのもあ
ホーム > 映画ニュース > 2023年8月2日 > 話題沸騰中「ヴァチカンのエクソシスト」 SNSで人気のプロデューサーが日本のファンに感謝「日本に大きな借りがある」 話題沸騰中「ヴァチカンのエクソシスト」 SNSで人気のプロデューサーが日本のファンに感謝「日本に大きな借りがある」 2023年8月2日 09:00 ラッセル・クロウ主演のホラー映画「ヴァチカンのエクソシスト」7月14日に公開されたラッセル・クロウ主演のホラー映画「ヴァチカンのエクソシスト」が、今なおSNS上でバズり続けていることをご存知だろうか。エクソシスト映画としての強度もさることながら、クロウが演じたアモルト神父のキャラクターとしての魅力、バディ・ムービーとしての側面、脳裏に焼き付く描写等々……日本の映画ファンによるファンアートが多数投稿され、巷では「推したい!」「語り合いたい!」という人々が増え続けているのだ。 本作
満席の映画館で『千と千尋の神隠し』を 立ち見した「原体験」 鮮烈な初連載を飾った『ファイアパンチ』、傑作読み切り『ルックバック』『さよなら絵梨』、そして現在は「少年ジャンプ+」にて『チェンソーマン』第二部が絶賛連載中の鬼才・藤本タツキ。藤本と言えば、SNS上等でたびたび言及される「映画愛」が印象的だ。中でも、スタジオジブリ作品には特に思い入れがあるようで、藤本ファンの間では有名な話になっている。 そこで本インタビューでは、『スタジオジブリ物語』(鈴木敏夫・責任編集)の刊行を記念して、はじめてまとまった形で「ジブリ」について、1時間ぶっ通しで語ってもらった。満席の映画館で『千と千尋の神隠し』を立ち見した「原体験」の個人史から始まり、『もののけ姫』の分析や宮﨑駿監督への想い、そして自身の創作術まで、藤本タツキのエッセンスが垣間見えるインタビューを一万字の大ボリュームでお届けする。 満席の映画館
ニューヨークにユニクロが世界初のグローバル旗艦店をオープンしたのは2006年。そこからの快進撃の陰には、最初に出会ってから15年間毎週早朝から始まる、柳井正と佐藤可士和のふたりのOne to Oneの時間があった。対談前編をご覧ください。(後編はこちら) 「可士和さん、ユニクロの世界戦略をやってもらえませんか?」 初対面でファーストリテイリング代表取締役会長兼社長の柳井正氏が発した言葉がすべての始まりだったーー。 柳井 そもそも僕はクリエイターという職業を信用していないんです。名乗っている人の95%にはクリエイトする力がない。つまり自分でものがつくれない人が多い。そんな僕に、ある知人が「佐藤可士和というクリエイターがいるので、ぜひ会ってみてくれ」と言ってきた。でも僕はずっと断っていたんです。そうしたら、その人が「NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』という番組で、可士和さんが取り上げら
藤井隆さんが50代になったことを“何とも思わない”理由 「歳を重ねることに、ポジもネガもない」 公開日 | 2023/05/22 更新日 | 2023/05/22 大人になるにつれ体力や気力の衰えを感じ、年齢を重ねることについてネガティブな印象を持つ方もいるかもしれません。そんな中、年齢を感じさせない活躍を見せている人は、自身の変化をどのように捉えているのでしょうか? 今回登場いただくのは、お笑い芸人、歌手、俳優、司会者、さらに音楽プロデューサーと、多方面で活躍する藤井隆さん。2022年に50歳という節目を迎えた藤井さんは、自身の年齢については「何とも思わないですね」とあっさり。年齢を重ねる中で感じる心身の変化についても、「しょうがないですからね」と微笑みます。 藤井さんは、なぜそんなにも自然体でいられるのでしょうか。お話を伺っていくと、私たちが普段忘れがちな、当たり前の事実に気付かされま
※この企業の求人は現在掲載されていません クリエイティブディレクター・牧野圭太が、2021年初頭に新たな会社を立ち上げた。名前は「DE(ディーイー)」。接頭辞の「DE=脱」が由来で、「逸脱」や「脱線」がテーマになっている。 これまでも様々な場で“これからの広告の在り方”を提言してきた牧野は、広告という仕事を通じてESG/SDGsに取り組み、自身の理想の実現を目指していくという。 今でこそ、多彩な仕掛けで注目を集める彼だが、数年前には会社員として苦しんでいた時期があったという。どのようなきっかけがあって、現在のような立ち位置を確立したのだろうか。その過程に迫った。 広告は「企業の問題解決」から「社会の課題解決」へ ーーDEは英語の接頭辞「DE =脱」が由来になっているそうですが、なぜこの社名にしようと考えたのでしょうか? 僕は2015年に博報堂を退職して文鳥社を立ち上げたのち、広告クリエイテ
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